フォーリサローネーミラノ大学イベントVI

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’ブラック ホール’と題されたインスタレーションータワーパビリオンの中に

 

 

 

デザイナーは宇宙からのエネルギーを吸収するー’ブラック ホール’を

 

 

 

今回のイベントのテーマメタファーとして表現しています。

 

 

 

三種類の違った材料ー木、スティール、硝子の各々のメーカーが

 

 

 

スポンサーになり構成されたインスタレーションです。

 

 

 

 

 

 

 

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デザイナーは1960年 アメリカ ボストンで生まれた スティーブ ブラッツさんと

 

 

 

アントニオ ピオ サラチーニ氏ー1976年 イタリアで生まれニューヨークをベースに

 

 

 

活躍する二人です。 前者のスティーブ プラッツ氏は、1994年ニューヨークに

 

 

 

設計事務所を立ち上げ、世界中の400以上ものプロジェクトを完成させています。

 

 

 

その中でも宝石のティファニー社やファッションのオスカー デラ レンタ

 

 

 

フラッグショップは話題をさらっています。

 

 

 

 

 

 

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アントニオ ピオ サラチーニ氏とは、2004年以来、ニューヨークでパートナー

 

 

 

として活躍しています。 彼は主に工業デザインやモニュメントが有名で

 

 

 

ブルックリン美術館の永久保存作品や、ニューヨークのアート、デザインミュージアム

 

 

 

シドニーのパワーハウスミュージアムにも作品がコレクションされています。

 

 

 

2013年、ベニス ビエンナーレにもアートワークが選ばれて陳列されました。

 

 

 

 

 

 

 

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今年のサローネ時期は大変お天気に恵まれて、乾燥していて20度前後だったので

 

 

 

とても快適で、ミラノ大学のイベントでは長い時間を過ごしましたが、

 

 

 

この’ブラック ホール’は大変居心地が良くて、タワーパビリオンの中に入ると

 

 

 

リラックス出来るとても快適なソファーが並んでいて、思わず横たわってしまいました。

 

 

 

風が適度に吹いて、包み込まれるようにじーっとしていたら、いつの間にか

 

 

 

目をつむっていて、眠っている訳でもないのに異次元の世界に連れて行かれたような

 

 

 

不思議な体験をしました。

 

 

 

 

 

 

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ブログを書くのに、デザイナーの意図を読んでみると、先ほどの異次元にいるような

 

 

 

感覚は決して偶然ではなく、彼らが綿密に計算してデザインしたから具現化された

 

 

 

空の上のスペースからの’頂点の光’を引き付ける緊張感を表現したようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォーリーサローネーミラノ大学イベントV

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ミラノ大学の中庭に陳列された自然石のオブジェ達ーイタリア、ベローナで50周年を迎える

 

 

 

世界一を誇るベローナフェアーの大理石部門 ’マルモマック’が企画しています。

 

 

 

今年の9月30日から10月3日まで開かれるベローナフェアーはイタリアが世界に誇る

 

 

 

大理石のロウマテリアルから加工機械(大理石加工機は世界で使われている95%

 

 

 

がイタリアの加工機という驚くべき事実)大理石に関わる製造上の全てのものが展示

 

 

 

(2014年には65,000人の来場者、145カ国-64%が外国からの来場、

 

 

 

1,513の出展者数で、その60%にあたる外国からは58カ国の出展者)

 

 

 

紀元前から続く大理石ローマテリアルから現代の革新的な加工機、製造技術、

 

 

 

天然石の再利用等のエコ活動等、目を見張る発展を誇る展示会が今回の事業主体です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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天然石のオブジェ達のデザインを受け持つのは’ラファエロ ガリオット氏’

 

 

 

1967年、ビツエンツアの郊外’CHIAMPO’ー天然石の産地として有名ー生まれ

 

 

 

1993年からこの地でデザイン事務所を始め、フェララの美術大学教授。

 

 

 

若い頃から、インジェクションモデルの研究に取り込み、大理石の再利用、

 

 

 

天然石ディジタル技術による加工、捨て去られた石を再生し工業製品にするなど、

 

 

 

現代のイタリアが誇る大理石加工技術をふんだんに採用して作品を発表しています。

 

 

 

 

ラファエロ氏は ’マルモマック ベローナ’フェアのキュリエイターとして

 

 

 

大理石の国際会議でのレクチュアーを始め国際シーンで活躍中です。

 

 

 

 

 

 

 

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上記の作品は、’マルモマック’が各メーカーの得意とする特殊技術(ダイアモンド カット、

 

 

 

3D ウオータージェットカット、レーザーカット等)により選択して製造されています。

 

 

 

それにしても石とは思えない表面加工や、布のように滑らかなもの、どのようにカットして

 

 

 

いるのか想像もつかない複雑な作品等々、、、、、、、、世界に誇るイタリアの大理石技術

 

 

 

ふんだんに見た想いです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォーリーサローネーミラノ大学イベントIV

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このインスタレーションは’オープン劇場’と名付けられたインスタレーション

 

 

 

 

イタリアを代表すると言っても過言ではない建築家ーアントニオ チッテリオ氏と

 

 

 

パートナーパトリシア ヴィール女史のデザインです。スポンサーはコンセンティーノ社

 

 

 

先進的な建築材料を製造販売している大きな組織で、最近サローネの展示会でも

 

 

 

良く見かけるキッチン天板や家具に使われている’デクトン’ 製造販売会社です。

 

 

 

今回も’デクトン’の良さを最大限に生かしたプレゼンテーションが行われています。

 

 

 

 

 

 

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アントニオ チッテリオ氏ーイタリアデザイン界の重鎮ーコンテンポラリー家具の

 

 

 

本拠地ー’メダ’の家具職人の家で1950年に生まれ、ミラノ工科大学を卒業、

 

 

2006年からスイスと2007年からロンドンのアートスクールで建築の教鞭も

 

 

取っています、アントニオ チッテリオ氏は建築家として、日本では

 

 

エルメ二ジルド ゼニア社(紳士用ファッションのメーカー)のブティック、

 

 

宝石のブルガリの店舗設計として見る事が出来ます。ミラノではブルガリホテル、

 

 

最近近くに出来るマンダリン オリエンタルホテルの建築監修も行っています。

 

 

建築家としての存在感は勿論の事、工業デザイナーとしての成功は世界でも比類稀な活動

 

 

イタリア最高峰にて最大のコンテポラリー家具ーB&Bのデザインはアントニオ チッテリオ氏が

 

 

当初より関わり、ブズネリ氏の生存の頃、ブルガリ社との合併その後のブズネリ氏のバイバック

 

 

全てにアントニオ チッテリオ氏が関わっているのは、ブリアンザ地方では誰もが

 

 

認知している事実です、其れ位、深く工業デザイナーとして経営にも関わっている所が

 

 

アントニオ チッテリオ氏のユニークさだと思います。

 

 

 

 

 

 

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アントニオ チッテリオ氏とは、1982年にソットサスアソシエイツの

 

 

 

マルコ ザニーニ氏、クリストフ ラドル氏と来日、京都、関西方面をご案内したのが

 

 

 

初めての出会いで、それ以降ミラノで奥様のテリーデュアンさんとお子様達と一緒に

 

 

 

良く食事をしたり、ポルトフィーノの別荘に伺ったりしています。古くからの知人と

 

 

 

言う事で、いろいろな時間を共にさせて頂きましたが、やはり最初に日本を訪れた時と

 

 

 

同じく、美しい物を見た時にどこであろうとスケッチを始める姿勢と、経済の仕組みについて

 

 

 

造詣が深く経済の流れに付いて敏感なのも全く変わりません、、、、’デザインは

 

 

 

話す事ではなくデザインすることだから!’とお目に掛かっても中々デザイン論を

 

 

持ち出さない姿勢も最初の頃と変わりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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パートナーのパトリシア ヴィール女史もアントニオ チッテリオ氏と同じ

 

 

 

ミラノ工科大学卒業で、1999年から建築部門の責任者として活躍、

 

 

 

今や60名を超える建築家を有する設計事務所はミラノでもそう多くはありません。

 

 

 

サンバービラのミラノの中心部から2分くらい歩いた所に自社ビルを建設

 

 

 

外観を保護するミラノ中心部でチッテリオ事務所は独自のデザインで設計されています。

 

 

 

(これは、ミラノとしては大変貴重な希有な事実です)

 

 

 

 

 

 

 

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最初にこのプロジェクトは’オープン劇場’と名付けられていると言う話をしましたが

 

 

 

其れには意味があって、ビツエンツアにあるアンドレア パラディオの設計した

 

 

 

’テアトロ オリンピコ’のデザインにインスパイアーされたと記されています。

 

 

 

とても詩的な表現としての’オープン劇場’ですが、スポンサーの最近の傑作’デクトン’

 

 

 

マテリアルに深い意味の言葉を記して、3方向ー違った厚み(0、8 1、2 2CM)

 

 

 

で作り上げて、大きさは 17、5X 7、35X H 9、60M) の大きなプロジェクト

 

 

 

’デクトン’の素材に繊細に記された言葉は高い技術力でその表現を支えています

 

 

 

この技術はやはりスポンサー ’コンセンティーノ社’のデザイン部門ーR+D部門が

 

 

 

担当してチッテリオ達のコンセプトを具現化しています。。。。。。。詩的なまでの

 

 

 

建築家の想いと高度な技術がマッチして完成したこのインスタレーションは

 

 

 

心に深く残る作品です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォーリーサローネーミラノ大学イベントIII

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セラミック、陶磁器タイルのデザイン、製造販売で世界的に名の知れた‘MARAZZI’社

 

 

 

数限りなくあるタイルメーカーの中でもその高い製造ノウハウ、新しい技術への挑戦で

 

 

 

イタリアでも数限りないパテントを保持している事でも有名な会社です。

 

 

 

 

 

 

 

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2011年、セラミックタイル会はとしては、初めて栄誉或るデザイン賞ーコンパッソ

 

 

 

ドーロ ADIを、’SOHO ストーン コレクション’で受賞!ー工業デザイン部門で

 

 

 

セラミック会社の商品がコンパッソ ドーロ賞を受賞したのは初めてです。

 

 

 

 

 

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1996年、建築家グループー’PIUARCH’ は、ジノ ガルベリー二氏、フランチェスコ

 

 

 

フレーサ氏、ゲルマン フエンマイヤー氏、モニカ トリカリーノ女史の4名でスタート

 

 

 

今や30名を超える建築家とデザイナーを有するグループに成長しています。本社は

 

 

 

古い印刷工場を改造してミラノのブレラ地区にあります。商業空間はもちろんの事、

 

 

 

住宅、オフィースビル、ブティック、公共建築、都市計画と活動範囲は多岐に渡り、

 

 

 

2000年に完成したセスト サン ジョバンニでのローコスト住宅で、ナチュラル

 

 

 

マテリアルの復活を提唱して光と建築、アートと建築とのコラボで脚光を浴びました。

 

 

 

 

 

 

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デザイン集団ー’PIUARCH’はファッションデザイナー ’ドルチェ&ガバーナ’の

 

 

 

世界中の40を超えるブティックのデザイナーとしても有名で、ドルチェ&ガバーナの

 

 

 

本社ビルも多くの建築賞を受賞しています。

 

 

 

 

‘PIUARCH’の活動はイタリア国内に留まらず、ロシアーモスクワ、キーエフ、セント

 

 

 

ペテルスブルグでは’フォー コート ビル’と名付けられた商業スペースが、ロシアの

 

 

 

建築賞を受賞、ウクライナでも住宅と商業施設を設計、ミラノのリーバ ディ ガルダの

 

 

 

国際会議場を始め、ローマの国立博物館の設計で、2013年イタリア建築家賞を受賞。

 

 

 

 

 

 

 

 

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この作品へのメッセージが記されていますー’想像力は何層にも重なった知識と

 

 

 

文化に基づく展望を作り出す能力’ーミラノ大学のイベントのテーマ

 

 

‘ENERGY for CREATIVITY’へのいろいろな作家のメッセージがこの会場に

 

 

込められているのを感じます。。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

この会場構成に用いたられている スポンサー’MARAZZI’ のタイルは、1960年に

 

 

 

ジオ ポンティ氏とアルベルト ロッセリー氏がトリエンナーレの展示会の為に

 

 

 

デザインしたタイルを、今回のデザイン集団’PIUARCH’ が現代の技術でリーデザインした

 

 

 

タイルが使用されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォーリサローネーミラノ大学イベントII

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ミラノ大学の校内に入って真っ正面に大きなインスタレーションがあります

 

 

 

去年もこの場所を確保したロシアーモスクワの郊外’ロリュフ’に1992年に創業した

 

 

 

‘VELDO 2000′ という外壁デザイン,施工を行う会社がスポンサーです。

 

 

 

特に天然石を特殊な照明をすることによって、独特なファサードデザインをしています、

 

 

 

90年代に大きく飛躍した会社で、ロシアを始め、アゼルバイジャン、メキシコ、イタリア

 

 

 

アラブ諸国で大きなプロジェクトを手掛けています、現在は‘ST ファサード テクノロジー’

 

 

 

と言うファサード専門のデザイン事務所をイタリアに開いています。

 

 

 

 

 

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時間によって、外部の光の反射で全く違った表情をするインスタレーション

 

 

 

 

‘LIVING LINE’ と名付けれた(14X 19X 高さ4、3メートル)と大きな作品です。

 

 

 

 

’A SPACE of REFLECTION’ =(反射のスペース)と名付けれているよう、見る人により

 

 

 

 

見る人の経験からくる反応によって、いかようにも変動する外壁です。

 

 

 

 

 

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セント ペテルスブルグ(旧レニングラード)出身の’SPEECH TCHOBAN氏’

 

 

 

 

‘SERGERY KUZNETSOV氏’ はモスクワ出身ですが、2006年に長年のコラボの末

 

 

 

 

モスクワとベルリンにデザイン事務所をオープンしました。ロシア、東ヨーロッパを中心に

 

 

 

 

オフィース、商業施設、ホテル、コンドミニアムと建築物は多岐に渡っていますが、

 

 

 

 

2010年完成の ’モスクワ ビジネス センター’ ‘GRANATNY 6′-レジデンス棟

 

 

 

セント ペテルスブルグ銀行の本社ビル、 最近ではモスクワニューシティーに出来た

 

 

 

‘SECOND TOWER of the FEDERATION COMPLEX’はスケール、デザイン共に有名で、

 

 

 

‘SPEECH TCHOBAN氏は、2010年と2012年のベニス ビエンナーレのロシア館の

 

 

 

 

キュリエイターとしてイタリアデザイン界でも名前が知られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ミラノサローネの開催中、最近では本当に広範囲での展示に成るので来訪者は

 

 

 

朝早くから、サローネ会場に向かって(中心から約一時間は地下鉄等で掛かる為)

 

 

 

会場が終了する夕方からミラノの街ーブレラエリアを始めとして、ビア ドリーニ

 

 

 

 

(イタリアを代表をする家具、キッチンメーカーが並ぶエリア) 外国からの出展が多い

 

 

 

トルトーナエリア、最近若いアバンギャルドなデザインを中心に活動を始めたランブラータ

 

 

 

と体力テストのような行程で動いて、最後24時まで開催しているミラノ大学へ!

 

 

 

今年のサローネでお目にかかった雑誌社の方々がそう話されていましたが、夜はライトアップ

 

 

 

学生も少なく、静まり返った校内や中庭は神聖な雰囲気が漂っています。

 

 

 

 

 

 

 

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先ほどの、このインスタレーションのデザイナー ’SPEECH  TCHOBAN氏’ですが、

 

 

 

2012年のベニスビエンナーレのキュリエーションにより、ビエンナーレ事務局より

 

 

 

特別賞を受賞され、2013年ー’建築ドローイング美術館’ーベルリンで、‘ICON賞2013’

 

 

 

今年のミラノエキスポでもロシア館のデザインを担当しています。

 

 

 

 

 

 

 

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フォーリサローネのサテライトーミラノ大学イベントI

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6月8日を皮切りにキッチンハウス各ショールームで、2015年ミラノサローネの

 

 

 

報告会が始まります、ミラノの街に拡散したフォーリーサローネの格となるミラノ大学

 

 

 

‘ENERGY  for CREATIVITY’ の展示の幾つかをご紹介します。 ミラノ大学の校内に入って

 

 

 

すぐ目立つのが、’ROSSETTOへの記念碑’ と題された大きな作品-‘ENERGY for CREATIVITY’

 

 

 

=ポジティブな創造的な命のエネルギーを表す無限の方法の中から、

 

 

 

メンディー二兄弟は、‘素晴しく楽しい穏やかな’方法で360度回転する大きな

 

 

 

’リップスティック’をデザインしました。この小さなシリンダー(広くて柔らかい回転するペンシル)

 

 

 

を用いて行われる絵の魅惑的なエネルギー=全ての女性が毎日自分のポートレイトを作るのに

 

 

 

無意識に作動しているエネルギー, ‘ロゼット’はスポンサーである’DEBORAH MILANO’の

 

 

 

長年のベストセラーであるリップスティックの名称です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アレクサンドロ メンディー二氏とフランチェスコ メンディー二氏兄弟の作品

 

 

 

アレクサンドロ メンディー二氏については、日本でも1980年代建築雑誌

 

 

 

ドムスの編集長として有名でしたが、それ以降も ’アルキミア’の活動ー中心人物として、

 

 

 

‘おとぎ話のように美しい’オブジェや家具、工業デザインをデザインしています。

 

 

 

 

 

 

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この作品のスポンサーは、4世代ファミリ経営-100年以上の歴史を誇る化粧品会社

 

 

 

’DEBORAH’社で、イタリアミラノから世界50カ国以上のブランチに

 

 

 

ユニークな化粧品包装を始めデザイン戦略に秀でた化粧品を超えるコスメティックを

 

 

 

目指している会社です。このインテルニ誌主催のミラノ大学のイベントにもここ数年

 

 

 

参加してデザイン活動を引率しているメーカーです。

 

 

 

 

 

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アレキサンドロ メンディー二氏は 1931年ミラノ生まれと言う事なので

 

 

 

 

年齢は計算出来ますが、それにしても全く歳を感じられないデザインで、

 

 

 

 

アルキミアを創設時代、’学際性’、’複雑さ’、’論争’、’パラドックス’、’アイロニー(皮肉)’

 

 

 

今まで無かった概念でのデザインで80年代ーコッパッソドーロ賞(1954年創設

 

 

 

欧州で最も古く影響力のある国際デザイン賞)を受賞、それ以降沢山のデザイン賞を受賞、

 

 

 

世界各国の美術館に永久保存作品が残されています。

 

 

 

 

 

 

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アレキサンドロ メンディー二展が去年11月末に、ミラノのポンタッチョ通りで開かれ

 

 

 

インテルニ誌のジルダ ボヤルディー女史と待ち合わせをする時に、指定されて行った

 

 

 

ギャラリーの写真です。先ほど、’おとぎ話のように美しい’と言う表現がぴったりな作品

 

 

 

ばかり、色彩が驚く程明るく、びっくりするくらいでした。

 

 

 

 

 

 

 

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1980年代、ザノッタ社の家具を日本に輸入していた頃、ザノッタ社からアルキミア

 

 

 

 

メンディーデザインの家具を販売していた頃を思い出します、このモチーフのオブジェを

 

 

 

 

アウレリオ ザノッタ氏(ザノッタ社の創設者)商品化していました。

 

 

 

 

去年の11月にギャラリーでお目にかかったメンディー二氏は、このアクセサリーを

 

 

 

購入しようとしているミラネーゼの婦人に自分の手で首にセットしておられました。。。。。

 

 

 

 

 

 

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1989年に弟のフランチェスコ メンディー二氏と’アトリエ メンディー二’をミラノに

 

 

 

創設して以来、フランチェスコ メンディー二氏のエンジニアとしての建築への造詣の深さ

 

 

 

も加味されて、国際的な建築や大きなインテリアデザインを手掛けられます。

 

 

 

 

’暴力的な社会’に抵抗する為に、詩的領域にまで高められた

 

 

 

美的、心理学に基づいた’デザインの実験的なクラフトマンシップ’が根底に流れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザインに湧くミラノの街角

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サローネの期間中、トリエンナーレの会場ではミラノ万博のテーマに基づいての展示の事を

 

 

 

前回お話ししましたが、もう一つとても大切な展示がありました!

 

 

 

福岡岩田屋の元御曹司が現在シンガポール在住でシンガポールの若手デザイナーの

 

 

 

作品を企画、製造している会社ー ’indutry+’ を立ち上げました、今回ーサローネ初出場

 

 

 

 

 

 

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この画像は2014年9月のパリメゾンドオブジェでの光景ですが、

 

 

 

世界的椅子のコレクター 永井敬二さんの長年の友人ー‘Yoichi Nakamura’氏

 

 

 

シンガポールの若手デザイナー、クリエイターを集めて商品企画し、製造販売

 

 

 

一つ一つが、繊細で欧米のデザインとひと味違ったASEANテイストを品良く

 

 

 

ソフィスティケートして品揃え!蓮の葉をアクリルのマテリアルに閉じ込めて作られた

 

 

 

テーブル、シンガポールの ‘Olivia Lee’ の作品です。(デザイン小物が昔から好きだった

 

 

 

中牟田氏とは、30年前からミラノのクリストフ ラドル氏を通して知り合って、

 

 

 

何年かに一度お目にかかるだけでしたが、今も昔から培われた審美眼で、素晴しい仕事を

 

 

 

されていてとても嬉しくなりました。。。。。。)

 

 

 

 

 

 

 

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スカラ座の近くを通りかかったら、日本の伝統工芸を生かした小物の展示を見つけました

 

 

 

椎名香さんが、イタリアのデザイナーと日本のメーカーを繋いで新作を発表

 

 

 

和紙を使った照明器具、樽を作るメーカーと組んだ家庭用品

 

 

 

日本の素晴しい伝統が、新しい息吹と一緒に成って商品化されています。

 

 

 

詳しくはhttp://www.handsondesign.it

 

 

 

 

 

 

 

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ミラノの街は小さな通りにブティックやバールがあり、そのほぼ全てのショップで

 

 

 

サローネ期間中は何かデザインに関わるイベントを計画しています。

 

 

 

洋服のブティックに、若手建築家の家の模型が並んでいたり、さりげなく置かれた名作椅子の

 

 

 

上にジャケットが掛けられていて、デザインが生活の必須要素なのだと感じます。

 

 

 

 

 

 

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お洒落な靴屋さんのインテリアは隈研吾氏!

 

 

 

モンテナポレオーネの名店街ー今回キッチンハウスの’IRORI’の記者会見で

 

 

 

訪問されている隈研吾氏から ’ちょっと遠回りをして見に行きたいんだけど’

 

 

 

声を掛けられて初めて隈研吾氏のデザインだと発見。シックで軽やかでお洒落!

 

 

 

モンテナポレオーネ通りにふさわしいインテリアです。

 

 

 

 

 

 

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トリエンナーレの中庭、サローネ訪問は体力テストと友人に話した事がありますが

 

 

 

ブレラ美術館の中庭やちょっとした庭園が新緑に輝いてとても疲れを癒してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

キッチンハウスの’IRORI’は、ミラノ万博の開催があったので、5月24日まで

 

 

 

継続しています! 日本のいろいろな雑誌の媒体でご覧頂くと思いますが、

 

 

 

ミラノ展示の終了後はキッチンハウス福岡店に移動して、展示される予定です。

 

 

 

乞うご期待!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015-万博のオープン

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2015年5月1日ーミラノ万博は開幕しました!テーマは’地球に食料を、生命にエネルギー’

 

 

食と文化の国ーイタリア、ミラノにはふさわしいテーマです、世界の食料不足の問題、

 

 

食育の問題、遺伝子組み換え物質と言ったテーマに至るまで食料に関する全てを含んだ

 

 

広いテーマです。この画像は、サローネ期間中、トリエンナーレで行われたミラノ万博の

 

 

目的、テーマを表す展示です。(いつもはこの場所にミラノの工業デザインの歴史が

 

 

綴られていますが、今回は全てミラノ万博の為に改装されていました)

 

 

 

 

 

 

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サローネ期間中、いろいろな国や業態が各々デザインに関して展示するトリエンナーレ

 

 

 

今年はミラノ万博の為の展示で、最初のコーナーは、中世の典型的なイタリアの台所

 

 

 

食に関して定評の或るイタリアならではの調理に関する機器、道具、備品がずらり、

 

 

 

 

スペースが広いので展示物を見ていたらタイムスリップしたような感じになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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色々なキッチンのあり方の展示中に、見覚えの或るキッチンが!

 

 

 

流石、イタリアです、建築家ール コルビジェ氏のキッチンの展示がありました。

 

 

 

コルビジェの事務所で家具のデザインに携わっていた’シャーロット ペリアン女史’

 

 

 

このキッチンのコンセプトは、南フランスのマルセーユにある、集合住宅の為に

 

 

 

シャーロット ペリアン女史が担当したキッチンです。(昨年のサローネでは

 

 

 

カッシーナ社のミラノショールームで特に、’シャーロット ペリアン女史’の活躍に

 

 

 

光を当てた展示が印象的でした。)

 

 

 

 

 

 

 

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コンパクト キッチンの展示ーミラノボッフィー社のショールームでは、ジオ ポンティーの

 

 

 

 

コンパクトキッチンをアウトドア用に改造して展示されていますが、コンパクトキッチンの

 

 

 

 

原型かもしれません。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

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全くデザインが新しさを失っていない事にびっくり!機能性を追求していろいろな事を

 

 

 

 

削ぎ放つと、いつの時代にも通用するデザインが生まれるのかもしれません。。。。。

 

 

 

 

広大なトリエンナーレの会場を、これでもか!と言う位の展示品ーキュリエイターや

 

 

 

 

展示に関わった人たちの準備期間の努力は凄い物があったと思われます。(今年は

 

 

 

キッチンハウスも社歴の中で初めてサローネに出展したので、その準備の煩雑さや

 

 

 

複雑さに敏感になってしまうのかも知れません。ー嬉しいため息)

 

 

 

 

 

 

 

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いろいろなキッチンの展示がありますが、これは自動車のトランクそのものが

 

 

 

キッチンに早変わりするブースです。(ふと、今も続くイタリアの8月の夏休みー法律で

 

 

 

夏は最低3週間の休みを会社が社員に与えるーと言う事が戦後決まったようですから?

 

 

 

その民族の大移動の状況が目に浮かびました。。。。。)

 

 

 

展示各ブースのアイデアも面白いですが、その背景に或る、’見せるデザイン’への

 

 

 

配慮が、壁の色合いだったり、展示物の配置だったり、とてもイタリア的でビビッドで

 

 

 

見ていて楽しくなって来ました。。。。。。。