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2024.03.22 Friday

トリエンナーレ美術館マルコ氏来日

 

 

トリエンナーレ美術館のマルコ サンミケーリディレクターが

 

来日して、エットレ ソットサスのデザイン メタファーの展覧会の

 

件で、石橋財団の石橋 寛理事長に連絡をして、面会しました。

 

丸の内の、元ブリジストン美術館=アーティゾン美術館に伺いました。

 

 

 

 

アクシスのオープニングにメンフィスを立ち上げたばかりの

 

エットレ ソットサス氏を招聘された時の写真です。

 

私も母の船舶偽装金物の会社のショールームをアクシスに

 

オープンしたばかりで、その様子をまだしっかり覚えています。

 

 

 

 

左側がマルコ氏、右の座って居られるのが、石橋 寛理事長

 

立って説明しているのが、田畑クリエイティブディレクターで

 

アクシスビルオープン当時に、アクシス誌の編集長をされていて

 

お目にかかったのは40年前で、時の経過の早さを感じました。

 

アーティゾン美術館は現在の石橋 寛理事長の代で、デザインの

 

収蔵を増やされている様子です。

 

 

 

 

 

倉俣史朗氏の椅子が沢山並んでいます、アーティゾン美術館が

 

倉俣史郎氏の作品を一番多く所蔵されている様です。

 

先日の倉俣史朗氏の展覧会にもアーティゾン美術館所蔵の

 

作品が沢山貸し出されていました。

 

 

 

 

翌日は九段のイタリア文化会館で、マルコ氏は ’イタリアと日本の

 

デザインの相関関係’を具体的に色々な作品を通して話されました。

 

大変興味深い内容で、楽しかったです。デザイン、美的感性、

 

味覚での共通点は見つかるのですが、イタリア人と日本人の生き方

 

考え方の違いは知れば知るほど感じます。。。。。。色々な要因はあると

 

思いますが、私は個人的に、教育が大きいのかな?と思います。

 

例えば、イタリアの多くの人達は ’どうすれば楽しく生きられるか?

 

幸せになれるのか?’に重点を置きます、快楽主義だけだと言う訳ではなく、

 

その中に仕事にも、幸せを追求する、仕事に自己実現の可能性を求めるので

 

より積極的に、真摯に、真の幸せを探す姿勢を感じて嬉しい想いをすることがあります。

 

日本人もそうですが、’ねばならない!事が多い?’ 、生きにくい側面も?

 

そうは言うものの、この講演会にも、倉俣史朗氏の展覧会にも多くの

 

若者が参加されていたので、頼もしいものを感じました。。。。。。

 

 

 

 

 

隈研吾氏を訪問、’クマモノ展’ をトリエンナーレ美術館で

 

開催したら楽しいだろうな〜と言う想いで、ご紹介しましたが、

 

隈研吾展は勿論の事、隈研吾氏が関わって居られる北九州の

 

美術館とトリエンナーレ美術館とのコラボレーションの可能性に

 

進展しました。マルコ氏は大喜びです。

 

 

 

 

隈事務所をご案内頂いて、事務所の窓から国立競技場が見えました。

 

この競技場の設計を経て、益々世界的にご活躍の様子です。

 

 

 

 

 

隈研吾氏の打ち合わせ室には、私がノバ時代のイタリアの椅子が沢山。

 

隈研吾氏がポストモダンの建築で、建築界から干されていた時期、

 

キャッシュを持ってよく、乃木坂のショールームにいらして

 

今日は、ジョゼッぺ テラニー二の椅子を買うよ! と集めて頂きました。

 

 

 

 

天下の隈研吾氏個人のデスクです。。。。。。。

 

人柄が忍ばれる風景です。