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2011.04.18 Monday

今年の話題―エルメスの家具達


 
 
 
 
今年の話題はやはりエルメスの家具の到来!
 
 
 
坂 茂氏が電話をくれました、オープニングへの招待です。
 
 
 
坂 茂さんがいつも紙の紙菅を持って、’これで建物を建てたいんだよ!’と盛んに訴えていたのは
 
 
今からどの位前でしょうか?多分30年くらいは経つでしょう、、、、、
 
 
 
 
それが今では世界を代表する建築家になって、、、、、、、
 
 
ポンピドーセンターのメッツのオープンの次はエルメスの家具のインスタレーションです。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
左から、坂 茂氏、中央がインテル二の編集長 ジルダ ボヤルディー女史、坂さんの
 
フランスの仕事のパートナー ジャンピエール氏。
 
 
 
このオープンには家具のデザインを担当した、エンゾーマリ氏、 アントニオ チッテリオ氏
 
世界中のデザインの関係者達が集まっていました、たぶん今回のサローネのビッグイベント
 
になるでしょう!
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
家具はとても精密に作られていて、デザインも素晴らしいし、革のステッチもハンドバッグと
 
同じような熟練された職人の手仕事を感じさせていて、それは素晴らしいです。
 
 
 
やはりファッションのトップメーカーの仕事を感じます。
 
 
 
イタリアでのデザインの最高のポジションにある、チッテリオ氏とエンゾーマリ氏、
 
人選にもかなりの紆余曲折があったと伺いましたが最終的な仕事は素晴らしいです。。。。。
 
うっとりする仕上げに、誰かが口にする値段を聞きそびれてしまいました、、、、、
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
左がこのサローネを世界で一番大きな、一番重要な、一番話題を集めるイベントにした
 
 
立役者―ジルダ ボヤルディー女史、いつも絶やさない笑顔の奥に計り知れないエネルギーと
 
 
夢が詰まっているのを感じます。。。。。‘デザインの世界じゃ無かった彼女をここまで育てたの
 
は、彼女のヒアリングの凄さと探究心!’と友人のクリストフ氏が教えてくれたのを思い出します
 
クリストフ ラドル氏は、インテル二誌のアートディレクターですが、いつもジルダ女史の
 
飽くなき探究心を褒めています。いつも、エットレ ソットサス、アンドレア ブランジ氏から
 
新しいデザインのアイデア、コンセプトを聞き、それを紙面に具現化していったと、、、、、、
 
 
 
そして、サローネでは街でのデザイン活動を率先して動かして行き、大学でのイベント
 
お城でのインスタレーションを実現し、2、3年前、ミラノ市から名誉ある勲章を授章されたと
 
か、、、、、、、、屈託の無い笑顔の奥に秘める情熱に感動します。
 
 
 
 
 
右は、グランドホテルのオーナー、ダニエラ ベルタツイオー二女史、
 
 
老舗のオーナーの4代目として事業を大きくしていく反面、現代アートの育ての親でもあります。
 
 
いつも彼女のファンで、憧れています。
 
 
去年の夏、上海の60階にあるオープンバーで、隈研吾氏とドリンクをしていたら、
 
 
少し離れたところで夜景を見ていたフランス人の男性に声を掛けられていました、、、、、
 
 
いくつになっても魅力的なダニエラさん。いつも一緒にいて話題に事欠かない素晴らしい女性!
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
中央の紳士はピンツー氏と、ダニエラが教えて下さいました。
 
 
70年代、活躍したインテリアデザイナー(言葉は違っていました、クライアントに素敵な空間を
 
演出する仕事!!と言っていました)
 
 
アントニオ チッテリオ氏が丁寧にご案内されています。
 
 
 
会場は、素晴らしい家具、インスタレーションで一杯ですが、
 
 
それにふさわしい素敵な方達で一杯でした!
 
 
デザインの都ミラノに乾杯!