2011.12.10 Saturday
最新キッチンショールーム情報―ミラノ
ミラノの街は小さいので殆ど歩き回れます。
インテリアショップはとても多くていつも訪問する度に衣替え。
そのアイデアとエネルギーにはいつも頭が下がります、、、、、、、
イタリア人に話したらきっと、‘楽しい仕事だからね!’と返事が返って来そうです。
キッチンだけでなくインテリアごと作り込む展示なので雰囲気作りが勉強になります。
この障子のような演出も素敵です。
ウェスト―ミートーイースト!東西の混合は永久のテーマ!
流線型のアイランド―夕食にお呼びした友人を、このカウンターで
ドリンクでおもてなしが出来そうです。
ご主人が日曜日にお料理を始めたら、奥様や子供達が駆けつけて
わいわいと賑やかに夕食の支度が始りそうです。
最近このアイランドをどこに行っても見かけますー’リビング イン キッチン’
台所という閉鎖的なイメージからダイニングに解放されたキッチンが増えました。
流線型のキッチンの丸い部分のディテールがとても綺麗に納まっています。
このキッチンショップは、キッチンの他に、’エコ ライフ’をテーマにした
各種の書物や雑誌が売られています!
地下ライブラリーの前には図書館のようにそこで読書出来るコーナーもあり、
かた苦しいショールームのイメージを和らげてくれています。
ミラノでインテリアショップを覗くのはまずは’ビア ドリー二’ですが、
(ブルトハープを始めB&Bや主要なインテリアショップが並びます)
この3年位前から、ミーレの家電ショップがオープンした、‘モスコーバ’
ブティックと一誌に、家具屋さん、キッチンショップが集まり始めています。
'ビノーバ’ー北イタリアのフリウリ地方ー白いワインで有名ですが、
代々続く老舗のキッチンメーカーです。私も一度訪問した事がありますが、
何代目かのオーナーの伯父さんが熱心にビノーバの魅力を語ってくれました!
ビノーバも最近はダイニングテーブルから、食器棚、テレビ台まで
リビングの領域にまで進出して来ています。
ガス台の上の’ゴトク’―お鍋を置く台ですがーとてもデザインが良く精度が高いのですが、
それまで自社で製作していました。
この写真では見え難いのですが、換気扇の部分が、吊り扉にうまく納まっています。
この会社はキッチンに付随する機器をデザインで処理するのがとても上手です。
日本では消防法とかで残念ながら実現出来ない事をさらりとこなしています。
ダダのソルフェリーノ通りのショールーム
モルテー二の収納メーカーとのコラボで、キッチン+リビングルームの展開は
御得意分野ですが、テレビ台の横に設けられた一人のリラックスコーナー
ここでは小さな一人だけのバーの設えですが、パソコンテーブルとしても
読書コーナーとしても便利そうです。。。。。。
ダダのショールームは先程お話ししたドリー二通りにも有りますが
代理店制度を取っているダダは、ソリフェリーノ通りにも最近進出。
ドリー二通りの代理店とはオーナーが違うらしくて飾り付けが大変異なります。
それにしても、キッチンメーカーと収納メーカーのコラボはイタリアではとてもポピュラー
遅れをとらじと、キッチンハウスもマノーネの収納との本格的なコラボが来年から
スタートです!
夏にオープンした大阪店と12月15日にオープンする予定の名古屋店は
その先駆けです―是非お近くのショールームにお越し下さいませ!
きっと新しい発見が御待ちしている事でしょう、、、、、、