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2025.09.23 Tuesday

桂離宮

 

 

松琴亭、桂離宮でも、最も格の高い茅葺き入母屋作りの茶亭。

 

この市松模様を初めて見た時、そのモダニズムに驚きました。

 

丁度、ドイツのブルトハープのカタログを訳していたら、

 

’弊社のデザインチームはドイツの建築家、ブルーノ タウトが

 

ヨーロッパに紹介した300年前に建立された’桂離宮’の

 

デザインを一番大切なデザインの指針にしています。’

 

と言う文章があり、驚きと共に感動しました。

 

 

 

 

古書院の傍に建つ月波楼は、白楽天の詩句 ’月は波心に照して、一粒の珠’

 

に因ん名付けられた鑑月のための茶亭、静かに美しい橋を

 

渡って辿り着きます。

 

 

 

 

田園風景が眺められる笑意軒を’夏の亭’、水面に映る月の鑑賞に

 

ふさわしい月波楼を’秋の亭’、梅などの花を愛でる賞花亭を’春の亭’

 

石炉を有する’冬の亭’、それぞれに趣を異にしながら、独自の趣向

 

と工夫が凝らせれた魅力的な茶屋ばかり。

 

 

 

 

 

織部灯籠、切支丹灯篭とも

 

’離宮の庭には灯籠が多い、露地を照らす足元灯籠、船遊びの時

 

灯台の役割を果たす灯籠。24基が備え付けられている。

 

中でも多いのが織部灯籠で、軸部にマリア像とも見える立像が刻み

 

こまれているのと、十字架とも見てとれる部分があり、切支丹灯篭とも

 

呼ばれる’→ 桂離宮の本より

 

庭で船遊びを!その為の灯篭。なんと優雅なのでしょう。。。。。

 

 

 

 

 

松琴亭から臨む中庭

 

松琴亭は、四つの茶室の中でも最もよく知られる’冬の亭’

 

黒く扁平な石が敷き詰められ池に突き出している。

 

先端に灯篭を設て、岬の灯台に見立てて海を演出。

 

その先の中島と石橋のつながりは、日本三景の一つである

 

天橋立に見立てたものと言われているそうです。

 

 

 

 

 

賞花亭ー離宮内で一番高い小山の上に立ち、茅葺き切妻屋根に

 

化粧屋根裏、皮付き柱のある茶屋。手前は、軽い食事を用意できる

 

厨房だそうです。キッチンもエレガントです。

 

 

 

 

ブルーノ タウトが桂離宮を世界に知らしめたと言っても過言で

 

は! 桂離宮の美しさを、簡素さの中に発見し、その中に深い

 

精神性を読み取ったタウト氏。足し算の美学の欧米と、

 

引き算美学の日本の、違いの中に、桂離宮の美に遭遇された氏!

 

深い感銘を受けられたのを感じます。1933年5月3日に到着した

 

タウト氏は翌日にも桂離宮に向かったそうです。

 

 

 

 

離宮でよく見られる雨落とし。竹細工の美しいシーンが続きます。

 

またまたすっかり魅了されて、立ち去り難く、又の来訪を楽しみに

 

美しかったひと齣ひと駒を心に刻んでいます。。。。。