2013.03.04 Monday
水戸芸術館での坂茂氏の展覧会
水戸芸術館にて,3月2日~5月12日まで坂 茂ー建築の考え方と作り方
の展覧会が開催されていて,昨日友人達と訪れました。
というより、坂茂氏から2日前に電話があり、明後日水戸で、展覧会とシンポジウムが
有るけどこない?とのお誘いに即答OKしてしまったので何人かの友人に声を掛けて
尋ねてきました。
この写真は展覧会が始まる所に設置されていて,歓迎の意を込めて’紙の茶室のディテール
ポンピドーセンターーメスのコンペの受賞からフランスでの活動が有名な坂茂氏
ポンピードーセンターメスの柱は(1/5)の大きさで展示されています。
ハノーバーの国際博覧会ー日本館を始め、韓国のナイン ブリッジゴルフクラブの柱
之は実物の1/3で展示されていて、スイスチリッヒのタメディア新本社は、
木造7階建てのモックアップで、接合部が楕円形でとてもキュートです。
中国の四川省の大地震の架設校舎を実寸で再現、中国本土では初めての紙の建築
女川町のコンテナ架設住宅も実寸模型を展示
阪神淡路大震災の紙のログハウス、東日本大震災で活躍した避難所用間仕切りシステム
被災地での支援活動のボランティアの方々との取り組みも発表
約1000平米の巨大展示スペースに」広大な広場もコンテナ仮設住宅の展示と
来場者を裏切らない豊富な展示です。
意匠、デザインのみに徹するのではなく、自然災害と如何に関わり生きていくか?
問われる昨今、建築の可能性、建築家の仕事や拡張する役割、そして何が出来るかを
坂茂氏の活動を通して模索する展示会でした。
寸分惜しんで自分の生き方に真摯に立ち向かう坂茂氏の活動が一望出来ます。
若しお時間が許せばいらしてみて下さいませ。。。。。
弊社キッチンハウスも無印のキッチンで坂茂氏と取り組み
日本の住環境向上に努力協賛されて頂いております!