2017.11.13 Monday
南オランダの田舎町
友人の現代音楽のコンサートが、南オランダのデン ボシュであったので
近くの650年前に建立されたお城のある小さな村に泊まりました。
次の日には、このお城を小さな鍵を持って見学できます。至る所に説明があり、
その鍵を差し込むと、自動的に各部屋の使われ方が説明されるようにできています。
650年の中には、お城が、反逆者や、宗教の違う人たちを軟禁する
目的に使われたり、スペインに支配される時には、司令塔になったり、
第一次、第二次世界大戦では、兵舎に変化してします、その歴史を見てきた屋根は
木製で出来ていて、修復されるたびに、このような構造を保持していたようです。
お城に併設された宿舎は、お部屋が大変ゆったり出来ていて、
豊かな南オランダの文化を感じます。オーガニックな材料のみを使うレストランもあり、
小さな村の親戚の集いに使われている様子です。村が管理しているそうですが、
大変清潔で、簡素な美しさを漂わせています。
晩秋には、まだ少し紅葉した葉が木に残っていて、
強い風が吹くと、容赦なく土に落ちていきます。。。。。。
刻々変わる空の様子を見ながら、オランダの簡素な美学に心洗われます。