2013.05.31 Friday
夢が羽ばたく藤岡工場
キッチンハウスの工場の敷地に、新たに隈研吾氏のディテールのギャラリーが
誕生しようとしています!
‘負ける建築’をテーマに、暴力的なコンクリートのみを使う建築に反して
自然に馴染む素材をテーマに色々な試みが世界で繰り広げられている隈ワールド
そのディテールをキッチンハウス藤岡工場のロフトにギャラリーとして
保存する企画が具体的に始まりました。
隈研吾さんの東京大学の先輩ー弊社 田島庸助社長もこのプロジェクトに
大工道具で、鍛えた開発力と緻密な製造能力を誇るタジマブランドで
建築の欲しかったけれど今まで具現化しなかった物の開発に取り組んでいます
名称ーTAJIMA ARCHITECTURAL DEVICE-'TAD'
敷地を歩く隈研吾氏
藤岡工場の近くには、広重美術館を始めとする隈研吾氏の美術館が3つあり、
最近富岡製紙工場と、富岡市の市庁舎を新たに建築設計される事になった様子です。
中国北京の再開発のように、六本木ミッドタウンが6個も入ってしまう
大きなプロジェクトにも、外壁、内部パーツの至る所に新しい素材を使いこなし
他の建築家の追従を許さないディテールがありましたが、
ここ藤岡工場の美術館では、その隈研吾氏のトライを実際見て頂けるスペースになります。
静岡県浜松市の丸八不動産の平野会長、社長親子、其の建築担当者達が
TAJIMAの新たな試みのオリジナルキッチンを集合住宅に採用して下さる事になり
藤岡工場に製品チェックにこられました。
丸八不動産の平野会長は大変な美術愛好家で、自身も祖父の代から続く平野美術館
を運営されていて、美しい物が大好きな方です、15年くらい前,以前の私の会社で
三井不動産の青山タワーにイタリアの建築家ーアントニオ チッテリオ氏の
デザインのモデルルームを作って,其のご縁で御知り合いになり、その後色々な物件に
採用されました、製品チェックはとても厳しく、目が肥えておられるので
御案内する方はちょっと緊張気味です。
日本で一社,世界でも数を数得る程の’インジェクション’の設備
キッチンの箱の製作をする折りに、部材を斜め45度にカットして
トメで纏めて特殊な機械が取り付けする装置です。
部材をダボで繋ぐのとは大変違った,一歩進んだ方法で,この特殊な接続方法が
キッチンハウスのキッチンはしっかりしている、他社とは違う!
トいった印象を与える秘訣です。
2005年のマージ以降、一個造りの工場に生まれ変わった藤岡工場、
8年目にまた新たな姿を展開しようとしています。
完璧に掃除された、各所に心使いの感じられる藤岡工場に
厳しい目をお持ちの丸八不動産平野会長も,採用のゴーサインを出して頂けました。
之からの飛躍はこの藤岡工場から始まります、
期待を一心に!
羽ばたくTADをここでまたご紹介させて頂きます!