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2014.11.14 Friday

ビツエンツアを代表するアンドレア パラディオの建物


 
 
 
 
 
 
キッチンハウス福岡新ショールームの建築家ー窪田勝文氏の建築授賞式がビツエンツア
 
 
であり、ちょうどイタリアにいたので参加させて頂きました。
 
 
 
前回ご紹介したように、今回の授賞式はアンドレア パラディオの死去前年に完成した
 
 
テアトロ オリンピコの劇場でした、冬用の暖房施設が無かったので少し寒かったですが
 
 
とても感動的な授賞式でした!
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
エットレ ソットサスが偉大なイタリアの建築家の名前を挙げる度に登場していた
 
 
 
アンドレア パラディオ氏ー兎に角、一切他の建築家の存在を否定する事から
 
 
 
話が始まるエットレの建築論ーその度に’パラーディオ!’といつも大声になっていたのを
 
 
 
思い出します。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
65歳でメンフィスの活動を開始したエットレですが、そのアソシエイツとして
 
 
 
エットレの晩年まで良い関係が続いていた’アルド チビッチ氏’ー彼はビツエンツア生まれ
 
 
 
今は、ベネツイア大学で教鞭をとりながら、ミラノとビツエンツアの事務所を経営して
 
 
 
いつも大きな建築的な夢ー自然と共に共存する都市計画の夢を語っています。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
アンドレア パラディオ氏の最高傑作ともいわれる、’ロトンダ’
 
 
 
 
ベネツイアが経済的に隆盛だった頃の有力者の別宅として1566年に完成
 
 
個人的には一番好きな建物です、ビツエンツアに行く事が出来る度に訪問します、
 
 
現在、個人でこの建物を所有しているファミリーがいて、管理されているので
 
 
中まで見学できる日が週に2度程ですが、庭の部分は日中はだいたい見学可!
 
 
 
ふと、スリランカの偉大な建築家- ジェフリー バワー氏が自邸を設計する際に
 
 
庭園に置かれた沢山の彫刻はここベネト地方からも運送された様子です。。。。。。
 
 
(話が飛んでしましたが、世界のリゾート アマングループのスタートはジェフリー
 
 
バワー氏に傾倒したケニー ヒル氏達の建築家グループがその建築思想をまねて
 
 
設計したことで大きな話題を呼びましたが、脈々と建築家の子孫は作品として
 
 
継承されているのだな〜と感じます。)
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
大きなインダストリーが続くベネツイア郊外のビツエンツアには、
 
 
 
数えきらない程のアンドレア パラディオ氏の設計した建築物が並び
 
 
今でも市役所や、劇場、美術館をして管理されて、世界中の訪問者を魅了しています。
 
 
 
 
それにしても石の建築は数世紀を経ても尚その魅力で人を引き付けられる
 
 
うっとりと初秋のビツエンツアの魔力に捕われていました。。。。。。。。