2021.04.08 Thursday
東吉野のデザイン集団
世界的な椅子のコレクターの永井敬二さんと吉野の維鶴木工に
伺いました、永井さんのスーパーレジエラと、キアバリのジオ
ポンティの椅子のオリジナルになった原型等が修理の為に
この工房に来て居ました。藤川拓馬さんは大阪育ちで、ただ
吉野杉、檜に惚れてこの地に根をはることにしたそうです。
旅館の椅子の注文を貰ったと言う事で、永井敬二さんにディテールを
相談して居ます、これはぴったりのアドバイスを得られると思います。
右下のお酒の盃を吉野杉で、木のろくろを回して製造されて居ます。
また車で30分くらい、吉野山に近ずいたら、若者がクリエイティブな
活動を共同でする’オフィスキャンプ’と言う民家を改造した事務所
大変簡素にシンプルに纏められています。センスの良さを感じます。
奈良近鉄の広報を担当されて、奈良の深い魅力を発信されています。
このお洒落なギャラリーの上の吉野山を見渡せるカフェーで
お昼を頂きました、やはり奥大和で活動しておられる工業デザイナーの
展示です。照明もインスタレーションもとても気が利いています。
'MINNE'は、若いご夫妻で、ご主人は家具、木工を、奥様はパティシエで
ケーキやクッキーを作って売っておられます。都会から来た
若者が多いこのエリアで、こんなケーキ屋さんがあるのはとても
癒されるようです。地に足を付けて、しっかり目的に向かって
歩いている若者の姿に、とても新鮮な嬉しい気分になりました。
日本もこれから、良い方向に行くような気になります。。。。。