2011.04.22 Friday
ミラノのオープンマーケット
ミラノのもう一つの魅力―オープンマーケット
週に2度程、街のいろんな広場で開かれます、ここはブレラの近くのサン マルコ広場
特に野菜がいろんなところから来ていて色も鮮明で、同じトマトでも10週類くらいの
違いがあって、モッザレラチーズには、この丸い真っ赤なトマト、スパゲッティには
ちょっと長いトマト、サラダには小さめのトマト等々、、、、、、、
シンプルなイタリアリア料理にも材料の吟味は奥が深そうです。
手前の野菜がカルチョッフィー鍋に敷き詰めて、少量のオリーブオイルを入れて
被るくらいの水とイタリアンパセリを入れて煮込みます、45分位でしんなりしてとても
おいしいカルチョフィーが出来上がります。
最近東京でも、スーパーで見るようになったもののやはり本場のはおいしいです。
価格的に差を感じるのがチーズの値段、こちらでは主食に近い消費量なので、
値段もとても安いです。普段のお宅では、特別な日の夕食でない限り、パスタに始まって、
そのときのチーズとサラダで終わり! デザートがある日もあるし、果物だったり、、、、、
だからチーズの美味なのと価格もとても大切だと思いました。
特にベジタリアンではないのですが、オープンマーケットの野菜のおいしさは格別です。
細かく調べると、スーパーの方が安い様子ですが、味が数段違う気がします。
最も、シーズンの野菜を20店舗以上出ている野菜屋さんが同時にコンペをしているようなもの
なので、やはり差がでるのでしょう。
アスパラガスの上に見えるグリーンの野菜は’プンタレラ’
南イタリアの野菜ですが、今は大流行りで、細かく刻んでアンチョビのたたいたものと
オリーブで頂きます。春と秋に出て来て、よく密輸しています。
先日、東京のイタリアンレストランでもメニュ~に出て来て試したのですが、キャベツみたいな
別物でした。。。。
ある時、エットレ ソットサスのパートナー、バルバラサンが食事に招待してくれたので、
少し早く行って、ちょっとお料理を教えてもらいました、まず驚いたのが、調味料は
塩とオリーブオイルだけなのですが、塩だけでも5、6種類の塩を用途によって使い分けます。
パスタを茹でるお湯は、海水くらいの塩分ー味わってみると、ペッと吐き出す位の塩分の濃さです。
そのときは、水晶のように透明な固形の塩を使っていました。
サラダや、温野菜には、限りなく薄いピンクの粒子の細かい塩を。
お魚を塩で固めて焼く時は、粗塩を卵の白身で混ぜてお魚を覆って焼いていました。
今週末はキリスト教の祝日で、’ ボン パスクワ!!’と、言い合って御祝いしています。