2025.02.16 Sunday
組子に魅せられて!
2019年谷口吉郎氏の子息、谷口吉生さんによって
旧オークラ ホテル ロビーが再現に成功しオープンしました。
いつ行ってもゆったりと静かに受け入れてくれるデザイン。
天井まで伸びた、’麻の葉模様の組子’
障子には後ろの樹木の影がうっすら映って’日本に生まれて幸せ’
照明器具、家具、建具、柱の金具、全てが保存されて、原寸を測って
作り直された装飾の数々、、、、かなり低い座高の椅子が長時間の滞在に
少しの安らぎをもたらしているのを感じます。
今回のリニューアルで、新しくされた組子。
真ん中の葉の部分が枠の地組より短くなってデザインされた
当初のままに、再現されたようです。
https://sadakenbi.com/example/okura.html
円柱の組子を元に、シャンデリアや照明器具にしている
村山伸一氏の工房、2月27日の京都’TOKINOHA’見学後に
弊社広報のメンバーと訪問する予定です。
https://sadakenbi.com/example/okura.html
日本の伝統工法で、色々な工房がありますが、上記の工房は
若者が多く、コンピューターを使って、円柱にカットする技術を
より新しい組子との取り組みを進めている様子です。
九州の列車ー’ななつほし’にも、沢山の組子が仕込まれています。
工業デザイナーーの水戸岡 鋭治氏によって表現される’和’
https://yui-tabitokurashito.jp/livings/reading/2477/?srsltid=AfmBOoqC-jfH-7V9-p-3DlEPU2Tv-MPe3_em1_HoJ3rX_yhhFnQoZs2n
キッチンハウスでは、キッチン内の照明を開発しよう!
と言う企画が持ち上がって、吹きガラス、ごく細金属メッシュ
色々な素材が検討されている中、日本の伝統を生かした組子の
照明もありか?と、、、、、、
新しくなったホテルオークラ最上階からは千葉の海が一望です。
近代的なビルの中の日本の伝統、静かに受け継いで、次世代に
繋げて行きたいです。キッチンハウスショールームでの
新しい試みに乞うご期待!