2014.06.25 Wednesday
オランダの田舎町ーフーバーグ
坂茂氏のプリツカー賞授章式は今年オランダアムステルダムでしたので
訪問を兼ねて,TJMデザインの田島宗八専務は、ロッテルダム
デンハーグ の大きな街を駆け足で見学、折角の機会なので
富裕層が住むーワセナ と フーバーグを訪れました。
何世紀も前に世界の何分の一を、九州と同じ国土の大きさで制覇した国―オランダ
東インド会社の名残りを沢山感じる場面が有りますが、大都会もさることながら
オランダの田舎に不思議な光景を見ます、、、、、、
それは完全に組織化された農業の実態、政府から完全に優遇されている酪農
決して土地代がヨーロッパの中でも安い訳ではない国,オランダの田舎では
広大な面積の放牧地が目に入り、、、、、、風景としては大変長閑で,牧歌的!
世界一安いと感じられる野菜の値段ー東京のスーパーマーケットと比べるとほぼ1/3
生活必需品ー例えば、パン,肉類、牛乳、チーズ、野菜、生花等の破格値。。。。。。
チュリップの投機でお金持ちに成ったのかしら?と思われる富裕層の家々の多い一体
ミシュラン3星シェフがオーベルジュを作って10数年、
益々,人々に知られて今では予約するのに数ヶ月待つ程の賑わい、
食文化が発展していない事で有名なオランダですが、例外も多い様子です。
このオーベルジュの特徴は、ディナーの食材への拘りーオランダの地場での生産
例えば今日本でもスーパーマーケットで見るようになった’エアープランツ’
初めてこのオーベルジュでサラダに成っていました、和食でもそうですが
生まれて初めて食する食材は心ときめきます! ヘアリーなグリーンの表面に
水滴がついたような不思議な野菜。これもオランダが生んだ新野菜のようです。
自然に生えているように沢山取れる―ミントー温かいお湯を差しただけで’ミントティー’
潰して’モヒート’になり、最近はアルコールの入れない’モヒート’流行。
ハーブがふんだんにスーパーで安く売っているので最近は家庭料理にもハーブが沢山。
6月末で日中20度を越さない低温の国―オランダではお茶タイムが重要
友人の御宅に遊びに行っていると、ご両親や親戚、子供の友達がひっきりなしに
電話もせず訪問して来ます。その度にお茶タイム!
自転車で快適とは言え,走ってくると暖かい飲み物は大変有り難く、
ちょっとソファ~に描けて雑談が始まります。。。。。。。。
夏は冬とは正反対に夕焼けが夜10時頃から始まってすっかりくれるのが11時ころ、
夕食を終えての散歩や自転車ライドはとても快適!
いつも整備された牧草地や野菜畑をあくまで水平に続く自転車路+小さな歩道
(勿論自転車国ーオランダでは,自転車が優遇されています!)
福祉と社会制度が整った先鋭国 オランダ、広々と広がる空を見上げながら
人の知について深く考えさされる国―オランダ!!