2024.02.05 Monday
タイガー 立石の展覧会ーミラノのギャラリーにて
タイガー立石氏の名前は、ミラノのソットサス事務所で、アーカイブを
見た時に、エットレ ソットサスがとても気に入って、色々な
仕事を一緒にしていた様です。
去年、埼玉県近代美術館で大きな展覧会があり、改めて、
エネルギッシュなパワフルな絵画に触れてから、とても気になって
いました、ミラノにそっとさすがデザインした家に住んでいる
エレナ女史が、この展覧会に行きたいので、誘ってくれました。
https://pref.spec.ed.jp/momas/great-tiger-tateishi
カラフルで、今世界を圧巻している日本の漫画ブームの勢いを
感じます。カラフルで、これ以上ポジティブな絵は無いような
パワーを感じます。エレナ女史のご自宅のマスターベッドルームの
ベッドは、タイガー立石氏のデザインで、絵画もとても気に入り
購入を検討されていました。
1970年代、エットレ ソットサスのメンバーと打ち合わせ
されている写真も展示されていました。やはり、ソットサスは
いつも世界中の才能のあるアバンギャルドな作家を探していましたが
タイガー立石氏も、才能を認めて、色々な舞台を作っていた様です。
1941年、太平洋戦争が始まる年に、福岡県で生まれ、絵画に興味を
持ち、大学で上京、その後アバンギャルドな絵画で頭角を表す
和製ポップアートの先駆けとなり、’タイガー立石’のペンネームで
漫画のシリーズも発表されていた様です。
少し暖か日も増え、春の訪れを感じさせるミラノです。
全て見ることは出来ませんが、本当に色々な興味深い展示会や
ギャラリーがあり、とてもエネルギッシュな街です。。。。。