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2024.02.23 Friday

工業デザイナーキンズマン氏訪問

 

 

イギリス、ロンドンを中心に活動する工業デザイナー

 

ロドニー キンズマン氏、1980年代、イタリアの家具を輸入

 

していた時、ビエッフェ プラスト社に家具の製作を依頼、その頃

 

知り合いました。それから空港のチェアーを中心に、大活躍。

 

彼のやり方は世界中の空港の椅子をデザインし、製作し、10年保証を

 

する事!空港と言う使われ方が半端じゃないところの椅子として

 

デザイン、座り心地、耐久性を全て保証した椅子の提供です。

 

 

 

 

80歳を越えられたと話されていますが、いつものロンドン訛りの

 

冗談は、やはり面白く、つい昔を思い出します。コロナ前には

 

デザイナー50周年の大きな展覧会を開かれました。全ての

 

ジョークの意味が分かる訳でもないですが、、、、戸惑っていたら?

 

先にロドニーの方が笑い出してしまいます。。。。。全く昔と

 

変わらないのです、リザは私が相手するので、すっかり安堵した表情です。

 

 

 

 

10代後半に、アートスクールで知り合った奥様、リザさん

 

香港チャイニーズですが、若い頃はモデルをされていて、今も

 

とてもお洒落で年齢を感じません。この長い間、連絡を取り合って

 

いた訳ではないのですが、クリスマスカードだけ交換していて

 

それで、コロナ前に、フランスに建てられた別荘に伺う機会があり、

 

行き来が再来しました。。。。。

 

 

 

 

リビングに飾ってあった昔の二人、右の座っているモデルがリザ!

 

左は、20歳後半のロドニーです。二人ともとても素敵で、

 

若い頃、一緒に旅をすると見惚れていました。

 

 

 

お料理の先生で、本も出されているリザさんのキッチン。

 

お手伝いさんは今、里帰りの様子ですが、とても綺麗にお掃除が

 

行き届いています。お昼に伺ったので、飲茶を作って下さいましたが、

 

全くその形跡がありません。

 

 

 

 

ロドニーは若い頃、ポロを趣味にされていて、何度も見に伺いました

 

一緒に写真に写っている友人は、その後馬から落馬して亡くなった

 

そうです。。。。。大切に写真を飾って今も弔っておられる様子でした。

 

 

 

 

 

大きなお庭に面したサンルーム ’コンサバトリー’

 

冬が長く、氷点下の時の多いイギリスには必須なお部屋です。

 

家族が揃った時は、大きなダイニングテーブルで食事をされる事も

 

選び抜かれた家具の美しいこと!

 

 

 

 

 

 

 

ちょうど伺ったのが、中国のニューイヤー’コンシー ファイチャイ!’

 

当日、中国のお正月の飾り付けがあり、不思議そうに眺めていたら

 

ロドニーが、’今まで、香港、中国の事を話にも出さなかったのに、

 

最近、どうも恋しくなる時が増えたみたい!’ と。。。。。

 

私もそうよ〜と頷きました。。。。。。