2015.01.07 Wednesday
西表島のエネルギーで2015年の幕開け
日本という国は本当に細長く色々な季節が同時に味わえて、そしてどこよりも美しい!
西表島は石垣島から定期船で40分くらいですが、全く手つかずの自然が残っています、
島の90%が山でその中は日本にいるというより亜熱帯地方のジャングル
至る所に、バナナの木が花を付け、緑のバナナが豊富になっています。
ネットで見つけた3室しか無い小さな宿-日本には結構3室という手頃なサイズの素晴らしい
B&Bがあるのですが、ここ西表島にも’ティンヌカーラ’という、若いご夫妻が経営する
小さな宿が見つかりました、早速 ’山登りをしたいのですが、手軽に登れますか?’
とメールで伺ったら、沢山のガイドをしてくれる会社のサイトが送られてきました。
’いえいえ、ちょっと簡単にハイキングしたいのですが、、、、、?’ ’ここはジャングルで
慣れた人でも道に迷います!日が暮れたら、イノシシが沢山出るので危ないですよ’
沖縄の八重山諸島は大好きで、’小浜島’とか’黒島’、’波照間島’にはシュノーケリングで何度も
伺いましたが、ジャングルという感じは全く無く、自然が豊かに残るのんびりとした
イメージでしたから、ちょっとびっくり!
レンタカーをした所のおじさんが勧めてくれたシュノーケリングのプロの人が
ウェットスーツを着て、膝上までは水につかって歩く道を案内してくれました。
年末に雨が少なかったので、山からの水はそれでも少ない方でしたが、
ウェットが無いとちょっと歩行が難しいところもあり、植物も全て亜熱帯植物
太陽を求めていろいろな植物が複雑に生息している場所ーやはりジャングルです。
大きな木の根元に大きな穴があったら、あまりのぞかないで!ーイリオモテヤマネコ
の巣だったりして、夜行性のイリオモテヤマネコは昼間眠っているので邪魔しないように。
人と動物が共存している雰囲気を味わいました。
海の傍の浜辺では、誰が栽培しているのか?マンゴの木が沢山実を付けています、
誰も取らないのか?下にも実ったマンゴがそのまま落ちていたり、、、、、、
東南アジアでよく見かけるブーゲンビリアの花が咲いていたり、ハイビスカスも
真っ赤やピンク、オレンジと色とりどりに花を咲かせています。
帰る日は、夜石垣島からの飛行機だったので、西表島最西端-船浮に小さな船で到着
海は空が曇っているのに、エメラルドグリーンです!
限りなく透明な海の中には誰に触られる事も無い珊瑚礁と亜熱帯魚が泳いでいることでしょう、
静かな波の音を聞いているだけで大きな自然に抱えられているような安心感にしたれます。
この岬の先には道路も、港も何もなく、人の立ち入りが許されません、、、、、、
泊めて頂いたB&Bの方の話では、世を捨てた人たちが棲んでいるかも?と?
西表島から石垣島への定期船に乗り込んで心残りの美しい海に別れを告げます。
きっとまた戻ってきてこの大きな自然に抱かれる事を夢見ながら。。。。。。。