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2011.04.12 Tuesday

この世に桜がなかりせば、、、、、、


 
 
 
 
我が街、東京の一番美しい場所、最も綺麗なとき、こよなく愛する桜
 
 
 
 
これほど大きな被災、人災に遭遇するとは誰も考えておられなかったと思います。
 
 
 
被災地で今も、不自由な生活を余儀なくされている方々、愛しい家族を亡くした方々、
 
の事を考えるととても桜と浮かれてはいられません。
 
 
 
 
 
でもこうして日常のことができる幸せを感じ、明日を信じて楽しく嬉しく生きていく事が
 
何よりも明日の日本の将来にとって大切な事だと思います。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
最近小さい事でも琴線に触れるようになったのですが、この千鳥ヶ淵のお花見で、
 
 
とても良い言葉を耳にしました。
 
 
 
もう80歳を有に超えた友人からですが、、、、
 
 
 
 
’はー半分に、ひー人並みに、ふー普通に、へ―平凡に、ほーほどほどに’
 
 
 
80を過ぎても美しいこの女性の口から自然に出た教え!
 
 
 
波瀾万丈に生きてこられた方からの何気ない言葉が身にしみます。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
江戸300年、未だ未だ日本はその風習としがらみから抜け出ていない所を沢山目にします。
 
 
 
 
それは、良い場面で遭遇出来たり、、、、、他の国では考えら無い欠点として出て来たり、、、、
 
 
 
どの国も一つの政権が300年続く為には並大抵の統制では成り立たないのもわかります。
 
 
 
だから一番素晴らしく恐ろしい事は、日本人の中にその江戸時代の習慣が身に付きすぎていること
 
でしょうか?
 
 
 
 
外国の人達は、東北の被災者の方々のお行儀の良さと我慢強さを美しいと崇めます。
 
本当に立派な事です。
 
 
 
 
でも本当に口にせずに耐えた方が幸せな事でしょうか?
 
 
辛すぎて言葉にできないのはわかります。
 
 
でも、ちょっと誰かに心の奥の事を話せたら、その時、少しだけでも癒されるのでないでしょう
 
か?それは罪でもなんでもない人間の特権。
 
 
 
勿論大阪生まれの私にその意味の深さを計り知る事は出来ないのかもしれませんが、、、、、
 
 
 
心の奥で深く思っている事をシンプルに口に出す習慣は尊い事です。
 
 
 
何故ならとても強い力で解放されるからです!
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
人々の沢山の幸せな表情を見て来たこのお堀!
 
 
 
深い悲しみも、有頂天になるような喜びも、全て知って佇んでいるかのようです。
 
 
 
 
 
こよなく美しい日本!!
 
 
 
喜びの笑顔に溢れる国に戻る事を何より信じています。