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2015.06.26 Friday

キッチンハウス上海ショールーム

キッチンハウス上海ショールームの2階が大きく改装されディスプレイに伺いました。

隈研吾氏の設計で、キッチンハウス上海ショールームがオープンして
三年の歳月が過ぎました、入り口の左側に池があり、
今回は菖蒲の葉を見つけて浮かべて見ました。

2階に上がればエバルトの新色サーモンオークののキッチン、
右側にプラクティカルなキッチンがあり、
中華料理の調理を考え火力の強い炒め物の時には、
煙をフードで吸い込むのはもとより、透明なパーティションで
ダイニングとの間を一時閉じる工夫がされています。 

飾り棚には少し華やかなゴールドのお皿をディスプレイしてみました。

根強い人気の框扉ーキッチンハウスの得意な全艶塗装です
分譲マンションの一戸当たりの面積が150~200平米ととても大きいので
キッチンのニーズも日本よりかなり大きい様子です。

扉も框扉が多い中、キッチンも框扉は人気があります。
控えめな小さなゴールドの金具。

収納も大きく使い易そうなキッチンです。

ドイツから直輸入している’エバルト’を使って、
キッチンとリビングが同じ面材で揃います。

イタリアもキッチンメーカー’バレンナ’が
収納メーカーの’ポリフォーム’にM&Aされて面材はもとより、
金具の統一で、キッチン+ダイニング+リビング空間が
一社で揃う事を目指しています。

イタリアを代表するキッチンメーカーーボッフィー社も、
今年ミラノの老舗、家具セレクトショップ’デ パドバ社’を買収したそうです!
私がイタリアの個性的な家具ーザノッタを輸入していた頃から
建築家マジェストレッティ氏がデザインした家具や
選択した家具を取り扱っていた’デ パドバ’!
憧れの家具ショップでした。。。。。。。

アングロサクソン系に人気のボッフィー社の売り上げは
ロンドン、ニューヨークに集中しているそうです。
ブリアンザのボッフィーの工場に行って、ダニエラ輸出部長に近況を伺った所、
キッチン単体での販売よりもキッチンから派生するダイニング、リビングルームの展開を
ボッフィー社が独自のデザイナーを使って提案し販売している様子です。
キッチンハウスも世界的傾向に準じてショールームを展開しています。

キッチンハウス上海ショールームの一階は、当初デザインをお願いした隈研吾氏のアドバイス
’中国では足し算のデザインが尊ばれる!’と言うコンセプトに従って作り込まれました、

キッチンハウス各ショールームでご覧頂ける’光るキッチン’も
上海ショールームでは真っ赤なLEDが光っています。

今年、この光るキッチンを販売する事が出来ました、色々中国の市場を読みながら、
次々に新しい提案を怠らないキッチンハウスショールーム!

上海へ行かれた際は是非お立ち寄り下さいませ。