2010.06.11 Friday
コルビジェのパリの自邸
このベッドの高さを見て、コルビジェを思い描かれる方は相当の建築好きですね~
パリのブルジョワの住む16区にある自邸、
今は、週2回午前中だけ見学が可能です。
ポンピドーセンターのチーフキュリエーターだったマリーロ―さんが案内してくれました。
ベッドの置かれた部屋の窓から近くの公園の緑が見えるので、ベッドをこの高さにしたそうです
理屈はわかりますが、、、、、、
もし夢でも見て落ちたら、大変な怪我をしそうな高さです。
3年前訪れたフェルミ二の修道院の感動が忘れられなくて、、、、、
見学出来るコルビジェの自邸はいつか伺いたいと思っていました。
とても静かな住宅街にある建物。
外からは想像もできない程静かです。
何かの手記に奥様がお料理がとても上手だっとありましたが、、、、
とてもコンパクトなキッチン!
200平米は下らないであろう住宅にしては、とても狭いと思われるのですが、、、、、、
確かに、この字型の、良~く考えられたキッチンは、広い必要性がないのかも?
キッチンはレイアウトがとても重要ですね~
コルビジェの自邸は、とても良く管理されていて、、、、
コルビジェが亡くなって30年後にフェルミニの教会が完成したように、、、、
今年の夏には、コルビジェが水泳をしていて亡くなったカップマルタンの‘小屋’の近くにある、
アイリングレーの夏の家が一般公開される予定です。
本に寄りますと、コルビジェはある夏に、弟子であったアイリングレーの夏の別荘を借りて
奥様と過ごすのですが、、、、、、なんと!!!
弟子の家の白い壁に3カ所も大きな絵を描いてしまうそうです。。。。。
そのことでしばらくアイリングレーとは音信不通になったようです。
ちょっと興味深いサマーハウスでしょ。
公開されたら行ってみたいですね。
そのときには、マルセーユの集合住宅の中に5部屋、ホテルとして宿泊出来るところが
有るので、コルビジェのデザインのアパートに泊まってみるのも忘れられない想い出になります。
コルビジェ好きのオーナーが、一部屋一部屋買って、元のデザインに修復したそうです。
設計されたときのままの家具もキッチンも復元されています。
是非御訪ね下さいませ!