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2015.06.11 Thursday

キッチンハウス福岡新ショールームーサローネ報告会



 
 
 
 
 
 
 
6月8日、キッチンハウス福岡新ショールームでサローネ報告会が開催されました、
 
梅雨入りして雨が降っていたのですが、沢山の方々がいらして下さいました。
 
 
 
今年は、キッチンハウス’IRORI'がミラノサローネに初出展したので各店共、
 
例年を超える申し込みがあり、2フロアー合わせてスライド会、
 
オープニングパーティもいろいろな工夫が施されています。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
キッチンハウス ’IRORI' は、フォーリサローネ(サローネ会場以外のイベント)
の中でも一番のハイライトーミラノ大学に初出展しました。ミラノ大学は
15世紀ー当時ミラノを統治していたフランチェスコ スフォルツフォー男爵により
人々の病院として建設された建物ー時代を経て、
ボローニャの大学に次ぐミラノ大学として
変遷して行きますが、大変由緒或る建物で、沢山のコートヤードに分かれています。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
人は ’火’を囲んで暮らして来た。
 
 
’IRORI'は’火’とともに、暮らす為の’自由なランドスケープ キッチン’である。
 
 
’IRORI'は、竹の板と鉄パイプで構成されている。
 
 
火を中心に、テーブル ベンチ 棚を好きなように足したり、引いたり出来る。
 
 
生活が伸び縮みすればキッチンも伸びちじみする。
 
 
’IRORI'を包み込む白い’繭’は、パルカナイズドペーパーという、
 
 
厚さ1ミリの特殊な紙で作られている。
 
 
しなやかな紙の帯を捻りながら織ることで’繭’が生まれる。
 
 
やわらかな’繭’の中で、’火’ を中心とした新しい生活が始まる。
 
 
隈研吾氏のメッセージより
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
去年の今頃、ミラノ大学へ出展したい話をした時、隈研吾氏が場所をどうしても室内に!
 
 
と言う要求がありました、きっと隈研吾氏の頭の中にはこのバーカナイズド ペーパーの
 
 
’繭’ があったのだと思います、、、、、、幸運なことにミラノ大学唯一の室内空間
 
 
’アウラ ホール’が確保出来たので、この展示が実現しました。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
ミラノ大学の他の展示に着いてはこのブログでご紹介しているのでご覧頂けていると思いますが
 
 
大変大きな+金属+ボリュームのあるインスタレーションが多い中、反ってこの特殊な
 
 
バーカナイズド ペーパーは捻りながら構成されていて、とても華奢な感じが、他の展示との
 
 
格差があり、好感を呼んだようです、主催者側も学生たちも準備中、手で触ったり、
 
 
親しみを感じながら見守っている感じでした。。。。。。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
今年はミラノ万博があり、例年の一週間の開催時期が大幅に伸びて5月24日まで開催、
 
 
 
今は船に乗って福岡新ショールームでの展示に移動中です。
 
 
秋にはキッチンハウス福岡新ショールームで 'IRORI' が再現される予定です。
 
 
ミラノサローネ報告会は、下記のスケジュールで開催予定です。
 
 
キッチンハウス世田谷ショールーム: 6月15日、19日 17:00~
 
キッチンハウス大阪ショールーム:  7月6日、7日 17:00~
 
キッチンハウス名古屋ショールーム: 7月9日、10日 17:00~
 
 
 
このブログで楽しい、オープニングパーティの様子をご紹介致します!