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2015.07.28 Tuesday

イタリアー奇跡のマテーラ


 
 
 
洞窟の都市ーマテーラ、南イタリア、バジリカータ州にあり、地図で言うとイタリアの靴の踵
 
 
プーリア州との境にあります、ミラノへ仕事に来ていた最初の頃からマテーラの素晴しさは伺っていて
 
 
何時か行ってみたいと、、、、、、、其れが実現すると目の前に開けた世界に思わず涙が。
 
 
何と言う迫力の或る集落なのか?見た事も無い風景に圧倒されました。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
時は新石器時代に始まり、このマテーラはグラビーナ峡谷の西側斜面に2つのサッソ(岩場の居住地)
 
 
サッソとは、崖の至る所を掘り抜き、急な斜面に階段をとりつけながら、何層にもセットバック
 
 
しながら、穴蔵のような住居のこと、時代が下ると、トーフォー(カルキの多い石)
 
 
を積み上げる住居も加わって、とても迫力のある集落を作り上げています。
 
 
 
 

 
 
 
そして近代化から置き忘れられた、サッソの古い地区には貧しい農民や労働者だけが取り残され、
 
 
環境の荒廃が深刻化したようです、、、、、、その為に第二次大戦中に、大規模な都市改造が
 
 
計画されて、サッソの大半を捨てて郊外に都市住宅を分散させることになりました。
 
 
こうして人が住まなくなったサッソは、長い年月放置され、興廃の一途をたどったようです。
 
 
私が訪問した時には、既にアーティストが住み始め、マテーラ市当局も、この岩場の居住地
 
 
サッソの再生課題に取り組んで、国際コンペが行われ、世界からの注目を浴びている様子です。
 
 
 
 
 

 
 
 
いつも古い南イタリアを訪問する時には、陣内 秀信さんの本を大切に持参します、
 
 
1973年からイタリア政府のスコラシップでベネツイア建築大学に留学された時から、
 
 
時にベネツイアそして、南イタリアの集落を学生たちと一緒に測定しながら、わかり易い
 
 
文章でイタリアの美しさを書いておられます、色々な観光ガイドは出ていますが
 
 
南イタリアを旅するなら、陣内 秀信さんの本の購読をお勧めします。
 
 
限りなく美しく歴史に翻弄されて来た南イタリアは住み着きたく程、魅力が一杯です。