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2014.05.06 Tuesday

音楽大学を改装したホテルーオランダ アムステルダム


 
 
 
 
 
オランダのアムステルダムで、建築家ー坂茂氏のプリツカー賞授章式が6月中旬に有り
 
 
友人と共にお祝いに駆けつける事に成り、友人達のホテルを探しに来ました。
 
 
 
 
’Tablet'というブティックホテルのサイトをマレーシアの友人から教えてもらって
 
 
調べた所、100年続く音楽大学の建物をイタリア人建築家ーピエロ リッソーニ氏の
 
 
デザインで改装したホテルと、オランダの人気デザイナー マルセル ワンダー氏の
 
 
ホテルが推薦されていました。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
コンセルバトワール(音楽大学)の建物は本当に素晴らしく、ホテルにするのには
 
勿体ない気がします、重厚な造りに,手作業で埋め尽くされた床、壁、天井!
 
うっとりするディテールです。時間をゆっくり掛けて造られた建物は本当に
 
落ち着きます。
 
 
 
 
 
 
アムステルダムはデザインのメッカなので、ちょっと拘り方も違っています。
 
メインストリームに成ったマルセルワンダー氏の独特のインテリアの世界ではなく
 
かなり禅に近い、ミニマリズムのピエロ リッソーニ氏のインテリア!
 
重厚な建物とのコントラストが素晴らしい。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
お洒落なヘルスクラブに照明を落としたスイミングプールがあり、
 
倶楽部の入り口には、リッソーニ氏らしいオブジェがありました。
 
 
 
世界的なスパブームでこちらでも、色々なセラピーや癒しの時間を演出しています。
 
独特のルームフレグランスやアロマの香りがそこにいるだけでリラックス出来ます。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
色々な物語が育まれたコンセルバトワールの廊下や階段
 
象嵌された大理石の床や壁はピカピカに磨かれています。
 
 
 
古い扉の真鍮の金具を少し歳のとった給仕が丁寧に磨き込んでいました。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
裏の出口には、音楽大学に因んでバイオリンが下がっています、
 
 
去年改装が終わったばかりの美術館、ゴッホ美術館が立ち並ぶエリア
 
 
メインブランドは全て揃うブランド街も直ぐ近くです。
 
 
 
 
 
次は今年のミラノサローネでも大活躍のマルセルワンダーデザインのホテルに
 
 
脚を伸ばして見ましょう。。。。。。