2010.04.18 Sunday
サローネ情報V
ミラノの中心から、とてもうるさい地下鉄に乗って約40分、新しいサローネ会場に到着
確か3、4年前にこの場所に移転されて、以前の街に近かった会場は大きな開発の真っ最中で、
友人の家の窓からは、超高層のアパートの建設中のクレーンが見えました。
ジオ ポンティのピレリービルしか高層ビルが無かったミラノも、不動産開発の真っ最中です。
いつものことですが、不景気はどこ吹く風で、世界中から沢山の人々が集まって、
でもここ2年くらいは東洋人を見かけてもほとんどが中国人か韓国人で、日本人はとても少なくなっています。雑誌の撮影が減ったとイタリア人のカメラマンが嘆いていました。
まずはキッチンのブースに、毎年キッチンと照明が代わる代わる開催されて今年はキッチンです。
まずは楽しいキッチンから、ヨットの形をしたキッチンで、作る人も食事する人もヨットに乗っている雰囲気です。アルノからもヨット型がでていました。
キッチンだけで、4ホールあって、ゆっくり見て回るのに4、5時間は有にかかります。
キッチンの機器の展示も有り、ガゲナウの展示は工場にいるようで楽しかったです。
キッチンの形が流線型の物も沢山見かけました。真ん丸のキッチンも誕生して、
あらゆることが可能なんだな~と、、、、、
でも、引き出しの閉まり具合や、開き扉の閉まり方なんか、家のキッチンの方が精度がいい!
なんて、、、変に自社の自慢したりして、、、でもほんとにそうなんです。
使ってみないと実感しなかったんですが、今までの大工さんの作ったキッチンとはどこかが違う。歩きすぎて疲れたのか、ノスタルジーでした。
明日は元気を出してもっと見て回ります。
ところで、サローネにいらした日本の方々から沢山SOSの電話をいただいて、
アイスランドの火山の噴火で、ヨーロッパ中の飛行機が飛ばず、ヨーロッパ中の飛行場が
閉鎖になっています。それでなくても満杯のホテルはオーバーブックにいたり、飛行場で
何日も足止めされている人たちも沢山とのこと。
人ごとではなく私の友人も今夜のホテルが無く、兎に角探すことにします。