2018.03.25 Sunday
ミュンヘンーピナコーテク デア モデルナ
ドイツの建築家ーステファン ブラウンフェルス氏の設計
第二次世界大戦復興時、戦争の悲惨さを忘れさせるために
力を注がれた、現代アートへの傾斜、驚くばかりの美術館が
ドイツの至る所にありますが、この美術館はドイツ最大、
流石、バイエルンが誇る建築とコレクションです。
ピカソ、セルバトール ダリ、ヨセフボーイスは元より、現代アートの
常設展、建築のスケッチ、模型、グラフィックの数々、この美術館だけで、
一日居ても足りないくらいです。
地下のモダンデザイン家具のコーナーには、倉俣史郎さんのチェアー
喜多俊之さんのシャープのテレビ、柳宗理氏のバタフライチェアー
を始め、リートフェルト、ミースファンデルロイエ、ル コルビジェの
椅子達がすべてオリジナルで展示されて居ます。そう言えば大昔、
ポンピドーセンターのマリーロー女史に連れられて、ケルンの小さな
家具工房に、シャーロット ペリアンのオリジナルを買いに行ったのを
思い出します。。。。。。
エットレ ソットサスのバレンタインは勿論、
メンフィス時代の家具が横に寝かされて展示されて居ます、
寒くても、多少お料理に好き嫌いがあっても、現代アート
コレクションは、溜息が出る程素晴らしいドイツです。