2013.06.20 Thursday
椅子のコレクター永井敬二さんと行く小浜
初めてお目にかかってから30年を超えますが、世界的な椅子のコレクター永井敬二さん!
唐津の洋々閣という老舗の旅館に育たれたので趣味の良さは小さい頃から、
いつの頃こらこんなにデザインされた椅子を集められたのか?
‘扶養家族’ーと呼ばれる位沢山の家具達が所狭しと倉庫に並びます。
今日は久しぶりに九州におられた永井敬二さんを訪ねて長崎ー雲仙の小浜に来ました。
長崎空港に迎えに来て頂きまずは最初のランチ
小浜と違う方向に行く事30分位、山の中の道を進みます。
静かな田園風景の中に、小麦粉も自分で植えて栽培した物を使ってのピザ
蒔きも山から自分で切り出し物を使って焼いてくれます。
気が遠くなるような作業に、新鮮な喜びを感じます。。。。。
何から何まで自分で栽培して,採取し完成するピザ
のんびりした窓からの風景と、熱々のチーズが焦げた香りで、
都会暮らしの垢が抜けた感じです。
イタリアのアグリツーリズモー農家を利用して敷地に一部宿泊施設が有り、
農業を手伝う事も出来れば、長期滞在も出来るシステム
このオーナーも将来は、アグリツーリズモを作りたいそうです!
小浜には永井敬二さんの永年の友人ー城谷耕生さんがデザインスタジオを開いています。
城谷耕生さんはイタリアで長くインダストリアルデザインを勉強して
帰国された後、東京のカッシーナの家具売り場に置く小物をデザインしたり、
陶器のメーカーと組んでシンプルな日常使いの食器をデザインしています。
温泉が出て日本の正式な田舎の風景を保っている小浜
でも若者の都会志向には歯止めがかけられず、過疎化が進んでいます。
元々,小浜出身の城谷さんは其の問題に真っ正面から戦って、
古い民家を改造して自分のデザインした小物や、世界中から集めたインテリアグッズを
展示販売している素晴らしい空間を作りました!
’刈水庵’
小浜の温泉街を抜けて山の方にゆっくり歩いて行くと辿り着きます。
竹やぶを借景にとても美しい風景が続きます。。。。。。。