2010.08.30 Monday
上海TAJIMA
今年の夏はいろんなところで刺激を受けました。
が、しかし、、、、、、、、、、
上海旅行は特にびっくりしました。。。
建物が沢山立ち並んでいるという事だけではなく、、、、、、、、
もう好き嫌いを言っている場合じゃない、アジアアンパワー!!
心を入れ替えて、勉強しなきゃ、こりゃたいへん。。。
今回は、ミラノのグランドホテルのダニエラさんがどうしても行きたいという事で、、、、
ほとんど付き添いの形で旅発ったのですが、とても勉強になりました。
ちょうど、同じ時に、TJMデザインの4代目の田島宗八店長も上海に御出張との事で、
15年前に建てられた上海TAJIMAの工具の工場に御伺いしました。
上海に乗り込んで10年、押しも押されぬ実績に輝く羽賀社長です!!
工場には650名の従業員が働いておられるとの事。
工場内を見学させて頂いたのですが、大変整理整頓が行き届き、働いている若者がみんな
幸せそうに仕事をしておられた表情がとても印象的です。
流暢な中国語でテキパキと指示をされ、状況を常にチェックしておられる羽賀社長!
それにしても15年前に、中国に工場を持たれた経営者の先見の明に感激!
そして、その経営者のもと、技術者的な管理をして、650名の社員を束ね、
そして中国各地の金物問屋に営業販路を開き、ここまで地盤を築かれた羽賀社長、
驚嘆と尊敬の入り交じった気持ちでお目にかかれてとても啓発されました。
金物問屋を見せて頂いている時に、素人ながら中国人と仕事をするのは、難しくないですか?
金銭上の問題もなく?と伺うと、爽やかな笑顔で、’人間関係を作っていますから
そのような問題は起こらずに来ました、ヤムセン!!も含めて、、、、’
と、、、、、、はははあ~(地べたに手をつく、、、、)
私もマレーシアにいたとき、華僑の人々の集まりでは、'ヤムセン’と言って乾杯したら、
入っている杯をすべて飲み干し杯を相手に見せる儀式を何度か傍観しました。
決して参加したのではないのですが、傍にいて緊張感のある乾杯だと、、、、、
中国人の凄さとしたたかさを感じたのを思い出します。
精度を要求されるレーザー墨だし器、コンマ1ミリの誤差も容認しないで製造しているのはTAJIMA製品のみ!!
24時間空調が管理されている検査室。
コンピューターが数台置いてあって、レーザーの光が空間を構成していて、、、
コンテンポラリーアートのナムジュンパイクの作品を思い出しました。
素晴らしい人に会うことは、自然の美しさの前にいるように、、、、、感動するものだと!!
再認識した上海!
とても素晴らしいひと時を過ごした上海です。