たどり着きましたーイタリアバジリカーナ州のマッテラ





ミラノに来る事になっていつの頃からか?マッテーラに憧れを、

南イタリアの踵のバジリカーナ州の洞窟に深い興味を抱きました!


何かの雑誌で’カルロ レーヴィー’という医者であり画家だった人が

ファシズムに抵抗して政治犯となり、この洞窟に追いやられたと読んだ事がありました。


ウィキーペディアに寄ると3世紀位からこの地に洞窟住居が出来て人が住み始め

イスラム文化に支配されたり、スペインに占領されたり色々な民族の戦いにあい

最終的には戦後、不衛生だと言う事で廃墟にされてしまったそうです。












何故そんな地の果てに長い間行って見たいと夢見たいたのか?わかりません。



時々人は自分でも何故ここにいたいのか?何故そこに行きたいのか?

分からない時があると思います、でも来てしまったら何故か分からないまま

どうしても大切な物がそこには有ると感じる筈です。。。。



私にとってマッテ―ラは何がそうさせたのかわからないのですが、それでも

一度この目で確かめて,脚を運んでみたかった所です。



20年あまりの歳月が経った今,やっとたどり着きました!


之だけ憧れるといざ行ってみるとがっかりするものですが

この地だけは反対に一気に涙が溢れました。



其の壮絶な風景に感激したのと、どこかでここに住みたい!と思っていた事を発見して

自分でも何故かのか?分からないまま涙が出て来てしまいました。













今では世界遺産に登録されて70パーセントの洞窟が住居や商業施設として

再開発されているそうですが、昼間静かに歩いている分にはとても静かな街

戦前、ピフスや病気が流行して人々が死んで行った歴史を消え去るかのように

只白く輝いています。。。。。。。




石の文化が持つ文化は世紀を経て尚今もその当時の繁栄を物語っているかのようです。














世界遺産に登録された事で最近ではバスで観光に来る人達も多いようですが

ここに漂う一種独特な気に誘われて,もしくは取り憑かれて?ここに滞在する

外国の研究者も多いようです、タバコ屋さんで道を聞いたら流暢なロンドン訛りで、

其の’サッシ’=洞窟へは一人では行けないよ!必ず道に迷うからね〜それがこの街の

良さなんだけれど、まずは行って見たら?



何か突き放されたような、道に迷う事がこの街の楽しみ方であるような?

不可解な言葉を聞きながら、、、、、、全くどの方向に行くのか?分からなくなって

陽が沈みかけていました。。。。。


やはり魔法の街ーマッテーラなのでしょう、、、、、、











ここで苦しみながら戦って来た農民のお陰で今では観光だけで之から何世紀も


ここの住民は暮らせそうです。。。。。。。



重税をかけたスペインの伯爵を殺害してまでも守り通した街は今

各国の人達の注目を浴びています!








ミラノに戻って初日はクリストフの手料理






日曜日、脚をボウにして疲れきってミラノに戻ると、


親友クリストフ ラドル氏が他に用事が無かったら家にいらっしゃい!


何と天使のお言葉!




兎に角,日曜日は全てがクローズして、空いているのはホテルかデパートのみ、


主なレストランもほぼ閉まってしまいます。クリストフのお料理名人は有名ですが


彼の場合は自分で料理するのが一番のリラックスだそうです、でも気を抜いたり


手間を省いたりしない所がクリストフのお料理の秘訣だと思います。










日本の料理が好きなクリストフはいつも少し日本風のアレンジを!


この’おしたし’もイタリアの野菜のお出汁かけです、鰹をいつも買い揃えていて、


メニューの一部に日本の味をプラスします。





レンズ豆の煮たものも、日本のお惣菜で良く味わう味です。


鰹の香りがしてとても懐かしく、すっかり元気になりました。










ミラノを始めヨーロッパのユーロ圏は経済的に難しい立場にあるようですが


ここイタリアでは、レストランも一杯、食事に関しては節約ムードはない様子です。




今日のメインは、目鯛のような白身の魚をフライして、


一緒にズッキーニの花の炒めたものを揃えて並べて


その上から、前もって1時間くらい煮詰められた魚の骨から取ったスープを掛けたものです。














クリストフのお料理を見ていると何か音楽を奏でるようにスムーズです。




タマネギは南イタリアのカラブリアの特に太陽を一杯浴びたもの、


塩は、5種類くらいあり、パスタ等の麺類には角砂糖のような形状の岩塩を


海水くらいのかなり濃い塩味にするそうですーそうする事に寄ってパスタに味がついて


ソースの味を薄く作ってもしっかりした味に仕上がる様子です。


オリーブ油はクリストフの場合はトスカーナに友人がいるのでいつも彼のオリーブ。





とてもシンプルなお料理が多いのですが、材料は全て拘りの材料で!




シャンパンを開けて少し呑みながら楽しそうにお料理をしています、


とても爽やかな心に残る美味しさです!


感謝+感謝!










ところでクリストフはミラノの一番重要なインテリア雑誌のアートディレクターで


自分でも何人もスタッフを使って広告代理店+グラフィックデザイン事務所を営んでいます、


この大不況の中でも大きなインテリア会社や家具会社、ファッション会社がクライアントで


不況はどこ吹く風?の忙しさのようです。。。。。



之からもがんばって下さい!!






メゾンドオブジェ最終版−2012−9月







メゾン ド オブジェの展示会で一番気に入ったポーセリンのメーカーの展示



去年から気にかかっていたのですが、今年は家具の展示のある7ホールに移動



フランスのリモージュ焼きらしいですがとてもシックで落ち着いています。



歳を重ねた貫禄の有るフランス人がフランス語で話しかけて来ました。


いや困った!と英語で率直にフランス語が出来ない事を話すと直ぐ流暢な英語


ヨーロッパでは5カ国語位は流暢にしゃべれる人達がいて陸続きの

メリットを感じます。











とても地味な色合いの陶器ですが、所々に金や銀をちりばめていて


しっかり華やぎを持っています! テーブルセッティングも大変お洒落で、


ミラノのモダニズムとはまた違ったフランスらしい感性が感じられます。




メゾン ド オブジェの特徴は、サローネと違って小物も多いので、


インテリアコーディネイターやインテリアショップのオーナー達は


リストを持って買い付けています、ミニマムも1,000ユーロ位で


輸出価格の定価から50パーセント位値引きして買えるので、気楽に購買出来ます。











洗面ボーツも同じメーカーが作っていました,大人のインテリアにぴったりです。



このリモージュの会社のようにデザインの方向がしっかり固まっていて


インテリアに溶け込めそうな陶器や照明、ラグ等の敷物の会社は


小物の4〜6パビリオンよりも家具が中心の7〜8パビリオンでの展示が多いようです。





陶器ばかりが並ぶ5ブースではとても多くのデザインが一緒に展示されていて


会社の特徴を表すのが難しく、反ってインテリアの展示の中に有った方が


そのデザインコンセプトをより早く伝達出来るので良い考えだと思います。




1パビリオンが広いのでゆっくり一つずつ丁寧に見ていると一日が直ぐ経ってしまいます。


ま〜自分でも之は好きでないと歩いていられないな〜と関心しながら、


5日目を迎えようとしています。。。。。。。









歩き疲れてもう今日は早めに帰ろうと思った矢先、素敵なオブジェが目に留まり


瞬間に疲れは癒されて,其のセンスの良さに釘付けにされています!




スイスのメーカーで主にアウトドア用のキャンドルスタンドや、植栽の鉢


花を入れる花器のメーカーでしたが、初めてスイスのメーカーを見たようですが


とても感激しました!キャンドルもとても繊細にうたかたのような表現がされていて


思わず値段とミニマム量をチェックしました。




キッチン廻りに使うものは少なく購入は断念しましたが、本当にあか抜けています。




日常の生活を大変大切にするヨーロッパならではの商品開発でしょう、、、、、


特に国に寄ってデザインの傾向も色合いも扱っている品種も変わって来るのはとても


面白い発見です。











ミニマルなデザインに感激してうっとりとしていると、次にはメキシコから


こんなソファーが出ていました、灼熱の太陽のメキシコでは原色は勿論


色の組み合わせも大変自由な様子です。





脚ももうこれ以上は歩けないので、パリ市内までの無料バスに飛び込む事になりました


メゾン ド オブジェ2012−9月の様子のご案内は之くらいで!




若し何か質問が有ればいつでも下記にメール下さいませ:

yuko@novaoshima.com





分かる範囲で喜んで御答え致します!





坂 茂氏のパリの建築事務所





最近はパリかミラノでしか会わない坂 茂さん



ニューヨークのクーパーユニオンという建築の学校に行っていた時に

私のショップがあった六本木アクシスビルでクーパーユニオンの建築の展示を

するのがきっかけで初めて逢ったのはかれこれ30年近く前の事です。



アクシスビルのオーナーの石橋寛氏が4階の展示スペースを貸し出して

展示に掛かる費用を一部ずつ負担する話しで逢いました、それ以降

坂 茂さんの初めて住宅のクライアントが親戚だったり、色々なときに親しく

話していました、特に紙管の建築については20年前から大変熱心で

どこに行くにもこの大きな紙管を持って来ていました!









今度引っ越したパリの事務所の入り口は,私がイタリアのザノッタの家具を輸入して

5年目の展示会を青山のテピアビルで行った時と同じファサードです。


坂サンも覚えていてくれてパリの日本人スタッフに,そのときの事を説明していました。


そのころはイタリアのモダン家具を輸入している会社が少なかったので

大変話題になり、小池一子さんもいらして下さったのを覚えています。












坂さんはメッツのポンピドーセンターのコンペに入賞してから


海外のプロジェクトが多くなり、パリに20数名のスタッフがいるそうです。



日本人スタッフは時間構わず働くけれど、フランス人は全く働かない!


権利ばかり主張するんだと文句を言っていました。



代官山の今のアソーの隣で半年間、セントラルマーケットと言う名称で

マレーシアのハンディクラフトのショップをテントで開催していた時も坂 茂さんが

デザインしてくれました、そのときも構造体は紙管で出来ていて、この事務所にある

紙管の棚やパーティションはその時の考え方のものですー発展して東京お台場での

カルチェ主催の写真展にもこの紙管の展示が生かされていました。











それにしても、世界中からのクライアントの為の提案が一杯です。



スリランカの大金持ちの家や、シンガポールの集合住宅の提案


フランスの大きな港のイベントホール、,,,,,アメリカのホテル


日本のプロジェクトは少ないらしいですが、今回大分の美術館が決まり

日本もヨーロッパ事務所も忙しくなりそうとの事です。


スイスのスウオッチの本社ビルの模型も東京のスウオッチよりかなり大規模でした!












いつの間にか世界の坂 茂になった建築家



益々仕事への情熱が膨らんでいる様子です。。。。。


羽ばたけ日本のアーティスト!!






サンジェルマン大通りのキッチン+家具ショールーム







ブズネリファミリーにバイバックされたB&B



投資会社が入って宝石のブルガリと一緒に成った直後は

オランダのマルセルワンダーやイギリスの若手デザイナー等

新たなデザインがちょっとB&Bの雰囲気を乱していたような気がしましたが

ブズネリーファミリーがコントロールするようになった去年の夏位から

アントニオ チッテリオがしっかりアートディレクトするようになりました。




パリのインテリアも少し変化があり、ミラノやインドネシアのバリで展開されている

ブルガリホテルのディテールを思い出させる金属のパーティションが目に付きます。











ミラノのB&Bのビア ドリーニのショールームにも良く見かけるパーティション



一件,感覚的に作られたように見えるパーティションもチッテリオの事務所に行ってみると

模型室が大きく、5人くらいの若者が色々な建築のディテールを作っています。



ソットサス事務所でも初めて訪問した時に、日本の設計事務所に良く有る

カタログ棚が無くて、模型室とそれに続くサンプル=ソットサスのデザインによる

ディテール室があり、色々な建築の部分が棚に有り驚いた事がありました。



そういう訳で、パリのB&Bのショールームもチッテリオ色が濃くなった感じです。











ドイツのライヒのキッチンのショールーム


経済的な豊かさからか食に興味を持ちだしたドイツ人のキッチン


やはりキッチンで暮らす!というテーマが追究されている様子です。



日本の東京だけではなくヨーロッパの都心部のマンションの大きさもやはり限られるので

今までのようなクローズドキッチンは少なくなって来ているようです。



何気なくパリに多い不動産屋サンの張り紙をちょっと覗くと

勿論場所にもよりますが価格的には東京の青山辺りの倍位していて、、、、、

高いので出されている物件が35平米〜50平米とか、大きくて70平米位で

それではやはりアイランドキッチンにせざる得ないな〜と考えたりして歩いています。













パリはミラノよりお金持ちの外国人が良く訪問するので

(これはイタリアのフェンディー カーサの製造メーカーが、パリのジョルジュサンクに

大きなデパートのようなショールームを作ったので聞いた話ですが、ロシアや中国

華僑系のアジア人を対象にする場合やはりパリが一番の立地のようです)

例外ではなく、ジョルジュ アルマーニのカーサ部門もミラノより遥かに大きな

ショールームをサンジェルマン大通りに持っていました。




いつも写真を撮る時には挨拶して採るのですが、アルマーニのショールームでは

黒人のスタッフにノー! と厳つい顔で言われたので,表からの写真です。



サンジェルマン通りで撮影を禁じられたのはこのショールームだけでした。



パリの人らしくなく、いろんなショールームでどうぞ!とにこやかに話されたり


B&Bのハンサムなデザイナーらしい若者は自分も一緒に撮る?と冗談でした。









ポリフォームと一緒に成って益々元気になったバレンナのキッチン




ミラノではポリフォームの収納のショールームの横に独立して


バレンナのキッチンのショールームが出来た位売り上げを伸ばしている数少ないキッチン


メーカーのようです。ボッフィーのデザイン性を追究しながら,価格的には


ボッフィーの半分位なのでデザイン嗜好の若者に人気のようです。




ユーロ問題も抱えながら、フランスは健在さを誇示しているかの様子です。。。。。。。








デザインウィークのパリの街角







パリ サンジェルマン ド プレの大通りにモダン家具が並びます、


以前からB&B、カッシーナがあり、イタリアのキッチンメーカーは殆ど


この大通りにショールームが有ります。



例えば、ボッフィー、ポリフォームと合併されたバレンナ


ダダがあり、ドイツのポーゲンポールも同じ通りにショップが有ります。



ミラノで言う、ドリーニ通りに値するキッチン+家具の大ストリートです。











投資会社が経営して元気になったポルトナウフラウ




元のブズネリファミリーに戻ってデザイン性がはっきり出て来たB&B



色々な局面が見えるサンジェルマンです、今回はデザインウィークもあって


ポルトナウフラウでは、アフリカンアートとベネチアグラスのコンビネーションで


革のなめしの技術が昔から得意なソファで有名なフラウですが、


とても斬新なショップ構成になっていました、早速ロシアのお客様が購入されていました。










サンジェルマンはコンテンポラリーな画廊が多い事でも有名ですが


イタリアのエットレ ソットサスの88歳からの作品が展示されていました。




ミラノでもエットレ ソットサスが急に亡くなる90歳までの作品は


展示される事が少なくなっていました。。。。。



88歳になって作風を変えることができる実力!


凄まじいエネルギーを感じます!










東京六本木のイッセイ三宅のギャラリーで開催された


’倉又史朗さんとエットレ ソットサス’の展示会の時に一部が展示されていたのを


記憶します。今は両方とも歳の離れた奥様が作品の管理をされています。


全く二人で言い合わせたようです!(もしかしたらお墓の中でくすくす!

勿論僕たちが相談した事だったんだよ,知らなかったでしょう?と

茶目っ気一杯に話している倉又サンとエットレの姿が目に浮かぶようです。)









ポンピドーセンターの現代工業製品の100アイテムの所に展示されていた


エットレソットサスのオブジェ=メンフィスの頃−1985年頃の作品です。



晩年の作品とのかけ離れた違いを感じられると思います。



幾つになっても新しい美しさを求めていたエットレ!



きっと天国でまた新たな作品を生んでいる事でしょう、、、、、











パリポンピドーセンターにて隈研吾氏の作品2点展示






ポピドーセンターは少しでも時間があれば寄りたい美術館です、


今回も一日午後展示会を廻る合間に時間が空いたので訪問しました。


いつもは2階の常設展時展示から自動的に廻るのですが、


地下でこれからできる美術館の模型や作家の展示が有り覗きました。





5作品世界から選ばれていましたが、2作が日本の隈研吾さんの美術館です。



この建物は今年の暮れには完成する’ブサンソン’というスイスの国境の街の美術館


10,000M2のアートセンターです。特に木の材料をタイル状に使って


‘木漏れ日’が入ってくる感覚で屋根や壁を考えたと話されていました。



1959年に指揮者小沢征爾さんがこの地ブサンソンのオーケストラで


最優秀賞を獲得して世界の小沢征爾が生まれた場所でもあるそうです。










各作品の近くには、建築された方のフィロソフィーとか,考えをビデオで流していました。



私も多くの若者に交じって見せて頂きました、最近の隈研吾氏から送られた


‘建築場所論’について、このプロジェクトでの地理的背景と主なマテリアルを採用した


理由を話しておられました。



色々な所で隈研吾氏の作品を見学するチャンスに恵まれましたが、


いつもプロジェクトにより,マテリアルが選択されていて、


若しくは同じモティーフの物でも物件に寄って進化しているのが分かります。




例えば、5年くらい前にイタリアミラノのサローネでインテル二誌の要請で、


発表された木組みの釘を一つも使っていない構造は、


名古屋のGCの研究所となって建物に進化して行きます。



隈研吾さんはいつも架設の建築の要求も,次のプロジェクトの研究に成るから


歓迎している!と話されていたのを思い出します。











マルセイユの美術館の模型



やはり,ビデオの中で、土地を見に行った時は、ル コルビジェのユニテ アビタション


(このマンションの最上階にコルビジェのファンが3、4室ホテルにしている)に泊まり


コルビジェの建築のコンセプトを考えながらこの作品を作ったと有りました。




北に位置する’ブサンソン’と対照的な明るい港街 マルセイユでは


太陽が色々な方向から入ってくる特殊な硝子をモティーフにしたとか












各作品に20メートルは有るかと思われるテーブルの上に,模型


ドローイング,それに初期のスケッチも見る事が出来ます。





やはりここでも新しい素材への飽くなき挑戦を感じます。


今回の場所に一番最適な硝子の選択が始まっている様子です。













世界各国から集まった建築の学生、画学生色々な人達がこの展示に釘付けです。




3.11以来少し地に落ちた日本の評価も世界的に活躍するアーティストに寄って


少しずつイメージは改善されつつあるようです。。。。。。。。





それにしてもキッチンハウスの上海ショールームー隈研吾デザインは、


上記の色々な試行錯誤が見事花開いた気がします!



若し機会があれば是非御訪ね下さいませ!!














パリデザインウィークのアート展示







メゾンドオブジェの展示会の折に沢山の来客の招集を目指して


色々な工夫が凝らされていますが、このパリ デザインウィークも其の一貫です。



サンジェルマン大通りの家具街の様子は次回御知らせしますが、


今回はまずマレー地区の小さなギャラリーから、、、、、、



無数という言葉が当てはまる位、マレー地区にはコンテンポラリーなアートを


扱っているギャラリーが並んでいます、どうして商いが成り立つのか不思議ですが、


見学者にとってはとても興味深いイベントです。












パリでも一番歴史の古いマレー地区、アバンギャルドな洋服のブティックの数より


コンテンポラリーアートのギャラリーの数の方が多い位画廊が並びます。




特にデザインウィークでは新しい試みの作品に出会う事が出来ます。



日本の若者が移住したいと思うのも無理が無いかも知れません、、、、、


冬の寒さは厳しいですが,それにも増して街の活気は元気にしてくれます。













‘ジョセフ レヴィー’というフランスのアーティストの展示ですが、作品は遡って



1955年生まれの彼のおじいさんが日本から特別な‘畳’の機械をパリに持ち帰った


事から始まるようです,其のおじいさんーアノトル’は日本のたたみ製造者として


一躍ヨーロッパで有名になり、ジョセフは小さい頃いつもおじいさんのアトリエで


遊んでいたそうです。












大きくなったジョセフが日本で過ごすのは当然のようですが



京都に有る’ ビラ 九条山’に数ヶ月過ごして彼はすっかり日本ファンに成るようです。


(ビラ 九条山は私も訪れた事がありますが,不思議な所で,フランスのスポンサー

により、フランスのアーティストが泊まって勉強したり作品を作るアトリエがあり

とても興味深い所です、若し興味があったらサイトを調べて訪ねてみて下さい!

誰でも訪問出来ますが,ギャラリーがオープンしている時間帯を調べる必要有り)



その後、ファンションデザイナーになったジョセフ レヴィーは

日本の数カ所に彼のブティックを持つようになります。

おじいさんが初めて持ち帰った畳の機械を通して,ジョセフは

日本とフランスの感性を小さい時に培ったエキゾティックな経験により

アーティストとして融合していくようです。













朝早く、ギャラリーが開く頃に訪問した私を親切にとても饒舌にジョセフの歴史を

パリにしては珍しく優しいスタッフが丁寧に語ってくれました。




立ち去りがたくマレーを道に迷いながら歩き続けています。。。。。。。。










メゾンドオブジェ 2012 II







今年のメゾンの大まかな印象は色彩が豊な事、



ユーロ問題が影響してかどうか分かりませんが、各ブースとも、



ミニマリズというより、カラフル!という印象





之から長い厳しい冬を迎える9月の展示会としては当然かも知れません、



それに今年はクリスマス商戦が少なかった!



去年はやたらクリスマスのオーナメントが目立って、


クリスマスのイベントに疎いものとしては興味が無かったのですが、


今年は本当に少数の会社がクリスマスを意識していました。











インテリアの壁や床にこれほどのカラフルな色彩を求めない日本の空間からは


かなりかけ離れた提案ですが、その中にいると何故か心温まり、


ほっくりして来ます、色が持っている作用でしょう、、、、、




キッチンハウスの各ショールームの飾り付けをしていて、


いつも社長からもっと色を入れた方が良い!特に暖色が少なすぎる!


との指摘を受けますので、メゾンドオブジェでは,色の使い方の勉強になります。




アーティフィシアル フラワーにしても、白とグリーンのコーディネーションばかりに成り、


寒々しいアレンジに成りがちなので、ここでの色使いは意識した方が良いようです。










今年は各ブースとも、紫を基調としたインテリアが目立ちました、


やはりファッションとインテリアの傾向が近くなって来ているせいでしょう、、、、




クリスティアン ラクロア氏(ファッションデザイナー)のデザインしたホテルに泊まり


ましたが、彼のドレスの色をそのままインテリアに使っていて,最初ドキドキ


落ち着かなかったのですが、時間が経つととても其の色彩の持つ包容力に包まれて


すっかり気が楽になったのを思い出します。





ヨーロッパはミラノで、札幌と同じ緯度ですから、大変北に位置しているので、


冬の寒さは厳しく、日本の感覚でベージュや黒を来ていると、自分がとても寂しくなり、


つい首元に赤やピンクの暖色を必要とします!初めて過ごしたオランダの冬に


自分でもびっくりする変化でした。。。。。。温度、湿度,環境は身につけるもの、


インテリアとして側に置く物にも多大な影響が有る事を発見しました。















ところでこのブースは日本の会社だと思って気軽に入って商品分を見ても全く



疑わなかったのに、説明している人達は韓国人、ここは韓国からの出展でした。





漆有り、木製品有り、和紙(韓紙)ありと、こう並べてみると、生活の品々も



日本とほぼ同じ感性だと驚きます、、、、、、



このブースの作り方は、去年のサローネ時のエルメスの家具の発表の時の


坂茂氏の会場構成にとても似ていますが、勿論アジアに伝わる古くからの工法なので


オリジナリティーの出所を探るのは難しい事も事実です。





ある工業デザイナーとの会話を思い出します、イサムノグチのランタンをご存知ですよね、



ある高名な工業デザイナーがとても良く似た製法で照明器具を作り、



プレゼントしてくれました,親しさのあまりつい’これって、イサム 野口に


似てません?’ 間髪入れず、’イサム 野口のは古くから伝わる日本のランタンの子供で、


僕のは其の孫です!’ と満面の笑みで反って来たのを思い出します。





今年のメゾンはアジアからの出展が目立ちました。



オリジナルの民芸商品もありますが、特に若いデザイナーのコンテンポラリーな


作品群が素晴らしいです。去年はシンガポールのデザイン大学が主催して


学生達のIDを商品化して出展していましたが、北欧のデザインナ―達かと思う程


洗練されていてディテールがとても綺麗でした!














益々勢いを増すアジアンパワー 私達もがんばらなくっちゃ!!










パリデザインウィーク2012








パリのメゾンドオブジェでも今年からパリデザインウィークが併設されました、


サローネに追い付け追い越せの一貫でしょうが、ミラノのように,各ショップ


レストラン、ブティックなどでデザイン活動が始まっています。





今日はオランダ文化会館のような所で,ロボ銀行が持っている現代アートの


展示会とオープニングパーティがありました。




アバンギャルドな若者に加わって、スーツ姿の銀行マンの姿や、フォーマルなドレスの女性


達が久しぶりの再会を喜んでいる様子です。













コンコルド広場の国会議事堂の裏にある素晴らしい建物の中庭




作家達も集まり、老齢なパトロン達と会話を楽しんでいます、


私は,メゾン展示会で歩き過ぎてもうこれ以上立っていられなくなり


コートヤードの階段に腰掛けて、行き交う人達を眺めていました。。。。。。




9月初めというのにもう秋風が吹いて寒い冬を予感させていますが、


最後の晩夏を惜しむように人達は外に出て食事をしたりお茶を楽しんでいます。












コンセプト アートのアフリカの作家ーウィリアム ケントリッジ氏の作品




銀行もアートのパトロンになったり、メセナを世の中にアピールしている様子です。


イタリアには比べれば、パリではユーロ不況の問題をあまり感じない位元気です!


友人のマリーローに質問をしたら、’勿論でしょう,ドイツとフランスは未だ


経済的に強固なのよ! ギリシャ,イタリアは脚を引っ張るけれど’と一言でした。











脚が棒に成って、年齢を感じながら歩き続けていると,いろんな場面に遭遇、



普通なら用事のないブティックやショップも色々なアートワークや展示が有れば



それを見学する事で扉を開けることができるのでコマーシャルな意味では大成功。





ユーロ不況!なんて言ってられないのよね!という姿勢を感じます。



絶対英語を話さなかったフランス人も最近は,ツーリスト大歓迎で、



良く英語で話しかけてくれます、、、、、、フランス語が全く出来ない身としては



有り難い変化です。














日本の小物を置いている小さなブティックがありました、ここでも日本女性が



がんばっている様子です!羽ばたけ日本の若者!フレフレ!!