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2011.02.12 Saturday

ボローニャのダニエラのお店


 
 
 
 
 
ミラノのグランドホテルのオーナーのダニエラ ベルタッツィオ―二の友人で同じ名前の
 
ダニエラさんがオープンしたお店!
 
 
 
 
現代アートの展示が多く、この大きな照明も、ジャコポという若いデザイナ―の作。
 
 
 
お店のインテリアがとてもカラフルで、零下の冬のボローニャでは入っただけで元気になります。
 
 
 
 
10年くらい前にボローニャでお目に掛かった時は、家具屋サンのショールームを任されていて
 
ちょっと、いろいろ不満が多く退廃的なイメージでしたが、、、、、、
 
 
 
 
今回は、自分のお店を開いたので人が違ったようにとても元気に溌剌としておられました。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
前回のブログのアートフェアーの開催されているボローニャ!
 
 
 
世界で一番古い大学が出来た街で、10年前は学生が一杯で、バールがとても他の街とは違って
 
生活に密着してとても楽しそうでした。ワイングラスを持った若者が街に溢れて、笑い声が
 
こだましていました。
 
 
 
ボローニャで生まれ育ったダニエラさんにしたら、この2、3年の不況と、
 
イタリアの教育費の削減で、学生や先生の数の減少は今までに無かった惨事!
 
 
 
思ったよりお客が少なくて大変!!と言いながら、自分でお昼から色々なボローニャ産の
 
特別メニュ~を考えながらてきぱきと働きとても楽しそうです。
 
 
 
 

 
 
 
今日は、始めのディッシュがラビオリの様子で、ラビオリの皮を自分で作っていました。
 
 
 
今夜頂くのが楽しみです。
 
 
 
イタリアのどの地方でもそうですが、夕方仕事が終わって、自宅に帰る前に、もしくは帰ってから
 
夕食までに、バールに寄って、飲み物を頼むとそのバーカウンターに必ず各地方の特産物が
 
オードブルとして並んでいて誰でも手を出す事が出来ます。。。
 
 
 
そのメニュ~が充実していて、日本人の小食の人だともう之でお腹が一杯 !!
 
 
 
ボローニャのこのお店の‘アプレティボ’は、サンダニエラ(アドリアティック側の街)の
 
生ハムのスライス、小さな’ボッコンチー二’というモッツアレラチーズ。。。
 
限りなく薄く焼いたパイ、、、、、之にいろんなソースがかけられます。
 
野菜スティックに、フォルカッチョ(ピザのように上にいろいろ乗せて焼いてあるもの)
 
 
 
これを頂きながら、今日仕事場であった事や、学校での経緯を友人達と話しています。。。。
 
 
これだけ話をしたら、ちょっとは不満も解決するのでは?
 
 
 
 
 

 
 
 
ダニエラさんのお店のエントランスの待合室。
 
 
 
不況の割には、夜10時でもダイニングテーブルの席は予約で一杯!
 
 
 
しびれを切らしたお客様はもうここでスプマンテを頼んで話し始めました。。。
 
 
 
冬の雪がちらつくボローニャの夜、特に週末は人気のあるお店で朝まで過ごすのが日常の様子。
 
 
 
 
 
 
突然、ボーローニャ行きが決まったので宿を手配していなくてダニエラさんのご自宅に
 
 
友人のダニエラさんと泊めてもらいました。
 
 
 
朝4時くらいに玄関の鍵が明けられて、4、5人の人の話声が聞こえます。
 
 
 
確かレストランは出て、ダニエラさんのお宅に寝ているはずなのに、、、、、???
 
 
 
 
 
 
お店が終わって飲み足らないお客様や友人を連れて今度は自宅のキッチンでスタートです。
 
 
 
 

 
 
 
 
最初、キッチンのあるダイニングテーブルの椅子が普通の椅子ではなくソファーだったので、
 
 
ドイツのケルンで見た’リビング イン キッチン’のコンセプトだ!
 
 
と思いましたが、まさにその生活シーンをエンジョイしているダニエラさん。
 
 
 
 
ゆっくり朝が明けて行きます、、、、、、、自分のお店を持って本当に生き甲斐に燃えて
 
 
溌剌と暮らすダニエラさん!!
 
 
 
 
楽しく働いておられるのでお客様もリラックスして過ごせるのでしょう、、、、大繁盛です。