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2013.12.27 Friday

イタリアのキッチン情報


 
 
 
 
 
イタリアを代表する最高級キッチンと云えばやはりボッフィー社
 
 
 
ボッフィー社の輸出部長ーダニエラ女史に面会が取れました、
 
長年の友人のB&B社の輸出部長をしていたパトリツイアさんが紹介してくれました
 
北イタリアの高級キッチン、高級家具はブリアンザ地方で製造されていていますが、
 
ブリアンザ、タブ社やクリアフという、キッチン,家具には欠かせない素材の
 
突き板、メラミン会社が集まっています。長くブリアンザと付き合っていると
 
各社の輸出部長が親戚だったり、役員同士が長い友人だったりします。
 
 
 
今回もパトリシアさんとダニエラさんが古くからの友人で訪問出来ました。
 
まずはダニエラ女史からボッフィーの日本での戦略の経過を聴きました。
 
ここ20年色々な会社とタイアップしたけれども難しかった様子です。
 
 
 
 
 
まずは扉勝ちーキッチンの天板よりも本体の扉が上に成っているケース
 
生まれて初めて見るキッチンです。
 
 
 

 
 
 
 
 
ヘビーデューティにも耐えられる業務用のようなキッチンーオールステンレス
 
 
上部に有る扉を閉めれば水回りもファイヤープレイスも全て隠れてステンの塊
 
 
ヨーロッパでもキッチンがオープンにダイニングやリビングに開かれた途端
 
 
日の目を見たかのようにデザインが磨かれて素材が吟味されています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
ショールーム担当のエレーナさんも直属のダニエラ部長のご指名とあり、張り切って
 
 
説明してくれました。特に気になったのは、調理機器で、ガゲナウやミーレ社と
 
 
特にボッフィー社用の機器を共同開発してオリジナルの物を使っているのが目立ちます。
 
 
突き板、メラミン等もボッフィー社用の止め柄、色を使っています。コーリアンも
 
 
コーリアンの製造メーカーと,色艶を検討し、手入れの良い素材を新開発!
 
 
 
全ての詳細に渡ってオリジナルの素材が使われています。
 
水洗金具、ヒンジ,タオル掛も全てオリジナルです。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
ボッフィーのショールームはミラノの真ん中,お洒落なソルフェリーノ通りに面していて
 
 
以前,このショールームが出来た頃は住宅が並ぶエリアでした,ボッフィーが出来て
 
 
20年近く経過すると思いますが、どんどん他の住宅を削減してショールームが増えています。
 
 
 
 
 
世界的な傾向のキッチンを中心にダイニングルーム、リビングルームが統一したイメージで
 
 
作り込まれる事が多くなったことで、取り扱う商材が、浴室、洗面、ダイニング、
 
 
収納等々, 増加したのでそれに伴い自然に増えて来ました。
 
 
 
輸出部長,ダニエラさんの説明で、ボッフィーはインテリアの総合的な提案が出来る
 
 
メーカーに変わって来ているそうです、その為、お客様がこのショールームに自宅の
 
 
平面図を持って来たら、ボッフィーのインテリアデザイナーが一番最適なレイアウトと
 
 
インテリアを提案するそうです。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
ボッフィーは不況が騒がれるイタリアのブリアンザ地方で確固たる製造の地盤を
 
 
固めて、特にアングロサクソン(イギリス、アメリカニューヨーク)で,絶大な人気を
 
 
得ているそうです。高級コンドミニアムにはボッフィーのキッチンが入ったマンションが
 
 
坪単価を挙げているそうです。。。。。。研究熱心なボッフィー社、日本のキッチンハウスも
 
 
負けずと今週二人の技術者がミラノを訪問する予定です、良い商品をサプライ出来るように
 
 
最先端の技術とデザインの勉強が主な目的です!