2013.04.15 Monday
グラフィックのアオイフーバーさん!
このお宅を訪問してから20年は裕に経過していると思いますが全く同じ新鮮さ、
そしてもう一つの驚きはアオイさんも全く変わらずエネルギーの塊のようです!
私の友人クリストフがグラフィックの仕事に生涯をかけるきっかけ作りは
アオイさんのご主人ーマックスフーバーさんだそうです。
スイス生まれのクリストフは大学でマックスフーバーさんに習ったそうです、
コモ湖を船で遊覧する筈があいにくの小雨と冬のような寒さのせいで、
前日偶然チュッリッヒから帰られたアオイさん邸を訪問する事になりました。
イタリア側のコモから車で行くと税関の所まで迎えに来て下さって、
私達の車を見つけると小走りに駆けつけて元気一杯の笑顔!
まずは自分の仕事場のスタジオを見せて下さってそのあと暖かなご自宅に
20年前訪問したときと同じガス台付きのダイニングテーブルです、
ご主人がお鍋料理がお好きでこのテーブルで座ったまま調理して召し上がれるのが
とても快適だったそうです。今もご飯を炊いてここで食べるのがとても落ち着くそうです。
玄関の長い廊下はギャラリーに成っていてマックスフーバーさんの作品や
アオイさん,それにアオイさんのお父様も日本では初代のグラフィックデザイナーだったので
作品で一杯です。時々若い作家の展覧会も開かれるそうです。
今年の7月からドイツでフーバー+河野さんの二人の展覧会をする予定があり大忙しでした。
美しい物を小さい頃から見て育たれた感性が今も磨かれています。
マックスフーバーさんがお元気な頃,良くカステリオーニサンが訪問されて
朝までお酒を飲んでおられた様子です。。。。。。
自然の木に包まれたリビングルームでは,色々な色とデザインの家具が有りますが
とてもしっくりと落ち着いていて訪れた私達まで暖かな気分にしてくれます、
突然前日のお電話で伺った事を御詫びしようとしたら、’猫と二人でしょう,
来て下さってとても嬉しいのよ,どこにお昼に行きましょうかね?’
といそいそ!全く年齢を感じませんが、やはりお仕事を持っておられるからでしょう
御宅の中も飛び跳ねるように動いてまずは日本茶を入れて下さいました。
カスティリオーニのデザインしたレオナルドテーブルの前で
TJMデザインの田島社長も北欧の長時間座れる椅子に感慨深げです、
雨のお陰で訪問出来たアオイ邸に和歌子奥様も色々な色が有っても落ち着いている
インテリアを気に入って頂けた様子です。。。。。。。
やはり冬の長いヨーロッパならではの色使い,壁には一面の作品達!
する事が一杯で楽しくて仕方がない様子のアオイ フーバーさんです。
もうすぐミラノからサローネ情報を御知らせ致します。