2020.12.17 Thursday
ミラノの友人ダニエラさんがAmbrogio d'Oro賞受賞
ミラノ市に貢献した著名人が頂く、名誉あるAmbrogio d'Oro 賞を
ミラノで一番親しくしている友人、ダニエラさんに贈られました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Ambrogino_d%27Oro
ダニエラさんの長女の結婚披露宴をこの空間で行われた時、
受付の前に、黒いメッシュのドレスで立っていたダニエラ、
新婦の母親としてはどうなのかしら?と聞いて見たら、
’娘が相手を見つけたので、私もフィッシイングしなきゃ!’
だから魚の網のようなドレスを着ているとのこと!
いつも本当に、奇想天外なジョークに包まれているダニエラさん。
初めて会ったのは、このロビーで、ミラノサローネ時
何処へ行こうか?悩んでいたら、ダニエラさんから話しかけてくれ
アドバイスしてくれました、どちらからですか?と聞くと、’ここ’
という事で、このグランドホテルのオーナーと知りました。
それから30余年になりますが、一度、改装のために
3年くらい閉め、再オープンしたら、全く以前と同じインテリア
同じスタッフが迎えてくれました。
改修中、ダニエラさんの手配で何処かで働いていて貰って、
改修後、全員呼び戻された様子です。
コロナの影響で、ミラノ市から許可を取って、外に席を作っています、
とてもお洒落な設えで、ダニエラさんのセンスがすべてに反映しています。
いつも気さくでユーモアたっぷりのダニエラさん、指差しているのは
友人宅のキッチンで、秋の風物、白トリフー彼女の大好物。
ジョゼッぺ ベルディーは晩年このホテルのスイートルームで
過ごされたそうです、その頃は、前の道路を運転する車の
スピードを落として、彼への心配りが、ミラノ人のしきたりに
なっていたようです。。。。。。スカラ座から歩いて2、3分
部屋には、往年のスカラ座の指揮者やスター達の名前が記されています。
このコロナの影響で、長く閉めていたホテル、とても心を痛めていた彼女
でも、この受賞は彼女の心を癒してくれるでしょう、、、、、、