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2012.09.20 Thursday

サンジェルマン大通りのキッチン+家具ショールーム


 
 
 
 
 
ブズネリファミリーにバイバックされたB&B
 
 
 
投資会社が入って宝石のブルガリと一緒に成った直後は
 
オランダのマルセルワンダーやイギリスの若手デザイナー等
 
新たなデザインがちょっとB&Bの雰囲気を乱していたような気がしましたが
 
ブズネリーファミリーがコントロールするようになった去年の夏位から
 
アントニオ チッテリオがしっかりアートディレクトするようになりました。
 
 
 
 
パリのインテリアも少し変化があり、ミラノやインドネシアのバリで展開されている
 
ブルガリホテルのディテールを思い出させる金属のパーティションが目に付きます。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
ミラノのB&Bのビア ドリーニのショールームにも良く見かけるパーティション
 
 
 
一件,感覚的に作られたように見えるパーティションもチッテリオの事務所に行ってみると
 
模型室が大きく、5人くらいの若者が色々な建築のディテールを作っています。
 
 
 
ソットサス事務所でも初めて訪問した時に、日本の設計事務所に良く有る
 
カタログ棚が無くて、模型室とそれに続くサンプル=ソットサスのデザインによる
 
ディテール室があり、色々な建築の部分が棚に有り驚いた事がありました。
 
 
 
そういう訳で、パリのB&Bのショールームもチッテリオ色が濃くなった感じです。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
ドイツのライヒのキッチンのショールーム
 
 
経済的な豊かさからか食に興味を持ちだしたドイツ人のキッチン
 
 
やはりキッチンで暮らす!というテーマが追究されている様子です。
 
 
 
日本の東京だけではなくヨーロッパの都心部のマンションの大きさもやはり限られるので
 
今までのようなクローズドキッチンは少なくなって来ているようです。
 
 
 
何気なくパリに多い不動産屋サンの張り紙をちょっと覗くと
 
勿論場所にもよりますが価格的には東京の青山辺りの倍位していて、、、、、
 
高いので出されている物件が35平米~50平米とか、大きくて70平米位で
 
それではやはりアイランドキッチンにせざる得ないな~と考えたりして歩いています。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
パリはミラノよりお金持ちの外国人が良く訪問するので
 
(これはイタリアのフェンディー カーサの製造メーカーが、パリのジョルジュサンクに
 
大きなデパートのようなショールームを作ったので聞いた話ですが、ロシアや中国
 
華僑系のアジア人を対象にする場合やはりパリが一番の立地のようです)
 
例外ではなく、ジョルジュ アルマーニのカーサ部門もミラノより遥かに大きな
 
ショールームをサンジェルマン大通りに持っていました。
 
 
 
 
いつも写真を撮る時には挨拶して採るのですが、アルマーニのショールームでは
 
黒人のスタッフにノー! と厳つい顔で言われたので,表からの写真です。
 
 
 
サンジェルマン通りで撮影を禁じられたのはこのショールームだけでした。
 
 
 
パリの人らしくなく、いろんなショールームでどうぞ!とにこやかに話されたり
 
 
B&Bのハンサムなデザイナーらしい若者は自分も一緒に撮る?と冗談でした。
 
 
 
 

 
 
 
 
ポリフォームと一緒に成って益々元気になったバレンナのキッチン
 
 
 
 
ミラノではポリフォームの収納のショールームの横に独立して
 
 
バレンナのキッチンのショールームが出来た位売り上げを伸ばしている数少ないキッチン
 
 
メーカーのようです。ボッフィーのデザイン性を追究しながら,価格的には
 
 
ボッフィーの半分位なのでデザイン嗜好の若者に人気のようです。
 
 
 
 
ユーロ問題も抱えながら、フランスは健在さを誇示しているかの様子です。。。。。。。