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2014.11.13 Thursday

ミラノのクリストフラドル邸


 
 
 
 
 
ミラノの空港に着いて、市内までの列車の中、クリストフに到着の電話をしたら、
 
 
疲れていなかったら、蛸を茹でたのでこない?
 
 
ハイ!すぐ行きま〜す! お腹はすいてないので顔見に行きます、、、、、、
 
 
 
でも着いたら美味しそうな香りと共に、突然の電話で招待してくれるって嬉しいな〜
 
 
ホクホクした気分でうっとり幸せ顔に!
 
 
 
 

 
 
 
 
60歳にして、30年近くアートディレクターをしてきたインテル二誌を後に
 
 
 
新しい会社に買い取られたアーキテクチュラル ダイデェストのアートディレクターに転職
 
 
 
クルストフ ラドル氏ーいつもギリギリまで自分自身の可能性を追求していて
 
 
 
本当に誇らしく感じる友達です!
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
自分自身のグラフィックデザイン事務所も持っているので、多忙でしょうが
 
 
 
夕食は買い物から準備、調理まで全てクリストフの仕事です、
 
 
それを気分転換の最良な方法と考えている様子で全く疲れを感じません、
 
 
むしろ本当に楽しそうに調理をしていて、羨ましくなるくらい。。。。。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
クリストフの会社から自宅までの間に、ポンタッチョ通りがあり、
 
 
 
そこに新鮮な魚屋さん(ペスケリア)があります、
 
 
 
クリストフが行った後に訪ねると、さっきクリストフが来て’マグロを買ったからきっと
 
 
招待されるよ!今日はあまり買わない方が良いのでは?’と親切に教えてくれます。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
ファッション関係の会社勤めの美しい奥様ーテオドラさん
 
 
 
大の日本食好きで今年の夏は大半九州で過ごしましたが、
 
 
友人に美味しい和食の写真を送り続けていたら、‘もうイタリアに帰ってこないと思った’
 
 
と、冷やかされたそうですが、実は本人も真剣に悩む位の和食通!
 
 
 
 
メニューはいつもクリストフが独断で決めますが、テオドラさんが野菜と魚のフアンで
 
 
 
病気になった時だけ、お肉を食べなくっちゃ!のタイプなので魚料理が多いです。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
クリストフの友人のニューヨークのギャラリーでの展覧会のパンフレット
 
 
 
 
30年くらい前エットレ ソットサスの事務所にいたときに、バルバラ ラディーチェ女史と
 
 
 
自分たちで出版していた雑誌がありましたが、そこ頃から、印刷物の紙にこだわり
 
 
 
印刷の上下もページによって逆さになっていたり、いつも斬新な工夫が凝らされていました
 
 
 
オーストリア生まれのクリストフは1、2年働くつもりでミラノにやってきて
 
 
生涯ミラノのデザイン界で生きることになるのですが、今でもエットレ ソットサス氏の
 
 
話を持ち出して、’エットレは65歳でメンフィスを立ち上げ、ソットサス事務所を
 
 
確立した!、これからが本当に仕事人生!と力強く語ります。
 
 
 
自分が信じる、可能性を追求できる仕事を持てることが最高の幸せ!
 
 
充実したクリストフといるといつも感じる幸福感です。。。。。。