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2015.01.12 Monday

2015年初仕事-多治見にショールーム用陶磁器を発注


 
 
 
 
 
2005年からキッチンハウスのショールームの飾り付けをさせて頂いて
 
 
今年で10年が経とうとしています、当初からお世話に成っていたのが
 
 
多治見市の’山悦’という主に業務用食器を取り扱っておられる会社
 
 
顧客は幅が広く都心のホテル、レストランそして最近はシンガポール航空の
 
 
ファーストクラスの食器もロゴを入れて1300度の釜に入れて製造されています。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
20数人で運営されている工場ですが、中心は御家族ー社長のお母様が80歳を
 
 
過ぎても、毎日午前中は会社に出勤されるようで、兄弟三人で運営されています。
 
 
早くに業務用食器に特化されたのが生き残りの秘訣だった様子で、2、3年前まで
 
 
中国製の安い陶磁器が市場に出回って、周りの工場が閉鎖に追い込まれたようでした、
 
 
最近は逆に中国為替と人件費アップで需要が戻ってきているそうですが
 
 
今度は大きな発注に対応出来る工場が閉鎖で、東南アジア、タイやベトナムへ
 
 
仕事が集中している様子です。いずれにしても後継者難と経営者の高齢化で
 
 
閉鎖する工場が後を絶たないようです、、、、、、
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
キッチンハウスはキッチンを使われるお客様のニーズに的確に応える為に色々な
 
 
工夫を重ねていますが、収納量についても、プラクティカルフロアーには、
 
 
4人家族が使われる食器をきっちり収納して、キッチンのプランを考えて頂く時の
 
 
目安を作っています。限られた最小限のスペースをより効率的に使われるかを
 
 
いろいろな具体案を作ってお見せしています。例えば、コノ字型のキッチンの角の
 
 
収納は精度の良い金物で回転して使える棚が設置出来たり、大きな引き出しには
 
 
電動のムーブが着いていたりします(年を重ねると手の力が弱くなって大きな引き出し
 
 
が辛くなりましが、これで解決)つり扉の蝶番にも軽いドアクローザーの役目を果たす
 
 
機能があり、すんなりと閉まります、勿論引き出しも同じソフトクロージングです。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
キッチン天板や、ダイニングテーブルには少しのテーブルウェアを並べて
 
 
よりイメージが湧いて頂き易いようにスタイリングしておりますが、
 
 
その食器のいくつかはここ多治見で焼かれた陶磁器です。
 
 
 
最近、フランスのメゾンドオブジェの展示会にも増えてきた’マットな陶磁器’
 
 
リモージュにも見られるようになりましたが、モダンなキッチンやインテリアには
 
 
艶が多い物より、つや消しが似合うようです。
 
 
 
ここでも試作で作られていました、早速サンプルを頂こうとしたら待った!が掛かり、
 
 
この上にコーティングをするのでテクスチュアは変わるとの事、このままが良いのですが。。。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
歴代、塗装の技術で有名なキッチンハウス、平滑度が高く、
 
 
福岡新ショールームでは屋外の景色が見事に映り込んでいます。
 
 
 
 
春には、名古屋、大阪店が大きくリニューアルする予定です、
 
 
新しくなったショールームへ是非お立ち寄り下さいませ!