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2013.01.13 Sunday

ミラノインテリショップ-2013


 
 
 
 
2013年年明けのミラノインテリアショップです。
 
 
 
ファッションのメッカーミラノですが、ユーロ不況が深まる中、
 
 
モンテナポレオーネ通りに空き店舗が見えたり、早くからバーゲンが始まったり
 
 
していますが、インテリアショップの方はショールームを回る限り元気そうです。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
以前 ’BENOVA'というキッチンショップが有った所には ’MODULNOVA'
 
 
という違ったベネト地方のキッチンショールームが出来ていました。
 
 
 
 
 
ガルバルディー駅の周辺の新規再開発の話は以前しましたが、どんどん新しい建物が
 
 
完成していて、住居+オフィース,それにショッピングセンターが出来つつ有ります。
 
 
ドイツのポーゲンポールのショールームも大きな面積で其の再開発地域に出来て、
 
 
このコルソ ガルバルディーのエリアも随分,インテリアショップが増えて来ました。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
アジアの郊外型の大きなアパートメントと大して変わらないデザインの建物
 
 
 
 
古いミラノの街を好きな人達にはちょっと抵抗があるかも知れませんが
 
 
経済効果は抜群で,再来年の万国博覧会に向けて少しでもインフラが進み、
 
 
雇用の機会が増えて人々の生活には貢献している訳です。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
アガペのショールームにもありましたように,ベッドルーム、バスルーム、
 
 
キッチンと住む人の要望に従って後からデザインして作り込むケースが多いのか?
 
 
スケルトンで契約するケースが多いのか?兎に角近くには住設関連のショールームが
 
 
増えているのが現状です。
 
 
 
 
以前、あまりバスタブに浸かるという習慣が無かったミラネーゼも、色々な情報に寄って
 
 
バスルームにはバスタブ!という要望が増えたそうです。(ボッフィーのセールスの
 
人から聴きました)
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
キッチンハウスが30年前システムキッチンを日本で製作する折に、
 
 
 
追い付け追い越せと目指したのが,ブルトハープのキッチンだという事を
 
 
 
もう定年で辞められましたが,キッチンハウスに長く勤めた方から伺いました。
 
 
 
 
 
無印良品のアートディレクターとしても有名なグラフィックデザイナーの
 
 
 
原研哉氏が家を建てられた時、お金を掛けたのは,ブルトハープのキッチンを入れた事だけ!
 
 
と話されていた事を思い出しました。。。。。。。
 
 
 
 
コンクリートの打ちっぱなしにも、古いロマネスクの建物にも、
 
 
このキッチンはデザインで決して負けない存在感を持っているのでしょう、、、、、、