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2011.04.20 Wednesday

フォーリサローネのトルトーナ展示


 
 
 
 
 
トルトーナエリアが活発な活動を始めたのはかれこれ10年くらい経つかも知れません。
 
 
 
最初は若者が倉庫を借りてアバンギャルドに始めた活動でしたが今や市民権を得た大きな動きです
 
 
 
サローネに行くとまずはトリエンナーレに行って、サローネ会場、街の中心を廻って、
 
それからこのトルトーナは、避けては通れない重要な所に成りました!
 
 
 
6、7年前にアルマーニが安藤忠雄氏に建築を頼んで展示会場が出来てからこのトルトーナは
 
世界のメヂアの注目の的!
 
 
 
今年は車のMINIがミラノのいたるところで展示会を開いています。
 
 
毎年、ミラノ人達が楽しみにしている‘レクサス’の展示がここ3年見られないのが残念です。
 
 
多くの人達が、’レクサス’をTOYOTAと無関係に考えていました。それが‘レクサス’の
 
高級車のイメージ作りだったのですから、目的は達成出来た事になります。。。。。。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
キャノンのインスタレーションはとても素晴らしいです!
 
 
 
ある年は‘淋派’の長谷川等伯、尾形光琳らの日本画を完全にコピーして蒔絵にしてみせていました
 
誰もがコピーとは思わないインスタレーションで、キャノンの力を示していました。
 
 
 
今年も光が飛び交って、映像が移り変わり、見ている人達は時間を忘れて佇んでいました。
 
 
 
商業効果が目的でしょうが、もうその域を超えて人の心を掴んでいます!
 
 
 

 
 
 
 
 
この儚さ、このたおやかさは日本のかけがえの無い美しさでしょう、、、、、、
 
 
 
はかない紙の器が世界中の人達を夢中にしています。
 
 
 
 

 
 
 
3、11の日本がひっくり返る程の天災の後、地道な日本人はこうしてミラノで発表して
 
 
日本の底力を見せてくれています!(本当に嬉しいことです)
 
 
余談に成りますが、勿論今回の地震の様子は嫌でもテレビ等で見ている友人達が
 
 
必ず口にするのは、‘日本人は底力があるから必ず立ち直るでしょう、それは全然心配してない
 
 
きっと以前よりもっと幸せな社会を作れるでしょう、、、、、、’と、本当にそう信じます!
 
 
 
 

 
 
 
 
ちょっと気になるムーブメント!
 
 
 
この素材は、アルカンタラー合成皮革ですが、最近は価格的に熟れて来て良く使われる材料
 
 
 
それに気になるのは、このタグ!
 
 
 
‘ブズネリ’ーB#Bの創設者の名前です、風の便りに聞いたのですが、ブズネリさんが
 
 
ブルガリとは別のアクティビティを始めたとか?
 
 
 
飽くなきデザインの追究は終わりを知りません、、、、、、
 
 
もう少しサローネ情報が続きます、、、、、、