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2011.04.08 Friday

進歩するオフィースシステム


 
 
 
日本のオフィース家具会社に伺ったのはほぼ15年くらいぶりです。
 
 
 
 
以前扱っていたイタリアのアバンギャルドな家具、ザノッタを販売する為に、某オフィースメーカ
 
に営業に行ったら、そのころの担当者が、デザインを売る?それでナンボの掛け率?
 
半値から何掛け?と聞かれて、、、、、
 
 
 
家具を目方で買うような印象を受けました、、、、
 
 
 
 
それからはオフィースメーカ―と聞くとそのイメージが強くちょっと苦手でした。
 
 
でも今回訪問したメーカーは、全くその印象を覆してくれました。
 
 
 
 

 
 
 
随所に使われている天然木は杉で、オフィース環境にありがちなハイテックな金属製の
 
雰囲気を少しでも天然木で和らげるように随所に使われていました。
 
 
 
 
全て自社のデザイナーが手がけているとの事です。社内に1000人のIT技術者が働いて
 
いるそうです。全社で3000名の社員の中で1/3がITの専門家!そういう時代なのだと
 
関心。。。。。
 
 
 
 
 
 
多分に私の場合はITの技術に疎いので特に感激したのかも?知れませんが、
 
 
このIT技術を駆使したプレゼンテーションルームも見逃せません。
 
 
各商品の写真を等身大に出来て3Dでディテールを調整して見る事が出来ます。
 
 
大きな企業の商品開発室には欠かせないツールだと思いました。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
ワインの展示台は、一つのワインを手にしてそれをある所に置くと、
 
 
そのワインの名称の由来から、グレープの種類、原産地の説明、それから
 
 
一番合う料理方法などの説明が直ちに出て来ます。。。。。
 
 
 
 
 
 
お店で店員サンの説明を聞いていると買わなくてはいけない感じがしますが、このシステムだと
 
 
お客さん一人でゆっくり吟味出来てとても良い!と感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
各フロアーの廊下の壁画、芸大の女学生が書いたそうです。
 
 
 
ハイテクなビルにはとても似合って之からの発展が楽しみになります。