2012.07.30 Monday
コンテンポラリー家具の工場地帯ーブリアンザから
今年のサローネで流行していた薄型テーブル
久しぶりにブリアンザの家具街にやって来ました、
以前イタリアのモダン家具を輸入していた時は、足繁く通ったものです。
ミラノからはローカル線に乗って約30分、大学が近くにあるので
学生達で朝や夕方は一杯になります。
ここブリアンザには世界的に有名なコンテンポラリー家具のB&B
ポリフォーム、カッシーナ等々が工場があり、
家具好きな人達には興奮する場所です。
(ところで最近仕入れたニュ~スに寄ると、B&Bは一時アントニオ チッテリオの仲介で
ブルガリー宝石会社がM&Aをして、創業者ブズネリ氏は引退しましたが、其の息子が
今年始めにもう一度ブズネリ家に買い戻した様子です、創業者は85歳,今は息子が
社長で、B&Bは元のブズネリ家の支配に戻りました)
今年話題だった薄型テーブルを見にデザルト社を訪問
隣はポロー収納家具会社で、ブリアンザらしい家具会社に囲まれています。
このテーブルは幅が100と110の2種類で3メートルまで長さが取れます。
天板もラミネイトあり、硝子有り、コーリアンのつや消しがあります。
最近どこの家具屋に行ってもこの薄型が主流のようです。
このテーブルは白と黒が有り、正方形の物もありました。
オフィースでも家庭でのダイニングでも素敵です。
近頃多いソーフォーにはぴったりの商材です。
椅子も薄型天板に合うようにデザインされていて、ブリアンザらしさを感じます。
やはり屋外用に家具に力を入れていました。
今年のサローネでは各社が屋外用のキッチン、テーブル、椅子を発表していました。
限りなく続くユーロ不況で、シュリンクした消費者の心を開きたいかの様子です。
ヨーロッパでは、一部の都心を除いて,大体大きな家に住むケースが多いので、
屋外の生活を楽しむケースが多い様子です。
ショールームを訪ねた後、古い友人パトリシアさん達と昼食!
隣は生まれた時から知っているお嬢様です、パトリシアさんは以前B&Bの輸出部にいて
今のメリタリアの社長の部下だったようです,,,,,,その後チッセタンタに移り
知り合いました、2000年には日本に来て代官山のヒルサイドテラスで、
チッセタンタのお披露目をしました,イタリアからやって来てプロモーションを
手伝ってくれたのが昨日のようです。。。。。。
ブリアンザを訪ねる度に連絡を取り、昼食をしました。
今の彼女は、フランスの高級食器会社のエージェントをしていて、
お互い若い時は大きな家具と取り組んだが、今は小さなオブジェクトに
とても興味がある!と意気投合しました。
2人の子供も大きくなり、上の息子は家業を継いで不動産業に、
下のお嬢さんは18歳,之から情報科学を勉強しにミラノに通って
グラフィックや広告の仕事をしたいそうです。
優しい目で子供達を応援するパトリシア!
昔の目の色を変えて働いていたときとは全く違った印象です。
今は湖の見えるオフィースで静かにエンジョイしながら働いていました。。。。。