2014.06.30 Monday
キッチンハウスショールームの小物
最近のインテリアショップやキッチンショールームのディスプレーにアンティック小物
とモダンな素材を合わせるのが目立ちます。相対した素材を組み合わせする事で
新しさを生むのだと思います。
ファッションショップでも’エイジングした小物’ ‘ビンテージな家具’
ポールスミスのようなモダンなファッションにもとても新しさを感じます。
ブリアンザに工場を持つボッフィー社のミラノショールーム
超モダンなキッチンにも古材の無垢のテーブルと、使い古されたお鍋
という事で、パリの骨董市を訪ねる事にしました。
週末は色々な所でアンティック市がやっているのですが、あまりに金額に差があり、
見極めるのが本当に難しい! それでも5カ所ばかりゆっくり歩いたらちょっと
目が慣れて、値段交渉もやってみました。。。。。。
家具のコレクター=永井敬二さんがいつもフランスのクリストフルのカテラリーを
骨董市で見つけて,ミラノのクリストフルの修理工場に入れて磨きをかけられていたのを
思い出します。。。。。。。(骨董市で見つけた古い物をまたメーカに戻して磨く)
気が遠くなる話ですが、物への拘りはこんな事が大切だと感じます。
日本の伝統的な手工芸の美しさも本当にため息が出ます、
籐の細工も大変細かく,繊細で、それでいて現代風です。
鉄錆のトレイは,そんなに高く無く売っていたので早速購入しました。
新木目が発表されたキッチンハウスのエバルトキッチンのダイニングテーブルに
錆びたトレー+水を張った鉢に草花や笹を入れると涼しげかも?
ディスプレーをしていて考えている時が一番楽しいです。
最近、ビンテージ物のアメリカ産の家具が目黒通りとかで売っていますが、
良~く見ないとちょっと懸離れていたり、流行を追い過ぎていたりして、、、、
本当に使われて経年変化したものには、ウムを言わせない商品力があります。
でも、私の仕事はこの小物を直ぐ販売するというより、キッチンを販売する為に
より具体的に感じて頂いたり、ちょっとわかり易くする為なので,決して目立ちすぎない
事も重要な要素です。
長崎の小浜を本拠地に活躍する工業デザイナーの城谷耕生さんの民家を改造したギャラリー
イタリアの修行を終えて古里に戻った城谷耕生さんの工業デザインがとても新鮮に感じます、
素晴らしい小物に出会った時には、何とも言えない喜びです!
キッチンハウスの各ショールームには,新しい色と柄のエバルトキッチンが入荷
是非お立ち寄り下さいませ!楽しい発見がお待ちしております!