2011サローネ情報最終回





ミラノの街で、目に付いた日本の国旗



日本人のデザイナーの展示があるのかしら?と覗いたのですが、額縁屋さんでした。



丁度お店の方が出てこられたので立ち話しになり、’とても大変な災害だったね〜



でも日本人の我慢強さと礼儀正しさには本当に頭が下がるよ! がんばって欲しい!



それだけの気持ち’ と爽やかにささやいて行かれました。













これは、トリエンナーレ会場での椅子のコンペ、




100脚を超える椅子の中にはこんなものも!




これはエコロジーの活動をしている人達の資金集めのコンペです。

















ミラノサローネのは、家具の展示会から端を発して今ではミラノの街を上げての文化活動


それに触発されて増え続ける展示+世界中からの参加者、観客、ファッションウィークを有に


3倍は超える人達を動員出来るまでに成ったのですから、デザイン展では世界一でしょう。






毎年、レクサスに始まって、キャノン、電気機器メーカー等のインスタレーションが素晴らしく


ミラノの友人達も注目しています。 今年は、その数が少し減りましたが、やはりキャノン等、


来場者が感激していました。













同じトリエンナーレ会場では、サローネ50周年を記念して、この50年間のデザインに貢献した


デザイナーを始め、メーカーの人達、マエストロの写真と代表作が飾ってありました。







今、六本木の21、21で開催中のエットレ ソットサス+倉俣 史朗さんの展覧会が


5月末までの開催予定が2ヶ月延びたそうです、若し未だの方は是非いらしてみて下さいませ。




エットレ ソットサスの88歳から90歳で亡くなるまでの晩年の作品だけが展示されています、


之にはバルバラ ラディーチェ女史の意向が強く反映された様子ですが、とても斬新で、今までと


全く違う角度からのデザインです。















1980年代、一世を風靡した’メンフィス’!



エットレ ソットサス、60歳代のム―ブメントです。







私の親友、クリストフ ラドル氏は、’エットレも60歳代にデザイン界での重要な事をはじめた


ので、僕ももう少し時間が許されているよね?’ と?



クリストフ ラドル氏は既にインテル二誌のアートディレクターとして確固たる地位に就いていて


インテリア業界の重要なクライアントの広告等、高名なグラフィックデザイナーとして活動されて


いるのに、まだ、夢は遥か高いところにあるようです。






エットレ ソットサスと倉俣 史朗さんに共通した点は沢山あると思いますが、


両者とも一緒にスタディオで働いた人達が皆いろんな分野で才能を発揮し大変大きな仕事をして


おられるという事! どこでも天才の元では中々子孫が育たないように言い伝えられますが、


この点、両者はとても違った育て方をされたのでしょうか? 育つ環境を作られたのか?






二人は既にこの世を去られましたが、その絶える事を知らなかった情熱と制作意欲は今も一緒に活


動された子孫に受け継がれ、次世代へとバトンタッチされています。






何と素晴らしいことでしょう!
























ミラノのオープンマーケット









ミラノのもう一つの魅力―オープンマーケット



週に2度程、街のいろんな広場で開かれます、ここはブレラの近くのサン マルコ広場



特に野菜がいろんなところから来ていて色も鮮明で、同じトマトでも10週類くらいの

違いがあって、モッザレラチーズには、この丸い真っ赤なトマト、スパゲッティには

ちょっと長いトマト、サラダには小さめのトマト等々、、、、、、、



シンプルなイタリアリア料理にも材料の吟味は奥が深そうです。


















手前の野菜がカルチョッフィー鍋に敷き詰めて、少量のオリーブオイルを入れて


被るくらいの水とイタリアンパセリを入れて煮込みます、45分位でしんなりしてとても


おいしいカルチョフィーが出来上がります。


最近東京でも、スーパーで見るようになったもののやはり本場のはおいしいです。

















価格的に差を感じるのがチーズの値段、こちらでは主食に近い消費量なので、


値段もとても安いです。普段のお宅では、特別な日の夕食でない限り、パスタに始まって、


そのときのチーズとサラダで終わり! デザートがある日もあるし、果物だったり、、、、、


だからチーズの美味なのと価格もとても大切だと思いました。
















特にベジタリアンではないのですが、オープンマーケットの野菜のおいしさは格別です。


細かく調べると、スーパーの方が安い様子ですが、味が数段違う気がします。


最も、シーズンの野菜を20店舗以上出ている野菜屋さんが同時にコンペをしているようなもの

なので、やはり差がでるのでしょう。



アスパラガスの上に見えるグリーンの野菜は’プンタレラ’


南イタリアの野菜ですが、今は大流行りで、細かく刻んでアンチョビのたたいたものと

オリーブで頂きます。春と秋に出て来て、よく密輸しています。




先日、東京のイタリアンレストランでもメニュ〜に出て来て試したのですが、キャベツみたいな

別物でした。。。。
















ある時、エットレ ソットサスのパートナー、バルバラサンが食事に招待してくれたので、

少し早く行って、ちょっとお料理を教えてもらいました、まず驚いたのが、調味料は

塩とオリーブオイルだけなのですが、塩だけでも5、6種類の塩を用途によって使い分けます。




パスタを茹でるお湯は、海水くらいの塩分ー味わってみると、ペッと吐き出す位の塩分の濃さです。

そのときは、水晶のように透明な固形の塩を使っていました。



サラダや、温野菜には、限りなく薄いピンクの粒子の細かい塩を。



お魚を塩で固めて焼く時は、粗塩を卵の白身で混ぜてお魚を覆って焼いていました。





今週末はキリスト教の祝日で、’ ボン パスクワ!!’と、言い合って御祝いしています。

























ミラノのドウモ周辺―新たな展示が!





数百年の時を経て完成したミラノのドオモ



いつ来ても圧倒する美しさと人々の宗教に対峙するエネルギーの深さを感じます。



何度来ても鳥肌が立つ位感動します、キリスト教と何の関係もない私ですらそうなのですから、、
、、、、、、、、


















今年はサローネ50周年記念で街角のいろんなところでデザイン展があります。




ドオモの傍にも白い大きなテントが立ちサローネの事業主体である’コスミット’が新たな展示を!















ドオモの横の高級デパート、リナシェンテのショーウィンドウ。



最近、投資会社が入って全館改装されて、綺麗に高級品のデパートに生まれ変わりました!



去年、隈研吾さん達の作品が展示されていた所です。



今年もインテル二の主催の大学でのインスタレーションを担当した人達の作品がありました。




日本で活躍する’ NICOLAS GWENAEL’ さん、東京のご自宅のキッチンはキッチンハウスの


キッチンが入っているので、伺った事があります。














ミラノ大学でのインスタレーションに続いて、リナシェンテでも作品を発表されていました。




ミラノ大学でのスピーチでは、日本で仕事をしていて欧米との違いを聞かれて


‘全てが違いますが、特に建築の場合、デザインもさることながら、建築にかかる時間を問われる


質より時間、質よりコストパーフォ〜マンスの重要性がプライトリティーなのがとても相違点’


としっかり問題点を話されていました。。。。。













照明のデザイナーで追従を許さない’インゴー マウラー’氏の展示




忙しい目抜き通りを歩く人達の注目を一心に集めています!




私も随分前、ドイツのケルンの国際見本市の時に、見本市会場に行く長い、長い橋の中を


インゴーマウラー氏が照明を展示されていました。真っ暗な橋の中を長い間、腰を曲げて


勿論大人が立って歩く程の高さは無いのですから当然ですが、、、、、、


とても感激したのを思い出します。




それから有に20年は経つでしょう、変わらない新しさを表現されていました!




ミラノのサローネは終わりを知りません、、、、、、、、























フォーリサローネ ミラノの街から






ベネツイアグラスの老舗ーベニーニの50周年記念展示会が美術館でありました。

古い由緒ある建物の中で、ムラーノが生んだベニー二がとても光り輝いています。






ミラノサローネの飽きない所は、街のどのコーナーでもこのような展示が繰り返されています。

全て見て歩くのは不可能なので、皆どこが良かった!と意見交換が交わされます。














何度もこのブログに登場するマリーロー ジュジェト女史、元ポンピドーセンターの

キュリエーターのトップでした、今はフランス政府の保存美術品の審査員をしているそうです。

いつ会っても生き生きとして目的を持って生きている姿に憧れます!




今回は特に、震災の後で、特別なレストランでご馳走してくれました。

ミラノのモンテナポレオーネ通りの真ん中に最近出来たレストラン―朝と昼だけのレストラン

中庭があり、ギャルソンがとてもきびきび動いて素敵です。








マリーローのこよなく愛する日本!




彼女が手がけた展覧会の中でも、コルビジェと一緒に家具のデザインをして来たシャーロット

ペリアンが第2次世界大戦が勃発し、日本に勉強に来ていたシャッロットが帰国出来ず

何年間か日本にとどまり、そのお陰で、彼女は坂倉順三さん、柳 宗理さんらを通じて

桂離宮、修学院離宮らの日本の美しさを教えられ虜になっていきます。。。。。







その彼女の展覧会を世界に向けて企画したマリーロー、彼女も日本の美しさの虜になります。

3年くらい前来日して京都を案内しましたが、私の方が案内されたと言って過言ではありません。

そんな背景があるので、今回の地震については人ごとのようには感じられなかったのだと思います。














再び、ロザンナ オランディ女史のお店に行きます。

会期中何度も脚を運びたくなる所です。





元工場をこんなに楽しい空間にして、若いデザイナーとそれを販売したい会社に繋いだり、

無名のデザイナーを掘り起こし展示して、ピックアップされる機会を待っています。





このゆったりしたぶどう園のお庭には若者+元若者で一杯!





展示会で歩き回った疲れをここでゆったりと癒す事が出来ます。。。。。。












思わず買ってしまった‘チープムラノ’ と題する廃品に成ったペットボトルのグラス

名前も何とユ〜モアたっぷりなんでしょうか!(本当はちょっと高かった?)




手に取ってあまりの愛らしさに飛びついてしまいました。

こんな楽しい食器、グラス+ランチョンマット 生活の小物で一杯です。












何気なくお店に佇む ロザンナ オランディ女史、誰にでも声をかけてとても気さくです。

世界中から、彼女に認められたくてやってくる若いデザイナーで一杯です!



楽しいデザインの会話が絶えません、、、、、、、、




このまま夜に成っても、彼女はキャンドルを持って中庭に立ち皆と話しています。




きっとここにいるのが一番幸せなのでしょう、、、、、、、勿論お邪魔している私たちも!























フォーリサローネのトルトーナ展示







トルトーナエリアが活発な活動を始めたのはかれこれ10年くらい経つかも知れません。



最初は若者が倉庫を借りてアバンギャルドに始めた活動でしたが今や市民権を得た大きな動きです



サローネに行くとまずはトリエンナーレに行って、サローネ会場、街の中心を廻って、

それからこのトルトーナは、避けては通れない重要な所に成りました!



6、7年前にアルマーニが安藤忠雄氏に建築を頼んで展示会場が出来てからこのトルトーナは

世界のメヂアの注目の的!



今年は車のMINIがミラノのいたるところで展示会を開いています。


毎年、ミラノ人達が楽しみにしている‘レクサス’の展示がここ3年見られないのが残念です。


多くの人達が、’レクサス’をTOYOTAと無関係に考えていました。それが‘レクサス’の

高級車のイメージ作りだったのですから、目的は達成出来た事になります。。。。。。










キャノンのインスタレーションはとても素晴らしいです!



ある年は‘淋派’の長谷川等伯、尾形光琳らの日本画を完全にコピーして蒔絵にしてみせていました

誰もがコピーとは思わないインスタレーションで、キャノンの力を示していました。



今年も光が飛び交って、映像が移り変わり、見ている人達は時間を忘れて佇んでいました。



商業効果が目的でしょうが、もうその域を超えて人の心を掴んでいます!









この儚さ、このたおやかさは日本のかけがえの無い美しさでしょう、、、、、、



はかない紙の器が世界中の人達を夢中にしています。








3、11の日本がひっくり返る程の天災の後、地道な日本人はこうしてミラノで発表して


日本の底力を見せてくれています!(本当に嬉しいことです)


余談に成りますが、勿論今回の地震の様子は嫌でもテレビ等で見ている友人達が


必ず口にするのは、‘日本人は底力があるから必ず立ち直るでしょう、それは全然心配してない


きっと以前よりもっと幸せな社会を作れるでしょう、、、、、、’と、本当にそう信じます!









ちょっと気になるムーブメント!



この素材は、アルカンタラー合成皮革ですが、最近は価格的に熟れて来て良く使われる材料



それに気になるのは、このタグ!



‘ブズネリ’ーB#Bの創設者の名前です、風の便りに聞いたのですが、ブズネリさんが


ブルガリとは別のアクティビティを始めたとか?



飽くなきデザインの追究は終わりを知りません、、、、、、


もう少しサローネ情報が続きます、、、、、、















今年の話題―エルメスの家具達






今年の話題はやはりエルメスの家具の到来!



坂 茂氏が電話をくれました、オープニングへの招待です。



坂 茂さんがいつも紙の紙菅を持って、’これで建物を建てたいんだよ!’と盛んに訴えていたのは


今からどの位前でしょうか?多分30年くらいは経つでしょう、、、、、




それが今では世界を代表する建築家になって、、、、、、、


ポンピドーセンターのメッツのオープンの次はエルメスの家具のインスタレーションです。











左から、坂 茂氏、中央がインテル二の編集長 ジルダ ボヤルディー女史、坂さんの

フランスの仕事のパートナー ジャンピエール氏。



このオープンには家具のデザインを担当した、エンゾーマリ氏、 アントニオ チッテリオ氏

世界中のデザインの関係者達が集まっていました、たぶん今回のサローネのビッグイベント

になるでしょう!












家具はとても精密に作られていて、デザインも素晴らしいし、革のステッチもハンドバッグと

同じような熟練された職人の手仕事を感じさせていて、それは素晴らしいです。



やはりファッションのトップメーカーの仕事を感じます。



イタリアでのデザインの最高のポジションにある、チッテリオ氏とエンゾーマリ氏、

人選にもかなりの紆余曲折があったと伺いましたが最終的な仕事は素晴らしいです。。。。。

うっとりする仕上げに、誰かが口にする値段を聞きそびれてしまいました、、、、、












左がこのサローネを世界で一番大きな、一番重要な、一番話題を集めるイベントにした


立役者―ジルダ ボヤルディー女史、いつも絶やさない笑顔の奥に計り知れないエネルギーと


夢が詰まっているのを感じます。。。。。‘デザインの世界じゃ無かった彼女をここまで育てたの

は、彼女のヒアリングの凄さと探究心!’と友人のクリストフ氏が教えてくれたのを思い出します

クリストフ ラドル氏は、インテル二誌のアートディレクターですが、いつもジルダ女史の

飽くなき探究心を褒めています。いつも、エットレ ソットサス、アンドレア ブランジ氏から

新しいデザインのアイデア、コンセプトを聞き、それを紙面に具現化していったと、、、、、、



そして、サローネでは街でのデザイン活動を率先して動かして行き、大学でのイベント

お城でのインスタレーションを実現し、2、3年前、ミラノ市から名誉ある勲章を授章されたと

か、、、、、、、、屈託の無い笑顔の奥に秘める情熱に感動します。





右は、グランドホテルのオーナー、ダニエラ ベルタツイオー二女史、


老舗のオーナーの4代目として事業を大きくしていく反面、現代アートの育ての親でもあります。


いつも彼女のファンで、憧れています。


去年の夏、上海の60階にあるオープンバーで、隈研吾氏とドリンクをしていたら、


少し離れたところで夜景を見ていたフランス人の男性に声を掛けられていました、、、、、


いくつになっても魅力的なダニエラさん。いつも一緒にいて話題に事欠かない素晴らしい女性!












中央の紳士はピンツー氏と、ダニエラが教えて下さいました。


70年代、活躍したインテリアデザイナー(言葉は違っていました、クライアントに素敵な空間を

演出する仕事!!と言っていました)


アントニオ チッテリオ氏が丁寧にご案内されています。



会場は、素晴らしい家具、インスタレーションで一杯ですが、


それにふさわしい素敵な方達で一杯でした!


デザインの都ミラノに乾杯!











フォーリサローネ






ロザンナ オランディー女史の小物のショップ!




というよりここまで大きな活動に成ると,もうミュ〜ジアムのようです。




若いデザインナ―、知られていない作家の素晴らしいものを掘り出したかったら、

まずこちらへ!



彼女の審美眼に会った作品達が所狭しと展示して俣、ショップで販売されています。










市内の中心からはタクシーで10分位!



でもいつ来ても沢山の人達で賑わっています。



世界中から若者が作品を持ち寄り、それを大切に育てて、販売しているロザンナ オランディー





パトロンという言葉が未だ存在している成熟した社会がちょっと羨ましいです。







もし坪当たりの販売効率とか、フィジビリティだけで計算したら全く成り立たないショップでしょ

うが、彼女の大切にするクリエイティビティや、知的幸せからすれば、ここは天国!











捨てているミネラルウオーターの空き瓶を利用してグラスにしたものがとても気に入りました。




名ずけて ‘チープ ムラノ’ (ムラノは高級手作りベネティアングラスの産地)




とてもユーモアがあって、嬉しくなります!














私たちの大親友―クリストフ ラドル氏―グラフィックデザイン事務所を経営していて


重要なインテリアの会社は全てと言っていい位彼らの事務所に広告を頼んでいます。



自らも、インテル二誌のアートディレクターで、いつも忙しい中、おいしい物を探すのには


エネルギーを惜しみません。。。。。。



勿論、和食が大好きでミラノの日本食レストランの常連!



‘もし もし’と電話すると、、、、、、、



‘サバの塩焼きお願いしま〜す’  といつも冗談!




何が美しいかはいつもこのクリストフ氏に教えてもらうことにしています!!














グランドホテルの姉妹ホテルーストラッフホテルで行われたアーティストの展示会!




ストラフホテルのデザインは全て彼の仕事だそうです。。。。。



幅広く広がるデザインの世界!



とどまる所を知りません、、、、、、、、、未だ未だ楽しい話があるのでまた後ほど!!




















サローネ会場





50周年を迎えるサローネ会場



ミラノからとても喧しい地下鉄に乗って30分



この騒音の中、声を張り上げて携帯電話で話している人達!



モスリムの黒いターバンをして買い付けに来ているイスラム系の人達



日本人かとすれ違ってみると、何やら中国を話している人達。。。。。。



世界は広いとまた感じる瞬間!




30年前に来た時は、会場も1/10くらいの大きさで、家具展という感じでしたが、、、、、



今や大きなイベントに成っています。



何よりミラノ市内でのイベントがとても充実しているのでこれほどまでの人達を動員できるのでしょう。










まずはポンピドーセンターの友人から聞いた話題のブースへ




プラスティック一途に50年!



モダンデザインの歴史のような会社です。



色が持つ力をふんだんに生かしてビビッドな商品群!



他社の追従を許さないブランド力!



沢山の人達で賑わっています。










ファッション会社のインテリア進出は続きます。



ミッソーニのコーナー





今年の話題はやはりエルメスでしょう!





後ほどオープニングの様子を御知らせします。




ファッション会社で、インテリアへの進出をしていない会社を探すのが難しいくらいです。




それにしても、エルメスは群を抜いていました。




メインの商品は、アントニオ チッテリオと、エンゾーマリ!




会場構成は、ポンピドーのメッツを設計した日本人建築家ー坂 茂さんです。














VITRAもカラフルです。



今年のメゾンドオブジェも大変カラフルでしたが、サローネも暖色で一杯です。




世界的な景気の不安定さからか、意識的に暖色が多く使われている様子です。




理由は別として、暖色の色使いを見ているととても安心して幸せな気分に成るから不思議です。












最近はどうしても椅子、家具達それ自身も素晴らしいのですが、彼らの商品の見せ方、


間仕切りの仕方のもとても興味があります。





金属で出来た工業製品を使った間仕切り、和紙のような素材を上手に使ったもの。。。。。




沢山の素晴らしい工夫が凝らされています、、、、、引き続きサローネ情報をご紹介します。


















50周年を迎えるサローネ デ モービリ





サローネ―国際家具見本市の50周年がやって来ました。



ファンションウィークより3倍以上の人達を動員出来るという事で、街を上げてのイベントです。






中でも、ミラノ大学での世界の建築家、デザイナー達のインスタレーションは素晴らしいです。


去年もこのブログでご紹介しましたが、ドイツの国際家具展より動員数を増やした一つの要因が


このインテリア雑誌―インテル二の編集長―ジルダ ボヤルディー女史の発案した


市内でのデザインショー!!(フォーリサローネ)





ミラノ王国時代のスファルツファオ城を始め、ホテル、公園、ブティック、レストランほぼ全て

がこのデザイン展に参加して皆で作っていくイベントに育て上げました。















特に4年目を迎えるこの大学でのイベントは本当に素晴らしいです。



昼も学生達と一緒に寛いでデザインを楽しめて、夜は12時までオープンしているので、


街の人達も夕食を終えて、訪ねて来て各デザイナーの工夫を凝らしたインスタレーションを

楽しんでいます。






最初は大学側とインテル二側でだいぶもめ事が会った様子ですが、之だけの経済効果を

生んだら、ミラノ市長さんも黙ってはおられず、すっかり問題が解決した様子です。

物事がスムーズに動きにくいイタリア、でもこんな時はすっかり纏まってしまう不思議さ!












サロ―ネの前日に開催されるプレスコンファレンス。



30年来の友人の編集長、ジルダ ボヤルディ女史は、忘れずに招待してくれます。



最初の年はイタリア語だけでしたが、3年前からはイヤホーンで英語、フランス語が選べます。



招待されている建築家、デザインナ―も国際的なので必然的な要求でしょうが、気配りがとても

快適です。












去年は隈研吾さんのインスタレーションが印象的で、私の友人のホテルのオーナーは

涙して感激していました。



今年は、インゴーマウラーの不思議な照明の家や、ザハ ハディンの空気の家、


マッシモ ピエラトリーのソーラーのオブジェクト等々、、、、、、


話題作で一杯です!!





デザインの持つ難しさよりは、楽しさ、幸せを送るディバイスとしての役割が強調された

展覧会です。





何より、デザインの専門家だけでなく一般の人達がエプロンを外して見て廻れるし

之からを担う学生達にはとても刺激的な経験だと思います。






今年もその感謝から、最後の日に学生側の室内楽のコンサートを予定しているそうです。



もめ事を前向きに解決したイタリア人らしい素晴らしい発想です。













之は、街での照明会社の新しいLEDのトライアル。。。。。


この光の傘の中では何が見えるのでしょうか?


何故?って伺うと、’ニューテクノロジー’と返って来ました。



今日から少し,ミラノの展示会をご紹介します。


















この世に桜がなかりせば、、、、、、






我が街、東京の一番美しい場所、最も綺麗なとき、こよなく愛する桜




これほど大きな被災、人災に遭遇するとは誰も考えておられなかったと思います。



被災地で今も、不自由な生活を余儀なくされている方々、愛しい家族を亡くした方々、

の事を考えるととても桜と浮かれてはいられません。





でもこうして日常のことができる幸せを感じ、明日を信じて楽しく嬉しく生きていく事が

何よりも明日の日本の将来にとって大切な事だと思います。










最近小さい事でも琴線に触れるようになったのですが、この千鳥ヶ淵のお花見で、


とても良い言葉を耳にしました。



もう80歳を有に超えた友人からですが、、、、




’はー半分に、ひー人並みに、ふー普通に、へ―平凡に、ほーほどほどに’



80を過ぎても美しいこの女性の口から自然に出た教え!



波瀾万丈に生きてこられた方からの何気ない言葉が身にしみます。










江戸300年、未だ未だ日本はその風習としがらみから抜け出ていない所を沢山目にします。




それは、良い場面で遭遇出来たり、、、、、他の国では考えら無い欠点として出て来たり、、、、



どの国も一つの政権が300年続く為には並大抵の統制では成り立たないのもわかります。



だから一番素晴らしく恐ろしい事は、日本人の中にその江戸時代の習慣が身に付きすぎていること

でしょうか?




外国の人達は、東北の被災者の方々のお行儀の良さと我慢強さを美しいと崇めます。

本当に立派な事です。




でも本当に口にせずに耐えた方が幸せな事でしょうか?


辛すぎて言葉にできないのはわかります。


でも、ちょっと誰かに心の奥の事を話せたら、その時、少しだけでも癒されるのでないでしょう

か?それは罪でもなんでもない人間の特権。



勿論大阪生まれの私にその意味の深さを計り知る事は出来ないのかもしれませんが、、、、、



心の奥で深く思っている事をシンプルに口に出す習慣は尊い事です。



何故ならとても強い力で解放されるからです!












人々の沢山の幸せな表情を見て来たこのお堀!



深い悲しみも、有頂天になるような喜びも、全て知って佇んでいるかのようです。





こよなく美しい日本!!



喜びの笑顔に溢れる国に戻る事を何より信じています。