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2023.09.28 Thursday

リッツウェル糸島工場

 

 

キッチンハウス福岡ショールームの人工植栽の位置決めに伺って、

 

最近気になっていた ’リッツウエル’ の糸島工場の事を聞き、

 

やって来ました、博多市内から50分くらいのリゾート地の様な

 

糸島! 海が見える素晴らしいロケーションです。

 

 

 

 

 

 

家具の90パーセントを二代目社長がデザインされている

 

との事で、工場の入り口には、手書きのデザイン図が飾ってあります。

 

社歴は35年で、先代が福岡で家具製造を始められた様です。

 

 

 

 

この会社の事は、イタリアのグラフィックデザイナーから聞いて、

 

ミラノで展示された時の、このテーブルがとても気に入られた

 

様です、このテーブルは、蒲原潤斎さんのデザインで、無垢のモクを

 

裏からだけではなく、天板の上からも削っています。凛とした

 

とても日本的なデザインだと思いました。

 

 

 

 

 

 

木部は外部の協力工場で製造され、布、革の貼りをする工場です。

 

什器もグレイに塗り替えられて、工場内もとてもデザインされています。

 

 

 

 

 

革のベンチも、この長さの革は取れないので、真ん中でついで

 

おられますが、全く上からは分からないです。

 

 

 

脚と座の接合部分のビスは中に収めて、上から座を張り、

 

ビス等は全く見えない様にディテールに拘って作られています。

 

 

 

 

働いておられる青年達は’この仕事が好き!’という表情で、

 

楽しそうに働いておられます。福岡の工場から引っ越したスタッフも

 

海の側の風景に満足顔! 初夏には蛍も美しい川も流れていて

 

福岡市内から引っ越された事に感謝されている様子でした。

 

 

こんな素晴らしい工場で出来た家具! 北欧朝の椅子にアレルギーのある

 

私もすっかり惚れ込みました。。。。。。。