コンクリートのキッチン





ローマのパンテオンを訪問した時に、屋上にぽっかり空いた大きな穴にもびっくりですが、


ローマ帝国時代に、既にコンクリートが使われていた事実にも驚愕!


ローマン コンクリートは現代のポルトランドセメントを使ったコンクリートと比較しても、


圧縮に対する強さは引けを取らないと聞いた事があります。




古代ローマ人が革命的な発明としたコンクリート、


スリランカで日常の家庭に使われているのに驚きました。





友人の別荘の客室に付いているキッチンですが、


清潔で御手入れ簡単、デザインがシンプルに納まってとても新鮮!












3ヶ月前にオープンしたコロンボのオランダ統治時代の病院を改装したショッピングエリア



コンクリートの屋外用椅子とテーブルは年中暑いスリランカにはもってこい。



世界の動向と同じくして、スリランカでも古い建物を改造してショッピングセンターや


レストランに改造するのが流行っていますが、コロンボでも、コロニアルな建物を


現代風に改造してブティックやレストランに!


其の共用スペースに重用されるのがコンクリート素材のストリートフアニチュア。




行き先をいろいろ案内して下さった日本人建築家曰くー’スリランカでは人件費が非常に


安いのでコンクリート表面を平滑にする研磨費用が大変安上がり



日常で多く使用されている’ との事!納得しました。













ジェフリーバワのハウス87のスイミングプール



元大統領のお嬢さんが管理されていて現在、


宿泊施設として準備中との事、それにしても


何と素敵なプール!




水場を好んだバワーならではのセクシーなデザインです。












やはり、ジェフリーバワーのルナ ガンガの寝室の壁面



なんて事の無い空間ですが、デザインされています。




ふ〜〜〜!

















チリワイン





チリ大使は大変気さくな方で、いろんな国の大使をご招待しての夕食会がお好きです。


今回は、クロアチア、アルゼンチン、スイス、オーストリア大使を招待


ワインは勿論,チリ産です。


日本でのワインの輸入量は,フランスの第1位に続いて2位は何とチリです。


パトリシオ トーロ大使になって、2位の輸入量になったようです。


イタリア産は3位になりました。。。。。。












今日は特に、チリがいかにワインの生産に向いているかの講義です。



チリは南北に長〜い国ですが、



海沿いのワインの産地はまず寒暖の差が激しい事で有名です。



冷たい海水のフンブルト海峡と山からの吹き下ろしの冷たい風が



ワインに必要な朝、晩の冷え込みを生み、昼の炎天下の日差しとの



寒暖の差が美味しいワイン作りの秘訣とか、、、、、、、、、













アルジェンチン大使もここで、一言!



16世紀にスペインの大陸支配の為に輸入されたワイン栽培



世界のワイン生産量―フランス、イタリア,スペイン、アメリカに次いで


アルジェンチンは第5位だそうです。




1700KM続くアンデス山脈の周辺がワイン栽培に最も適していて、


輸出用に特に栽培されているチリワインとの差を強調!




ヨーロッパに1、2世紀続いたペストの被害も逃れ、


純粋な葡萄が保たれているそうです!




日本人が一年間に消費するワインは一人当たり1、9リットルに対し


アルジェンチンでは,何と40リットルの消費量があり、


自国産、消費もワイン栽培を応援しています。





ラテンの国の大使達はとてもオープンで、ワイン談義に花が咲きます。













南米のワインが美味しい理由のもう一つは、雨が少ない事!




と、話し始めるアルジェンチン大使夫人、




雨の少ない事で有名なチリの特徴を今度は、パトリシオ大使が強調です。




やはり、収穫時に雨が降ると葡萄自身が水っぽくなって、美味しいワインが出来無い



チリでは、フランスボルドー地区の1/5の降水量だそうです。
















女性クロアチア大使もお国自慢!



ベネツイア大国に属していたダルマシア周辺は、今でもお料理はイタリア料理



ワインも、ベネツイア大国が支配していた時からの栽培



海の透明度と、多くの島々で成り立つダルマシアはワインの栽培でも有名です。。。。。



楽しいお国自慢と美味しいワインで時間の経つのを忘れてしました。







キッチンハウスセレクションの次の商品








昨年5月の上海のキッチン展示会のインスタレーションで出会った


ア―ティフィシアル フラワー!



最近のパリ―メゾンドオブジェでも沢山のメーカーが出展


展示会にも、本当の生花と見分けがつかない出来映え











特に現実的には商業施設に適していると思います。





ブティック、美容院、レストラン、、、、、、、



最近は花粉や、匂いの問題で歯医者さんなんかも良いようです。















上海の造花市場は街の真ん中にあり、


1階が生花、2階が造花コーナーですが、出展店数は、造花の方が多い位です。




各店舗色々工夫を凝らしていて、、、、、



センスのとても良いショップもあるし、結婚式用や儀式用のみのお店


それから3階には、硝子の花器や、生け花用の小物の店が並んでいます。



造花には,大体太い金属が中心に入っているので、


それを切るのが厄介ですが、その為の大きなペンチも販売していました。












中国で工場を見せてもらいたい!



といくつかのショップにお願いして、中国と日本の違いを知りました。。。。。。



どのショップも’NO’とは決して言わないのです、それで、次の日に見学を約束して


ショップに来てみると、工場長が休んでいる、しばらくは難しそう、、、、、



一度は、香港に近い所まで誘っておいて、それで飛行機に乗って行って見たら、


大きなショールームだけで、工場はここから5時間車で行くので今回は無理!



いやはや、、、、、そんなに簡単にはたどり着けません。









TJMデザインは、本業が大工道具の製造販売なので、


中国にも30年前から工場が有ります、その最大の特技を活かして、


今、ツール部門の調達部が工場探しに動いています。。。。。。。





その間,メゾンドオブジェや、マチェフ、サローネと言った


ヨーロッパのインテリアの展示会を歩きながら、


少しずつ、嫌みの無いアーティフィシアル フラワーを作っていこうと思います。




乞うご期待!

バワ87





すっかり取り憑かれたバワ建築



ベントータに滞在中,出来る限りの時間を使ってバワの建築を見て回りました。

まるで何か魔法に掛かったかのように、、、、、



ジェフリー バワが友人の為に設計した家が今,バワハウス87として

予約をした3組のみ宿泊可能になっています。



やはり、ルナガンガのように、ジェフリーバウワー財団が保存して、

修理しながら,宿泊施設を兼ねています。



スリランカのベントータ出身の友人も未だ中には入った事が無いとの事で、

恐る恐る扉のベルを鳴らしました。











まずは若い男性が出てアポイントが無いと入れないと、拒絶されながら、


バワのフアンで是非見せて欲しいと!粘ると中から中年の女性が出て来て、


入場料を払えば(一人2000円くらい)見学可能との事、


許可が降りて早速車ごと入りました。




参考書に寄ると,17ヘクタールの庭園と!


ルヌガンガより広大な敷地




今は元大統領のお嬢さんがパトロンとしてここを保持し


バワ財団が管理しているそうです。









母屋の裏庭には何とセクシーな庭が!




東京大学の横山正先生がよく、‘良い庭は本当にセクシー’と言われていたのを思い出します。




この噴水の横は鏡に成っています。。。。。




若し水浴びをすればいろんな角度で写り込む訳です。




そう言えばルナガンガのシャワールームの2メートル位離れた壁一面鏡でした。








もう一つ、バワの建築を見て歩いていて思い出した事があります。




エットレ ソットサスがもう25年くらい前でしょうか?

ソットサス事務所にコンピューターを入れる事を頑なに拒否していました。



そのときの若いアメリカ人のガールフレンドは‘ナンセンス!’

ト言って戦っていました。



その時は,意味が全くわからなかったのですが、

エットレが訴えていた、コンピューターは全ての事を標準化して

まるでコミュニストのようだ!

断固として事務所での使用を禁ずる!

じーっと一点を見つめて話していたのを思い出します。




ルナガンガ宿泊後訪ねたアマンウエラでふと


之がエットレの言おうとしていた差かしら?


と思うようになりました。。。。。。









精神的な建築に触れた後訪れたアマンのホテルは


コマーシャルの匂いだけが後に残り、


バワの偉大さを噛み締めた気がします。。。。






デービス バワのブリーフ庭園





マレーシア時代の友人がスリランカ人でベントータでビラを改装して


夏の別荘にしていて,前々から誘われていたので訪れました。



ベブイス バウワーはジェフリのお兄さん



やはり,お父様から譲り受けたゴム園を庭園に仕上げて行きます。



鬱蒼とした南国の庭園,その中に不思議な’黒のリリー’



魅惑的に華を咲かせています!








スリランカに撮影に訪れた、ビビアンリーやローレンス オリビエとの写真もあります。



詩人で芸術家だったベブイスは若手アーティストの育成にも大変情熱的だったとか、、、、



スリランカ人若手芸術家も住み込んで仕事をしていた。。。。


と、まだベブイス氏が尊命中から仕える執事が静かに話してくれます。










壁一面に描かれたスリランカ人のヘブン



彩色がとても鮮明に残っています。



昔、マレーシアのゲイの染め物師が、マラッカの近くの自邸に、


薄紫の花を見に来てくれ!との事で3時間位車を飛ばしてたどり着きました。



何人かの友人がマレーシア料理を囲んでわいわい昼食をとっています。



まず庭に通されて見回したのですが、どの木にも薄紫の花は咲いていません。



少し首を傾げていたら、主がゆっくり現れて、、、、、



緑の絨毯に落ちた薄紫の花を指差して、



今が一番美しい時!と静かに一言。。。。。。



その不思議な雰囲気にすっかり酔っぱらってしまったのを思い出しました。













やはり、お兄さんも同性愛者だったそうです。



庭のあらゆる所に若い男性の裸体の彫刻が飾られています。



この何とも言えない気怠さと皮膚を解放する湿度の中、

ここで繰り広げられた新たな芸術の活動が彷彿として来ます。。。。。










整然と整えられた庭園は、何ヘクタールも続きます。



すべての庭園の隅々まで手入れが行き届き、

心配していた蚊の処理までしつくされているのか?気になりません。



植物の持つ生命力が太陽に輝いてとても新鮮な力を頂いた気がします。











ジェフリーバウワーの設計事務所がカフェに!





スリランカの津波の後のプロジェクトで4年滞在された建築家から


是非このカフェに行って見て!とのことで参りました。




ジェフリーバウワーがコロンボで使っていた設計事務所を


スリランカで活躍するインテリアショップがカフェとして運営しています。




入り口の素晴らしさ!


ベントータのホテルでも入り口にこのような池を作っていますが、


特にここの池のプロポーションは美しいです。


スリランカの国花―睡蓮が華を添えています。









何とお洒落な! ランチに伺いましたが全て美味しかったです、


沢山で伺ったので色々お願いして少しずつ頂きました。



スリランカ料理がメインですが少しヌーベルクイジーンにしています。



カレーも新鮮なハーブが沢山入っていて体に良さそうです。












ジェフリーバウワーの彫刻が,静かに訪れる人を見届けているかのようです。




次に紹介するベントータのホテルも、このカフェもジェフリーバウワーの


想いが深いのでしょうか、、、、、、とても感動します。




今はお洒落なカフェとギャラリーになっても、


ジェフリーバウワーがじーっと見つめている気がします。











スリランカ生まれの私達の友人は本当におしゃべり好きです。




何かというとお茶になり、1、2時間がすっと過ぎてしまいます。

さっき、セイロンティー!と言って休んだばかりなのに、、、、、、




この気温では之くらいのゆっくり,ゆったりの気分でないと過ごせないのかも知れません。





マレーシアに住んでいた頃、東京と同じように動くと,2日でダウンしてしまいました。



やはりその土地の気温、湿度をしっかり知って


人々の暮らしを学ぶ必要がありそうです。











カフェのエントランスも設計事務所ときのままのようです。




ジェフリーバウワーは彼のデザインした建物の修復やデザインの変更を許さなかった


と聞きました、それで今でもバウワーの教え子達が原型にもとずいて修理を


続けています。。。。。




ルヌガンガを守る3名の元教え子達もその教えをまるで宗教のように


忠実に守り,そのことがとても名誉で嬉しい様子でした!














仏教国のスリランカには,所々で睡蓮の池を見ます。




朝早くの朝靄のかかった池からは今にもお釈迦様が降りてこられそうです。。。。










ジェフリーバウワーの別荘にて





探し求めて来た究極のパラダイス!


LUNAGANGA


1919年生まれのジェフリーバウワーの別荘


純粋なシンハラ人ではなく、ヨーロッパの血を引く上料階級の生まれ


最初はお父さんの仕事を継ぐ為にケンブリッジ大学で法律学を勉強し、

しばらくはイギリスで弁護士をしますが、御母様の死を機にスリランカに戻り、

建築に目覚めます、それから建築を学びにイギリスに戻ったのが彼が30歳後半

その後、イタリアの建築を見て回り,1年半のヨーロッパ旅行の末、

ベントータに理想郷ーLUNAGANGAを設立。










70歳後半でこの世を去るまでこのルナガンガは,改築、増設が繰り返されます。。。。。





広大なゴム園だったところを、理想郷にする為に死ぬまでこの地で建築の

試行錯誤が繰り返された!そうです。



バウワーの建築の教え子達3人が管理していて、丁寧にいろいろ教えてくれます。

それは、本当にバウワーの建築を愛してやまない事をひしひし感じさせるトークです。


今のサローネのテーマ=イースト ミート ウエスト

既にバウワーによって完成されている気がします。



お庭にはイタリアのコモ湖に有るような男性の彫刻が!















裕福だったバウワーは死を前に財団を設立し、以後一切の手直しも改築も許さない

覚え書きを残して、一般の人への解放を許したそうです。





親友がお昼に伺ったけれど内部は見れなかったので是非泊まってみて!

との一言のアドバイスで、飛んで来ました。



何と言う深い思いの邸宅でしょう、、、、、、、



私は人生でこんなに素晴らしいところに泊まった事はありません。



勿論商業ペースで作られた邸宅ではないからでしょうが、

全てのディテールに深い愛情と拘りを感じます。




一生男性好みだったバウワー、どうしてゲイの方はこうもセンスが良いのかしら?



浴室のシャワールーム、バスタブ、洗面全てがオリジナリティーに飛んでいます。
















このグラスハウスは’THE BLUE WATER’の設計時に助手達が使う為設計事務所


だったそうです。説明してくれる建築家の卵君はこの時代に生まれたかったそうです。


それにしてもため息ばかりのディテールです。


この硝子ハウス、光がまんべんなく入るように、両側が硝子の部屋です!



鬱蒼と茂った南洋の樹木、陰、光がとても美しいです。














今、リゾート地のホテルは、外部と内部の境が微妙に工夫されていますが、



バウワーは既にそれを実現しています。






久しぶりに興奮した邸宅、話は少し続きます。。。。。



上海ショールームの準備






上海のTAJIMA kitchenhouse ショールームが5月18日オープンです。



飾り付けの準備に上海にやって来ました。



最近は上海出張が楽しみになりました。



最初は、中国というと,ちょっと苦手なほうでしたが、それは食わず嫌いでした。



上海は何と言ってもエネルギーがあります、バブルの頃の東京を思い出します。

人口が10倍なのでパワーも数段の差ですが、、、、














ミラノの友人ダニエラさんと隈研吾さんと一緒に初めて訪れたピースホテル



‘中国政府’は,本気でリノベーションする時は,之くらい真剣にやるから怖い’

と隈研吾さんが話されていましたが、長年閉鎖して,イギリス人の建築家を招聘して

元の設計に蘇った’和平飯店’!



アールデコの建築の粋を集めたホテルです。



上海にはヨーロッパよりもアールデコの建築が残った町並みが有ります。



フランス租界!










100年前の上海に来た見たかった気がします。。。。



いろんなスパイの活躍や、革命の相談、,,,,エピソードには事欠かないエリア



なんと、今の政府もこのフランス租界で誕生したそうです,それほど言論の自由なエリア

今もその面影が古くなったアパートの窓のデザインにふと残っています。

今、何世紀だっけ?と錯覚を起こさせる場所。



お洒落なブティックや家具屋さんインテリアショップが今は所狭しと並びます。

流行のドレスに身をやつした女性をおしゃれな男の子がエスコートしています。

どこにも見かけないような不思議なフュ〜ジョンレストランやバー達



金曜日の夜には、若い男女が競ってショッピングやレストランの夕食を楽しんでいます。


とても楽しそうな笑顔で、流行っているレストランに1時間待つのも苦にならない様子。

並ぶ事が苦手?のようなニュースを見た事がありますが、上海ッ子はとても律儀に

並びながら、雑誌を見たり、アイホーンでコミュニケートしたり、、、、、

兎に角楽しそうです!












開花が遅いのは日本だけではないようです。



上海の緑の梅も未だ莟を固く閉じています。



古い中国を背負って、躍進する上海!



それにしても貧富の差の大きさは世界一かも?知れません。



プドンエリアの超高層には欧米のブランドショップが店を並べて

一般の人の年収でも買えないTシャツを売っています、、、、、、

超高層の廻りは以前からの朽ちそうな住居が並び、道路で食事をしています。



でも何の問題も無い?と思わせる位平然と混在しています。



不思議な感覚に襲われますが,それも上海の魅力でしょうか?













飾り付けの食器を買いに食器街に行きます。


景徳鎮の高級なものもあり、上の写真は、主にホテルやレストラン用の業務用の食器


全てがこのビルで揃ってします位の品揃えです。




白の食器が多いのでキッチンの飾り付けにはぴったりです。



種類も多く、中国料理用、洋食用、日本食用の食器も揃えています。

去年もここに来たのですが、今年はまた品揃えが充実している気がします。

やはり、経済発展に伴って進化しているのでしょう、、、、、、




この業務用備品店でまた発見が有りました。

最初にキッチンのショールーム用の備品を揃えるので手伝って欲しい!

と頼んだ店員さん(20代後半の男性)がとてもテキパキしていて、

煩雑な買い物をとても親切にサポートしてくれました。


買い終わって,全てを梱包する時も手伝ってくれて、

最後車に乗せるまで親切に笑顔で対応!

働いている事が嬉しそうでした。。。。。。。



働いている事に喜びを感じられるのは人生とてもリッチな事だと

つくずく感じた旅になりました。