2023.05.25 Thursday
ソットサス設計のエレナ邸
サローネも終わり、一息付いた時に、ASAAB ONE オーナー
エレナがお孫さん手作りのパスタで招待して下さいました、
80年代にエットレ ソットサス氏が設計した邸宅にお住まいです。
ミラノのど真ん中、モンテナポリオーネ通りに5分とかからない
サンバービラに、お庭付きのお宅で、お父さんの印刷工場を閉鎖した後、
現代アートギャラリーとして、ASSAB ONEを立ち上げ、来年
30周年を迎える様です。ミラノにはこの様な、現代アートの
パトロンが存在する事が素晴らしいです。デザイナーやアーティストは
その保護の元、新しい世界を展開していく事ができます。日本も第二次世界大戦前には
存在した様ですが、、、、、、、、
オーストラリアに住み、シェフになる修行を積んでいるお孫ちゃんが
今夜はお得意のボンゴレ パスタを披露してくれました。
パスタは5分茹でた後、先程のボンゴレのソースで、もう一度
絡ませて、手際良くアルデンテに仕上げていきます。
クリーミーに仕上げるのがコツとの事!
よく冷えた白ワインと舌鼓を打ちました。
今年一月に、隈研吾氏がミラノを訪問された時、限られた時間の
中で、隈研吾氏が尊敬するソットサスの設計された邸宅を案内
しました。
80年代のデザインですが、全く新しさを失わないキッチン。
隈研吾氏もすっかり魅了されていました。
トリエンナーレのソットサス、生誕100年の展覧会の折も
忙しい時間を割いて、訪問されて、持ち帰れないほどのソットサスの
オブジェをハンドキャリーされました。
今、隈研吾氏は、エレナの画廊の側に、超高層の複合ビルを設計中で、
マエストロは、イタリアでも沢山のプロジェクトを抱えておられます。
現代アートがお好きな二人は、話が弾みます。。。。。。