2017.05.19 Friday
ミラノデザインウィーク II
ミラノ大学のイベントは朝9時から夜11時まで開催されます、
最近は、ガードマンも各所に立っていて、大掛かりなイベントに成長しています。
この大学のシステムを考案したのが、インテル二誌のジルダ ボヤルディ編集長、
まず、この大学での来年のイベントのデザイナーをインテル二側で選択します、
その後、スポンサーを募って、(毎年大きな貢献をしているのが、アウディ社)
スポンサーとデザイナーの引き合わせを、インテル二がします。
85歳を超えても、大変お元気なアレキサンドロ と フランチェスコ メンディー二氏は、
年齢を全く感じさせない、楽しいデザインを披露
スポンサーは、Samling groupが経営するーELEGANT LIVING
スポンサーはインテル二が見つけます、スポンサー側が、展示したい内容により
デザイナーをセレクトする場合がありますが、あくまでデザイナーはインテル二が
推奨した人に限ります、お金を出しても、デザイナーにオブジェクションが出ると
展示できないケースもあると聞きます。
15世紀の病院がミラノ大学に変身して、2世紀が過ぎるようですが
コリドーも中庭もとても広々して、石の建物の持つ耐久性をしみじみ感じます。
それにしても、デザイナーの選定はすべてジルダ ボヤルディー編集長がされるそうですが
この3、4年恒例の出場となっているのが、ミラノを代表する建築家ーアントニオ チッテリオ氏
1980年代、クリストフ ラドル氏、マルコ ザニーニ氏と日本にいらして案内したのが今も懐かしいです、
その後、たいへん高明な建築家になられましたが、今もデザイナーは、クライアントに経済効果をもたらすのが
信条だととか! 素晴らしいです。
デザインウィーク開催中は誰でも入場出来るので、夕食後、エプロンを外した
奥様とご主人がゆっくり、散歩がてら寄られるケースも目にします。
学生も展示をじっくり見たり、お天気が良ければ、リラックスしている光景もあります、
本当に、デザインが生活に定着しいるのを一番感じるイベントです。
今年は、今までで、一番多くの来場者を記録した年になったようです、、、、、、、
ミラノデザインウィークの報告を続けます。