2017.11.21 Tuesday
ビトラー美術館
長年気にかかっていた、ビイトラー美術館、スイスに本拠があるので
スイスだとばかり思っていましたが、実はドイツの何の変哲も無い田舎町に
突如、ザハ ハディット女史、フランクゲイリー氏、安藤忠雄氏等々の建築
しかも、すべての作家が無名の頃からのヨーロッパ進出に手を染めたのがビイトラー社、
参加した建築家は後に、プリツカー賞を受賞。
特に私にとって、圧巻だったのが、フランク ゲイリーの美術館、
全体を写真に撮れなかったのが残念ですが、内部は、ビルバオのグツゲンハイムを
思い出させる複雑な設計で、光の取り入れ方がとても微妙です。
これだけの椅子の殿堂に立ち入ると、もう宗教のような強い力を感じます。
時間が永久に止まってしまって、椅子たちと私の世界が広がります。
これをブランディングと呼ぶのでしょうか? 工場内のレストランも
とてもさりげなくデザインされていて、コーヒーも、すべて吟味されています。
それでいて、どこか放っておいてくれるのどかさがあります。
すっかり虜になった1日でした。