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2025.04.28 Monday

ミラノデザインウィークのハイライト=ミラノ大学

 

 

ミラノデザインウィークのハイライトはやはり、ミラノ大学!

 

デザインウィーク開催前日、世界100ヵ国のジャーナリストを

 

招聘してのプレスミーティングです。言語も英語、ドイツ語に

 

訳してイヤホーンで聴くことが出来ます。今年選ばれたクリエイターが

 

一人ずつ、短時間コンセプトを話すことが出来ます。

 

 

 

 

 

今年のミラノデザインウィークは晴天に恵まれて、

 

爽やかな20度くらいの気温で、毎年の大雨や、雹が降る厳しい

 

天候とは打って変わってのラッキーな日が続きます。

 

 

 

 

 

この数年、招聘されている、日本の隈研吾氏をして、

 

’中国のプロジェクト最高の建築をしている’と紹介する

 

馬 ヤンソン氏の作品です。ミラノ大学の中庭に、アマゾンが

 

スポンサーで、素晴らしい展示を見せてくれます。

 

 

 

 

 

記者会見会場の前のスペース

 

2015年キッチンハウスは隈研吾氏にデザインを依頼して

 

’囲炉裏’を発表しました、同じ場所です。

 

現在は、キッチンハウス筑波ショールームの多目的棟に

 

美術館の様に、展示されています。

 

 

 

 

 

もしかしたら、サローネ会場よりも多い集客?と思う位に、

 

朝10時から夜11時まで開催されている期間中、いつも大勢の人で

 

賑わっています。小さい子供さん連れの入場も多く、小さい時から

 

世界中のクリエイターの作品に実際触れることが出来るのはとても

 

大きな事だと思います。最初、ミラノ大学という事で、学生側、

 

教授陣側と軋轢もあった様ですが、今では両者歩み寄って、

 

コンサートをしたり、大変盛り上がっています。その全てが、

 

インテル二誌のジルダ ボヤルディー女史の采配です。

 

記者会見には毎年、ミラノ市長も、政府の高官も出席されて

 

ミラノデザインウィークの経済効果を褒め称えておられます。

 

 

 

 

 

 

各パビリオンに長蛇の列が出来ますが、みんな静かに順番を

 

待っています。年齢に関係なく、かなり刺激的なイベントで

 

夜には、各作品に、ライトアップされて、表情を変えるのも

 

楽しみの一つです。夜は入り口に警備員が経ちますが、大きな

 

問題があった事は聞いたことがありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年、インテル二誌70年の記念式典がミラノ大学であり、

 

編集長のジルダ ボヤルディー女史に、ミラノデザインウィークの

 

実際的なクリエイターとして表彰状が送られました。

 

数年前は、ミラノデザインウィークの経済効果を生んだ

 

生みの親として、’ミラノ名誉市民賞’を送られています。

 

 

 

写真右ー小さな体で、80を越えようとするジルダ ボヤルディー女史

 

どこから、そのエネルギーが生まれてくるのか?

 

いつも楽しそうに、生き生きしているジルダ女史。

 

彼女のエネルギーに触れるのも、このイベントの楽しみです。。。