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2015.02.11 Wednesday

ミラノの楽園


 
 
 
 
雪こそ降りませんでしたが、零下が続いたパリを後にしてミラノへ!
 
 
 
いつも前もっての連絡をせず、ミラノのマルペンサ空港に到着したら一番に電話をする
 
 
クリストフ ラドル氏ーこのブログに何度も登場する親友ですが、今日も
 
 
テロの警備や、間違ったアナウンスで翻弄されたパリを後にして、到着早々
 
 
ミラノの楽園に! クリストフ邸です。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
インテルニ誌のアートディレクターを蹴って、今年からアーキテルチュラル ダイジェスト
 
 
のアートディレクターに移動したクリストフ ラドル氏
 
 
 
 
 
忙しい毎日の仕事が終わり、気分転換に成るのでしょう、、、、、
 
 
 
ポンタッチョ通り(御存命中エットレ ソットサスが棲んでい通り)の高級魚屋さんで
 
 
その日入ったとっておきの魚や貝類、蛸、烏賊を購入して今夜のメニューが決まります。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
いつもシンプルなテイストのお料理には隠し味が沢山!!
 
 
 
日本料理と同じですがまずは新鮮な良い材料を入手、
 
 
浸しておいた方が良いハーブや香辛料は前日から用意
 
 
ハーブや調味料もいつも新鮮な物を用意しておき、
 
 
料理を始めたら会話もせずに集中する!
 
 
 
 

 
 
 
 
 
真剣な戦いに挑む戦士のような表情を何度か見た事があります。
 
 
特に奥さんのテオドラさんが、下の階から現れてクリストフを呼ぶと
 
 
誰か知らない人のように無視状態が続きます、、、、、、
 
 
 
今日は新鮮なガンベリが入ったので、2、3時間ハーブとオリーブオイルに浸けて
 
 
庭で栽培している、セージとプーリア地方から入手したアーリオ、テオドラサンの
 
 
お母さんから送られてきたピカンテが低温で音がするくらいゆっくりと炒められて
 
 
柑橘類のジュースと少し甘めのデザートワインが最後に足されます。。。。。。。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
ドレッシングを作っていますが、その後ろに控えているソフトドリンク?
 
 
 
クリストフは毎年夏休みにラマダンのようにお酒を1ヶ月絶ちますが
 
 
去年は日本の夏を九州でエンジョイしたので美味しい大好物の和食にはやはり日本酒
 
 
それで、ラマダンがお正月開けの1月にずれ込みました。その間のクリストフの
 
 
ドリンクでした。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
クリストフが初めて日本に旅行で来日したのが1981年、アントニオ チッテリオ氏と
 
 
マルコ ザニーニ氏、ミケーレ バーロ氏が東京に到着、夜は未だ健在だった’ミカド’
 
 
ナイトクラブを経験して、その当時流行っていたディスコ、その後築地の朝市に行ったのが
 
 
鮮明に印象に残っています。。。。。。。
 
 
 
 
それ以来、イタリアミラノでは、訪問する度にエットレ ソットサス達と朝まで
 
 
呑んでいたのが昨日のようです。あまり想いで話は老けた証拠になるのでここで止めます。
 
 
 
 
エットレのメンフィス時代のランプの前にはテオドラさんが丹精に心混めて
 
 
育てられている多肉植物達! 大きな窓からの太陽の光に従順に従って伸びています。
 
 
 
 
いつ来ても、心からホットする私の楽園です!