サローネでは有名なキッチンメーカーや家具のショールームを

 

まわるのが忙しく、’RAW’へは行けないのですが、コロナ後の

 

ニューノーマルライフを的確に表現している気がします。

 

 

 

 

 

 

イタリアの田舎に行くとこのようなインテリアを沢山見ますが、

 

’RAW’　はデコラティブなだけではなく、何故か？ホッとする

 

インテリアです。それはどこから来ているのか？ゆっくりこの空間にいて

 

感じてみることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなり色々な色を使って、違う柄も組み合わせられていますが、

 

やはりこれは、センスが光っているのが分かります。

 

’RAW’が出来た頃は、もう少し金属の錆や、真鍮を使った家具が

 

目立っていた気がします。コロナも表向きは治った現状では、

 

ゆったり時間が流れるこのようなインテリアが求められるのでしょう。

 

若い頃、村野藤吾氏がデザインした東京高輪プリンスホテルの室内を

 

見に行った時の事を思い出しました。デコラティブなデザインを

 

センスよく纏めるのは、かなり力量がいる気がします。

 

今までモダンな世界を追い求めていたので、ちょっと気になるインテリアです。