2012.07.20 Friday
キッチンハウス藤岡工場ショールームの夢
キッチンハウス藤岡工場で壮大な夢を語る二人
TJMデザインー田島庸助社長と、建築家ー隈研吾氏
群馬県藤岡市にキッチンハウスの工場が出来たのは30年位前と聞きます。
まず,藤岡工場にたどり着き,隈研吾氏の頭に浮かんだのが
ブルーノ タウトという建築家、当時の井上工業の井上氏がドイツから招聘して
まず藤岡の地で,建築家としての居を構えたとか、、、、、、
京都ー桂離宮を西洋に紹介した事実は大変有名ですが、、、、、、、
テーマを持った建築の美術館の構想、
併設するライブラリーの夢が大きく膨らみます!
東京から1時間少し掛かる藤岡へのアクセスにはやはり何か魅力的なイベントが必要
美術館の必要性を説く隈研吾氏
藤岡の地に縁のあるブルーノ タウト氏を中心にした建築の美術館
世界にはいろんなところで建築の美術館は存在するのですが,日本ではまだ絵画、彫刻が主
西洋に日本の自然から生まれた建築の美しさを初めて紹介したブルーノ タウト
場所原論を唱える隈研吾氏との接点を追究する田島庸助社長!
こちらは,東京大学建築学部教授から岐阜大垣のIAMAS情報科学大学院の学長
を退官された横山正先生の図書室
東京大学教授室に満杯だった書籍
ジャンルは建築、現代アートに限らず、ギリシャの哲学、各宗教論
植物学、思想論、庭、、、、、、、果てしなく広がる美しい世界
横山正先生は、其の本の中に住んでおられる気がします。
横山正氏に初めてお目にかかったのは約30年前のローマ
当時、ローマ大学の助教授で教えておられた頃、友人の建築学部の美人建築家の卵達と
ローマに訪れて一日、バチカンから色々ご案内頂いたのが最初の出会いです。
東京に戻られてからは東京大学教養学部が駒場に有り、
近くに住んでいた事から、頻繁に我が家で食事をさせて頂いたのが懐かしいです。
フィレンツエのプラト美術館から始まって、新潟県新津市美術館
大阪サントリー美術館、東京オゾン、四国の猪熊美術館を巡回した
ソットサスアソシエイツの建築展覧会!
横山正先生のキュリエーションで開催出来たのも美しい思い出です。
もしかしたらこの書物が,藤岡工場内ライブラリーに収まる事になるかも?
横山正先生が独自の方法で集められた書物の数々。。。。。。。
ローマからハンドキャリーされた大切な本達
絶版に成った貴重な江戸時代の建築学の本
多岐にわたる専門書が一同に藤岡ライブラリーに揃ったら、、、、、、
夢は果てしなく広がります!