2012.06.28 Thursday
心温まるB&B I
夏の季節がやって来ました、今まで旅行した中でも印象的なB&Bをご紹介します。
南イタリアのサルデニア島
かなり大きな島で,飛行場が二つあります。
オルリー空港の傍には,世界的なリゾートー’コスト スメラルダー’があり
世界中のお金持ちがヨットで立ち寄る事で有名です。
イギリスのダイアナ妃が、スキャンダルで報道されたのも一昔前
今回ご紹介するのは、カリアリと言うもう一つの空港からのアクセスです。
カリアリはマグロの一本釣りで有名ですが、リゾートとしてはとても静か
ここ’ポエシリア’はカリアリから,俣船に乗り乗り換えてたどり着きます、
プロテクトされた場所に密かに見つけました!
道の入り口には関係者以外立ち入り禁止のサイン
道なき道をゴトゴトと進みます。
またサインが進入禁止!訪ねる人を拒んでいるかの様子です。
もう諦めようか?と思った瞬間に、母屋から大きな手を広げて歓迎してくれたのは
オーナーのピエロさんとシモーネさん
ピエロさんはプロの写真家で,素晴らしい写真集を出しています、
この自然保護でプロテクトされたエリアを購入したのは30年前だそうです。
友人は皆気違い扱いをしたとか、、、、、
今では前から家を持っている人でないと立ち入れないエリアになったそうです。
サルデニアは場所の関係で、ギリシャ時代からいろんな為政者が統治して来て
未だテンプルや、遺跡が色々な所に残っています。
ここは、お部屋に続くリビングルーム
B&Bと言っても長く滞在する人達がターゲットなので、
ダイニング、リビング、テラスととても広々しています。
暮らすように旅をする!
日常から少し離れて,何が一番大切か?
自分自身に聞いてみる貴重な時間かも知れません。。。。。
客間のリビングの壁にあったピエロさんの若い時の写真
マグロを抱えています!
いろんな事にチャレンジしてこられたのでしょう、、、、、、、
若い頃からの経験がとても美しい表情に残っています。
そして今も若い頃に負けない位夢とビジョンに向っておられます。
到着した時に廻りを説明して下さった時の光り輝いている表情
険しい山を、3人の友人と一緒に歩道を造ったこと!
其の道を辿ってみると、透明に輝くサルデニアの海が、
プライベートビーチとして待っています!
見渡す限りの海に時々現れるヨット
視界にはそれしか入って来ません。
福岡の椅子のコレクターの永井敬一さんが陶芸家の中里さんとよくマグロを
食べにサルデニアに訪れる事を思い出し、魚屋さんを訪ねました。
サルデニアでは、魚の生をあまり食べないと聞いていましたが、
港の近くに隣がトラットリアになっている魚屋さんを見つけました!
昼休みの終わる4:30まで店が開くのを待っていたら、
おもむろにご主人が現れて、今釣れたマグロをさばいていたと見せてくれました。
彼らはトロの部分を食べないのでとても安く分けて、隣のトラッテリアで
レモンとピンクの塩で頂きました。
奥さんが作ったという、レモンチェロと一緒に!
至福の時を過ごしたのを思い出します!
必ずまた訪ねたい所です!